メガネ

今朝起きたら、左の目玉がポロリと落っこちた。目玉が、飛び出て、ジャジャジャジャ〜ン。キャー!!


と、そんなホラーな出来事ではなく、落ちたのはメガネのレンズ。朝、ぼんやりしながらメガネを掛けたところ、左のレンズがフレームから外れポロリ。レンズを支えてるフレーム部分がパックリ割れていた。いや〜、急に片方の視界がぼやけるものだから、本気で目玉が落っこちたのかと思った。思いませんか、そうですか。


日常生活はコンタクトレンズなので、メガネは朝コンタクトを装着するまでと、お風呂前に外してから寝るまでの間だけ。矯正後の度数は0.1程度の弱めに作っているので、メガネで外出するのは、結膜炎等でコンタクトが使えない時くらい。そんなワケで、10年に1回くらいしか作り替えておらず、このメガネはまだ3年くらい。それなのになんで壊れる。早すぎだろ。フレームも夏バテか!!


コンタクトレンズでは破損や紛失の補償があるので、メガネでも何か割り引きがあるかもよ〜、だってまだ3年だし!! との期待を込めて、念のため保証書を探してみると、「とりあえず片っ端から挟んでおくファイル」に、ちゃんと残ってた。エライぞ、私。紛失はダメだけど、新しいメガネの総額から割引の補償があった。ラッキー!! 前回作ったのは、平成19年6月21日。1年以内なら80%割引、2年以内なら50%割引、3年以内なら20%割引になり、今は22年9月9日・・・惜しい!! 壊れるのが3ヶ月遅いんだよ、コンチクショー!! ああもう、6月の上旬に壊しておけば良かった。アホか。


ともかく、メガネがないと相当不便なので、即行メガネ店へ行ってきた。そしたらあなた!! 今までメガネを新調するのは、壊れたり、紛失したり、度数が合わなくなった時だったので知らなかったけど、メガネ人には常識だった? フレームだけ交換できるではないですか。うっそ、ラッキー!!


今まで使っていたフレームが気に入っていたので、同じデザインがあればそれにしたかったんだけど、持参したレンズより小さいフレームしかダメらしい。そりゃそうか。店員さんがレンズ片手に、私のサイズ50より小さなフレームを探しに向かう。私の度数は矯正後に0.1で-8.5と強いため、フレームからレンズがはみ出しまくりの牛乳瓶底メガネ(死語?)にならないよう、レンズを薄くする加工賃が高かった。作り替えるしかないと思っていたので3万円の出費を覚悟していたので、安くなりそうで嬉しい。ヤッホー!!


なんか分かんないけど、掛け心地がいい進化したフレームがいいなぁ。ワクワクしながら店員さんを待つ事暫し。持って来てくれたサイズ49のフレームは3つだけだった。な、な、なんと3,900えん? ゼロ一個見落としてる? ちょっと値札をみていいですか? やっぱり3千円。メガネってこんなに安いんだっけ? 子どものオモチャか!!


フレームをぐにゃりと曲げても戻る弾力があるとか、チタンで軽いやつとか、そういう顔心地の良さそうな選択肢は全然ナシ。レンズが既に小さいため、希望のメタルフレームタイプでは、合うフレームは安物の3つだけ。この店内には多分5千個くらい色とりどりの素敵なメガネがあるというのに、茶色が金色に光ってる「茶金」と「メタリックピンク」と「濃ピンク」の3色、これだけ。フツーの銀色がいいのに、無いの? 無いの? 無いの? 無いのかよー!! 2010年度最大の3択。迷いすぎる。


とはいえ、どうしても今日欲しいので、取りあえず試着してみた。「茶金」は成績の悪いセールスレディー顔、「メタリックピンク」は、ピンクが好きだけど激しく似合わないオバちゃん風、「濃ピンク」は高慢ちきな小学1年生という感じ。どれもこれも似合わなくて、ピーンチ!! 茶金、メタリックピンク、濃ピンク、茶金、メタリックピンク、濃ピンク、迷う、迷う、迷うー!! 茶金、メタリックピンク、濃ピンク、と試着してみて、明らかにメタリックピンクはアホヅラなので、茶金か濃ピンクかで、どちらが道を歩けるかと自分の心に問いかけた結果、茶金にした。しばらくこのメガネになるというのにガックリ。テンションが下がりまくりで会計をすると、レンズ持参割引で更に安くなって、3千円だった。安っ!! あまりの安さにテンション急上昇。もう一個買っちゃう?


ていうか、たまたまこの店だけかも知れないけど、売り場には色付きのメタリックフレームばかり。街で見かける人はシルバーのフレームの人が多い気がするんだけど、色付きが流行? 次にフレームが壊れても、このレンズが入るフレームが現時点ではこの店にないので、シルバーのフツーのフレーム、カムバーック!!




はみ出ております