梅まつり

時は春休み。昨日、横浜に住む姪が遊びにきた。近場で考えて、ちょうど梅まつりが開催中の「府中郷土の森博物館」へ行く。


「府中郷土の森博物館」へは、武蔵野線南武線府中本町駅」から徒歩15分。しかし、行きは20分掛かってしまう。何故!! 途中の二手に分かれる道に案内看板があり、方向音痴の人が備え持ついつもの超感覚で、その矢印の示す道ではないもう一方の道の方が近い気がする。間違いない。こっちの方向に歩いた方が正しいはず!! ・・・結果、遠回りになったという。おかしい。その道が近道だとピピンときたのに、なぜ遠のく。



入場料は大人200円、中学生以下100円。プラネタリウムは別料金。


と、いうワケで今度は地図を信じます。パンフレットを広げて園内地図を見ると、自分たちが今いる正門が右上になっている。なんだコリャ!! どんな地図だコリャ!!



正門から最初の角を一回曲がっただけで、東西南北と前後左右が分からなくなる。えーと、右が左で前が下で、左に行きたい時にはどっちに曲がるんだ? 目の前に見える建物の配置と地図がちがーう!! 右上から下に向かって行く地図を見ながら、左下から上に向かって歩いている感覚なので脳内大混乱。北が上って誰が決めたんだ。地図を作った人は素人か!! 私が素人ですか。そうですか。地図の下側を正門にしてください。



地図を上下逆さまで見て歩く。


復元や移築した建物が10軒ある。花の季節に散策するのにちょうどいい広さ。


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「旧府中尋常高等小学校」
1935年に建設された校舎を一部復元。



「旧島田家住宅」
1888年創建の蔵造りの店。3年がかりで移築。


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「旧府中町役場」
1921年に竣工した町役場。東京都指定文化財


 
「旧府中郵便取扱所」
明治初年、府中で最初に郵便取扱所となった、旧矢島家住宅。丸い郵便窓口がカワイイ。



「水車小屋」
水車の中央部に水流をあてて回す、胸掛け式水車を再現。



馬頭観音塔」


 
「まいまいず(かたつむり)井戸」ぐーるぐるで。



「柄鏡形敷石建物跡」
柄鏡のような平面形をして、床に石を敷き詰めた形式の建物跡。縄文時代中期の集落遺跡として知られる清水が丘遺跡で発掘調査された建物跡を移設。


 
こんなものもあったり。


 
「モミジの滝」



川崎平右衛門翁像」
江戸時代の現在の府中市の名主。武蔵野新田の開発を成功させ、石見銀山の経営を立て直した。へいうえもんさん。声に出すとへふへふへふと口が回らなくなっちゃう感じで。なんだソリャ。


    
梅に遅し、桜に早し。梅の終わりの始まりの頃でした。


■博物館本館

4月30日〜5月6日まで、大國魂神社で行われる年に一度の祭り「くらやみ祭」のビデオ上映。


  
復元模型があったり。



説明書きにはコウモリ。豚じゃないのか。


    
そば処「八轟」
天ぷら蕎麦1,180円。お茶が恐ろしくまずい。この店に入るなら飲み物持参で。