2年前の話。寝起きにメガネをかけて顔を真下に向けた時に、ストーンと“何か”が床に落ちた。左目がおかしい。左の視界がぼやけている。左目が見えていない? うっそ、左の目玉が落っこちた。ギャー!! 頭にカーッと血が流れこんで一瞬で目が覚めた。


正面を向いている時には気付かなかったけど、メガネのフレームが割れていて、真下を向いた時に左側のレンズが外れて落ちたらしい。いやー、あの時は目玉が落ちたと思って本気で驚いた。…という事がありました。目玉はそう簡単に落ちないですか。そうですか。


http://www.ohmyglasses.jp/brands/glasses-house/frame/glasses-house-gh7006-2
というワケで、その時に購入したのがこのメガネ。



先日、鼻パッドの付け根の部分が折れてしまった。この部分だけ修理できないかと期待して購入店へ行くと、残念ながら無理。壊れたのはこの部分だけなのにもったいない。購入から3年以内なので、レンズの破損なら補償割引があるものの、フレームは対象外だった。



同色のフレームの在庫があれば、フロント部分だけを購入して、レンズを付け替えられる事が出来るそうだ。そんな事が出来るとは!! 違うタイプのフレームに買い代える場合でも、いまのレンズを加工して使える。その場合は、より小さいフレームにする必要があるので、レンズの焦点が多少ずれてしまう可能性がある。


テンプル(耳にかける棒の部分) だけを残すなら、新しくフレームを買い直した方がいい気がしてきた。料金があまり変わらなそうだし。ところが、同型の新品のフレームは10,584円で、フロント部分の交換なら4,212円と安かった。ほとんど全取っ替えな感じなのに!! 迷うことなく是非とも交換で。


調べてもらうと、同型で在庫があったのは紫色だけ。む、む、む、紫!! 黒縁・グレー・茶・紫・青の5色展開の中で、よりによって紫だけ!! 店員さんも申し訳なさそうな顔。このメガネを購入した時に、一応、全色を試着してみて、私の顔に「これだけはないだろう」と思った色が紫。他の人たちにもきっと「これだけはないだろう」と、思われて売れ残ったとみられるのが紫色。


金属アレルギーなので、肌に合う現在のプラスチックのフレームを続けて使いたい。紫色のフレームは10,584円と安くはならないけど、いまのレンズの見え方のまま付け替えられる。それよりも、違う型のフレームに買い替えてレンズを加工してもらうか。うーん、どうしよう。脳内が紫色だらけで迷いに迷う。


普段はコンタクトレンズを使っていて、メガネは短時間しか付けていないので、別に何色でも構わないのに、そうはいっても紫色のフレーム!! 目のトラブルでコンタクトレンズが使えない時もあるので、やっぱり紫は無理。気に入ったフレームだけど紫は無理。


気持ちが固まったので「別の型のフレームを新しく買いたいんですが。」と、店員さんに言うと、「他店には茶色の在庫があるので、お取り寄せできますよ。」と教えてくれた。最初からそう言ってくれよ!! 同色同型のフロント交換だけで済みました。