目玉に血だまり

一昨日の夜、まぶたの裏側が目玉に引っかかるような感覚に、もしかして? と鏡を覗くと、白目が血だまりで真っ赤っ赤!! 白目を覆う薄い結膜の下の細い血管が切れる「結膜下出血(けつまくかしゅっけつ)」というもので、心配無用。私の場合は花粉の季節には必ずといっていいほど切れてしまうんだけど、今年はなかったので安心していたら今頃やってきた。また切れたかという感じなのだが、初めてこれを見た時には、「うっそ、脳ミソ切れて血が目玉に流れ込んできちゃった? 」と心底驚いた。こないですか、そうですか。とにかく、心臓がカンカンカンカンカーン!! と早鐘を打ちまくりの衝撃だった。

目玉に血だまりという派手な見た目とは違って、痛みや痒みなどはなく、視野や視力に影響が出る事もなし。要因は分かっているような分かっていないようなで、アレルギーや物理的な刺激が引き金になるそうだ。初めて眼科医で診察してもらった時にも、アレルギーは? コンタクトレンズは? と聞かれた。金属&花粉&自分の汗アレルギー(※)持ち＋コンタクトレンズ歴25年と答えると、ああ、やっぱりという表情。それ以来、年に1〜3回くらい白目切れになっているので、眼科医もまた切れたかという感じ。「じゃ、点眼薬を出しときますんで」でおしまい。血だまりは、1週間から2週間でだんだんと吸収されて消える。

※自分の汗アレルギー
春と初夏に症状が出る「汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)」。指にポツポツと浮き上がっていた程度の膨らみが、半日程度で2ミリ〜1センチ大の水泡になり増殖。痛くも痒くもないが見た目が気持ち悪い。ていうか、歯磨きの時に歯ブラシが当たって痛い。初めはウワサに聞いた事がある主婦湿疹というやつかと思ったが、検索してみると症状が全然ちがう。私の場合は指の側面のみで手の平と甲側には出来ない。思い起こせば、以前からよく指に水泡が出来ていて、いつの間にやら治っていた。暑くなり始めた夏前に症状がでる事が分かったので、現在はまめに手洗いをして、食器洗いは清潔な綿手袋をしてからゴム手袋を着用。症状が出る頻度は少なくなっている。

話は目玉に戻って、目玉が真っ赤っ赤といっても全体的に赤くなった事はなくて、血だまりは目頭側か目尻側のどちらか片方だけ。表面に血だまりがあるわけじゃないので、ゆらゆらと移動したり目薬で流れたりという事はなし。ていうか、なんだか分からなかった最初の時には、目薬が1本なくなるくらい差しまくった。痛みはないので自分では全然気にならなくて、街ですれ違うくらいでは人には気づかれないけど、レジの人とか、銀行の窓口とか、美容院とか、至近距離だとギョッとされたり、二度見されたり、痛そうと言われたり、見なかった事にされたりと、いちいち驚かせて申し訳ないので、うつむき加減で目を細めるようにしてる。怪しいよ!!

で、最初に痛みはないと書いておいて何だけど、風と玉ねぎだけはどうにもダメ。室内にいる分には、少し目がゴロゴロとするくらいでも、外に出るとビュービュー、ビュービュー、ビュービューと扇風機を当てられてるみたいに目が乾いてきてくぅ〜とくる。そして、玉ねぎもちょっと切っただけで、剣山でザクザク、ザクザク、ザクザクと目玉を突き刺されてるような刺激にくぅ〜とくる。どんだけ玉ねぎを切ったのよ? というくらい涙がでるでる。もう、涙が巨人の星くらいの極太な勢い。

とまあ、困るのはそれくらいなので、街で目玉に血だまりがある人を見かけても心配しなくて大丈夫です。ホントかよ!! どうなってるのか気になる人のために、ほどよいボケ具合の画像を載せときました。ホラーが苦手な人のために、下の方〜にアップしてあります。

↓

↓

↓

↓

↓

↓

↓

↓

↓

↓

↓