台湾4 花蓮の宿「クリナンホテル」
■花蓮の宿泊 4/30〜5/3「クリナンホテル/天璽商務飯店」Cullinan Hotel
花蓮市林森路126號
1泊NT$1,558(5,297円)
(※2016年GWレートNT$1=3.4円で換算)
花蓮は元々の駅のあった場所の周辺が街の中心地。現在の花蓮駅はそこから2kmくらい内陸側にあって、私は列車を利用しただけで駅前はほぼ素通り。個人旅行者は旧駅周辺に泊まる方が断然便利で、飲食店が徒歩圏内に集中している。クリナンホテルは賑わってるエリアの端っこの方だけど、有名ワンタン店や東大門夜市も歩いて行ける。花蓮駅からホテルまではタクシーを利用。料金は1kmまでNT$100(340円)で、以降230m毎にNT$5(17円)。
田舎の畑で見かけるようなお婆ちゃん運転手にメモを見せ、料金を確認して乗り込む。
少し渋滞していて15分ほどで到着。NT$140(476円)。
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■3日間宿泊して
良)諸々の匂いがしない。
良)諸々が清潔。
良)セブン近い、ショッピングセンター近い。
良)日中フロントにいる若い女性は英語が通じる。
普)朝食
普)立地
普)部屋の掃除は15時頃
難)朝晩フロントにいる若い男性たちは、笑顔で親身になってくれるけど英語が全く通じない。
難)中国人客限定で壁の薄さが気になる。中国人が同じフロアに宿泊していた日は凄まじくうるさかった。
シングルはなく、1人の場合もセミダブルかツインベッドルームかファミリールーム。
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アメニティーは風景写真の箱の中!歯ブラシやクシなどが入っている。
■朝食ビュッフェ。大当たりと大外れがあって、3日目は好きなものだけ食べた。子どもか!
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1)丸が豆沙包(あんまん)、絞ってあるのが芝麻包(練りごま餡)、長方形はあんまんの皮だけみたいな中身のない饅頭。この中身の入ってない饅頭がかなり好き。日本でも毎朝食べたい。
2)おかゆ。フツー。
3)食べたことはないけど、印鑑マットとゴムチューブみたいな味。ホントか。
4)付け合わせ系は全部辛い。パンにつける系は甘い。
5)薄くて甘いオレンジジュースと、薄くてもの凄く甘いミルクティーと、薄くてかなり甘いコーヒー。
6)マンゴープリン1番乗り!
7)上段の芭樂(グァバ)は、外側は季節外れの大根の食感、中央はゴーヤの綿の部分のような渋み。グァバってこんな味だったっけ。種も食べられると聞いたけど、全く美味しくない。ていうか、まずい。
ビュッフェは8割がハラル食。食器類も用意されている。トングは共通。こんなのじゃ無理だろうと思うがどうなんだろう。ホテル内に1日数回行う礼拝のための部屋や、礼拝前に身体を清める水場は見当たらなかった。
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■ツアーのご案内。フロントで太魯閣ツアーに申し込み、現金でNT$1,000(3,400円)を支払う。
花蓮へ立ち寄る旅行客で、行かない人がまずいない有名景勝地が「太魯閣渓谷」。台北から朝イチ列車で行き日帰り観光もできるけど、天候が心配だったので花蓮で3泊する事にした。花蓮駅から太魯閣渓谷までは1日4本のバスが出ているものの、近年は中国人客の観光バス渋滞で時間通りの運行が怪しいらしい。実際に現地で見た限りでは、バスで行ったが最後、流しのタクシーを拾えるとは思えない。バスで行ってバスで戻る場合は、1日券NT$250(850円)。
太魯閣渓谷は面積が広大なので自由に見て回るというより、ポイントに立ち寄ってもらえる現地のツアーかタクシーが一般的。ツアーはホテルで手配するか、花蓮駅前の観光案内所で申し込める。どこで申し込んでも、旅行会社系由で個人のドライバーへ依頼している感じ。料金は保険料を含む1人当たり半日NT$700(2,380円)、1日NT$1,000(3,400円)。ガイドは中国語のみ。別手配の英語のツアーは最小催行人数の設定あり。
ホテルのフロントで太魯閣ツアーについて尋ねると、「タロコ、オッケー(ニコニコ)」とパンフレットを出してくれた。が、はたと思い出した様子で「タロコ、ノオォォォォォォォォ〜(困り顔)。ツアー、ノオォォォォォォォォ〜(困り顔)。○○(聞き取れなかった)、ノオォォォォォォォォ〜(困り顔)」という。えええええ!? さっきのオッケー(ニコニコ)は!この時フロントにいた2人は英語が全然通じなくて状況が分からない。
うっそ、ツアーないの? 太魯閣ダメ? 個人で行くのは? どうしよう!花蓮に来て太魯閣に行かないのは、鳥取に行って砂丘を見ないようなもの。島根に行って出雲大社でお参りしないようなもの。能登に行って東尋坊に行かないようなもの。だって、花蓮には太魯閣しかないのに!
困り顔のフロントの人がキーボードをカチャカチャして、旅行会社のツアー画面を見せてくれた。気を利かせてGoogleの自動翻訳にしている。だっ、自動翻訳か!トンチンカンでも肝心な事さえ分かれば・・・「あなたの素晴らしい景色は非常に接近している。隣に確認なぜなら。電話をするあなたは緩やかな展開をお勧めします。」なんだコリャ!
七転八倒のジェスチャーの末、広大な太魯閣で観光客の折り返し地点となる有名な場所「天祥」へは、大規模な落石事故で行く事は出来ないが、コースの内容を変更してツアーは受け付けている、という事だ。ホントか!というワケで、翌日のツアーを申し込む。
確実にツアーを予約しておきたい人は、3日前までに台北ナビで日本語で申し込める。ガイドは中国語のみ。ツアーの内容も料金も現地ツアーとほぼ同じ。半日2,430円、1日3,530円。
http://www.taipeinavi.com/tour/341/