契約書

実家で地デジの工事が終わった後、父が「うちは“ヂデジ”に変えたら、テレビ朝日が5チャンになっちゃったんだよ。お前(東京)のところは、何チャンなんだ? 」と聞いてきた。このテの話題は底なし沼の如く面倒なので「うちも5チャンだよ」と答えると、「10チャンが良かったなぁ」と非常に残念そうだった。分からん!!


マンションの賃貸契約の更新書類が届いた。いつも連帯保証人は父親に頼んでいるので、電話で承諾を得て書類を実家へ郵送。4年前までは実家へ行きがてら、その場で記入してもらい持ち帰っていたのだが、前回から横着して郵送してる。頼んでおいて何だが、何をどう勘違いするか分からないので、電話で念を押しておく。


1) 印鑑証明書が1部必要
2) 印鑑証明書の実印で捺印する
3) 署名する箇所に鉛筆で丸印してある
4) 丸印の横に、“ここだけ書いてね”
5) 書類を入れて出すだけの、返信用の封筒を同封
6) 郵送した書類にもメモを添付


これで、間違えようがないだろう。で、昨日の朝、7時に実家から電話が掛かってきたため(呼び出し音を変えてある)、連日の猛暑だし何事かと慌てて出ると、「住民票と戸籍謄本とどっちが要るんだっけ」と確認だった。印鑑証明書だよ!!


その後父から電話がきた。「連帯保証人の欄に、2人ともお父さんの名前を書いちゃったよ〜」。連帯保証人を書く欄は2人分あり、提出するのは1人分でいいのだが、欄が2人分あるので、2人とも自分の名前を書いてしまったらしい。今年はそうきたか!!


実は、2年前の更新時に、父はマンションの賃借人と連帯保証人の2箇所に署名捺印してしまったのだ。この時は期日が迫っていたため、父に先に書いてもらおうと、賃借人の欄を空白のまま頼んでしまったのが失敗。借りる人と保証人が同じ人でどうする。マンションを借りてないでしょ、お父さんは。ていうか、こんなんで日常生活は大丈夫なのか!! しかも、枠めいっぱいに書くもんだから、訂正して私が書く隙間がなくて完全に枠外にはみ出した。


・・・という経験を踏まえ、今回の念には念の入れ様だったのに、連帯保証人を2人分自分の名前で書くとは、そこは予想はしてなかった。もう、面白すぎる。枠があれば、あるだけ記入したくなる父。新たな伝説を残す前に、「落ち着け」とアドバイスしたい。