ネタバレ劇場「D-WARS ディー・ウォーズ」

注:オチまでテキトーに書いているあらすじです。


『D-WARS ディー・ウォーズ』-D-War-
[監][総][脚]シム・ヒョンレ『怪獣大決戦 ヤンガリー』

[出]ジェイソン・ベア/アマンダ・ブルックス/ロバート・フォスター/エイミー・ガルシア
2007韓/ソニー=ネオ [上映時間] 90分


たった一人のために、全人類は壊滅するのか。


“ドラゴンが天空を駈けていた時代──”
それがほんの500年前の韓国で、その頃、天界を仕切っていた人たちが、500年に1度のドラゴンへと変える地上の善のイムギ(大蛇) 1匹を決め、大蛇からドラゴンになるために必要な「ヨイジュ」という、何だかさっぱり分からない何かを用意。誰に聞いたんだ?


ドラゴンになったイムギは天界の覇者となるため、悪のイムギ(大蛇) 1匹とその支持者(悪人) らはヨイジュを奪おうと画策。なんの説明もないけど、地上の平穏を保つために、誰かがそれを阻止しようと立ち上がったらしく、ヨイジュは産まれ落ちた人間の娘の体内に潜む事になる。最初から善のイムギの体内に潜ませとけばいいものを、そんな面倒な事になったため、善のイムギはヨイジュを宿す娘が20才の誕生日を迎える“その時”を待ち続けた・・・とか何とかそんな感じの、冒頭から暗雲たちこめるナレーション。


LA郊外のセブン・パーム・リゾート地区で、映像を見てもさっぱり分からない大惨事が発生。あらすじによれば広範囲の陥没事故。GNNのTVリポーターで、ハンディカメラ片手に駆け付けたイケメンのアホヅラ主人公イーサン(ジェイソン・ベア) は、現場を指揮するFBI捜査官フランク(以下、捜査官オヤジ/クリス・マルケイ) に追い払われるが、鑑識班が丸見えで仕事をしてくれているので、両腕で作った輪くらいの大きさの鱗状の物体を発掘したのを目撃、何故か妙な胸騒ぎを覚える。TV局へ戻り録画した映像を見ていたイーサンは、忘れていた少年時代に聞かされたある伝説を思い出す。


15年前、父親に連れられて古美術店を訪れたイーサン少年が店の奥を見て回っていると、ひとりでに箱が開いて眩い光がピカーッ!! まぶしー!! セブン・パーム・リゾート地区に埋まっていたものと同じ鱗状の物体と、トラックボールマウスのような形状の手の平サイズの首飾りが箱の中に入っており、イーサン少年に向かって光がビカーッ!! まぶしー!!

選ばれし者の来訪に心臓発作を装った店主ジャック(以下、古美術店ジジイ/ロバート・フォスター) は父親を店外へと遠ざけると、イーサン少年に伝説を語り始める。「500年に1度、人類滅亡の鍵を握る女性がこの世に誕生する。そして、その女性をめぐる正邪の闘いの結果次第で、人類は滅びるかも知れない」というのだ。なんじゃそら。後から考えてみれば、鱗がここにある必要もなし。


で、500年前の韓国。ヨイジュが人間の娘(以下、ヨイジュ娘) の体内に潜みこの世に産まれ落ちたその日、師匠ジジイと弟子の少年が唐突に娘の父親の元へ現れ、娘の宿命を教える。何者なんだか、この師匠ジジイ。師匠ジジイと弟子少年が、ヨイジュ娘を善のイムギへ引き渡す20才の誕生日まで守ると言うのだ。父親はそんな話は到底信じられないのだが、「娘の左肩には龍の痣があるはずじゃ」の師匠ジジイの一言で「なんでそれを・・・」と激しく動揺し、全てを受け入れる。それだけで!!


何事もなく20年後。師匠ジジイはジジイのままだが、武術の腕を上げた弟子は小ざっぱりしたペッタンコ顔の青年に成長。師匠ジジイは自分を凌ぐ日も近い弟子青年へ、ヨイジュ娘に仕える者を護るという首飾りを手渡す。これが、古美術店にあった、トラックボールマウスのような形状の手の平サイズの首飾り。デカすぎなんだよ!!


そして、ヨイジュ娘の20才の誕生日が近づくある日。ヨイジュを狙う黒いマントの悪人ヅラオヤジ(俳優は誰か分からず) が、大地を埋め尽くす黒い兵士軍団を引き連れて村を襲撃。どちら様? コイツらはヨイジュ娘の居場所も確かめずに一斉砲撃、ちゅどどどどーーーーーーーーーーーーーーーん!! 上空を翼竜が飛び交い、砲筒を背中に装備したと地竜がドッカンドッカン攻撃し、ちゅどどどどーーーーーーーーーーーーーーーん!! 死ぬだろ、大事な娘が。


と思いきや、猛爆撃にも関わらず村の中の被害はほとんどなし。黒い兵士らは広場に若い娘たちを集め、肩の痣の有無を確かめる。いちいち目で見ないと分からないらしい。しかし、ヨイジュ娘を取り上げた産婆があっさり居場所を教えたため、ヨイジュ娘の父親が殺され、物陰に隠れていたヨイジュ娘がのこのこ出てきて捕まった。ヨイジュ娘を守るための師匠ジジイと弟子青年はどこにも姿がない。まったく、この一大事にどこにいる。


翼竜が上空を飛び交う中、ヨイジュ娘は駕籠に乗せられどこかへ連れて行かれる真っ最中。翼竜の背中に乗せて連れ去った方が早かろう。そこへ、弟子青年がピュ〜ンと文字通り飛んできて黒い兵士をブチのめし、師匠ジジイが敵を引きつけている間にヨイジュ娘を連れて逃走。せっかく捕まえたヨイジュ娘を奪われたと知り、黒マントの悪人ツラ男が激怒。駕籠はダメだろう。


あっという間に想いを寄せ合う仲となっている、弟子青年とヨイジュ娘。ヨイジュ娘と別れたくない弟子青年は、守護首飾りを捨て、彼女を連れて逃げ出す。ちょと待てコラー!! 未だ登場しない善のイムギの心の声を代弁。
右腕に怪我を負い弟子青年との合流地点へ逃げてきた師匠ジジイは、落ちていた守護首飾りを見ただけでどうなっているのかを悟り、すぐさま2人を追いかける。若者を2人きりにさせちゃいかん。


2時間サスペンスドラマのように、黒い軍団と悪のイムギに崖に追いつめられる弟子青年とヨイジュ娘。弟子青年とヨイジュ娘は来世で結ばれる事を心に誓い、抱き合ったまま海へ身を投げる。冗談じゃないよコンチクショーとばかりに悪のイムギがシュルルルルル〜と飛んで来て大きく口を開けるが間に合わず、2人は海へドッポーン!! ・・・伝説終わり。


古美術店店主オヤジは右腕の袖をめくり上げ、黒の兵士につけられた刀傷を見せる。自分は師匠ジジイの生まれ変わりで、イーサン少年は弟子青年の生まれ変わりだと言うのだ。ホントかよ!! 店主オヤジはホイジュを宿す娘の20才の誕生日に、悪のイムギが再び彼女を狙ってくると警告し、あの守護首飾りをイーサン少年へ手渡す。なんで500年前の韓国人が、3人とも揃ってアメリカ人に生まれ変わっているかという疑問には触れず、今度こそホイジュを善のイムギへ引き渡すように言い聞かせる。いや、その娘の詳細を教えてくれないと分かんないし。


・・・という15年前の話を、イーサンが思い出す。いやー、完璧に忘れてた。武術に長けているワケでなく、ヨイジュ娘の事もすっかり忘れて、のんべんだらりとTVリポーターになったイーサン。どうなる!!


幼い頃に父親を亡くしもうすぐ20才の誕生日を迎えるサラ・ダニエルズ(アマンダ・ブルックス) は、イーサンが報じる広範囲の陥没事故のニュース映像に左肩の龍の痣がうずき、漠然とした不安に苛まれ自宅へ駆け戻る。学生なのか、社会人なのか、背景が全く見えてこないが、唐突に韓国語で書かれたボロボロの書物を開き、部屋中にお札を貼りまくる。どこから出てきたんだ、そのお札は。様子のおかしいサラを心配して部屋へ訪ねた親友ブランディ(以下、親友/エイミー・ガルシア) は、壁という壁に無秩序に貼ってあるお札に驚愕。貼りゃいいってもんじゃないだろう。なんでお札を貼ったのかサラにも分からない。本人が分からなくて誰が分かるんだ。


深夜の動物園で、物音を不審に思った警備員が檻に近づくと、顔がトラックよりも大きい悪の大蛇がウネウネと這っているのを目撃。象が食べられたという彼の言葉は誰にも信じてもらえず、病院へ入れられてしまう。その頃、ヨォー、ヨォー、オネェちゃんと不良3人にからまれていたサラの前に、見知らぬオヤジがパッと現れ不良3人をブチのめし、パッと姿を消した。この男は姿を変えた古美術店店主オヤジ。


陥没事故以来、ヨイジュを宿す娘を探していたイーサンは、仕事仲間から男3人を倒した女性がいると小耳に挟んだだけで、ピピーン!! ヨイジュ娘の名前を一生懸命に思い出そうとして、ピピーン!! 不良3人を倒した20才前後の女性の名前と同じ「サラだ」と叫び、彼女こそ自分が探している女性に間違いないと確信する。ホントかよ!! 15年前に名前を聞いていたなら、居場所も聞いておけ。が、しかし、「彼女を近くに感じる」から間違いないのだ。ホントかよ!!


古美術店に黒マントの悪人ヅラ男が、壁をすり抜けて入っていく。中にいた店主オヤジ(イーサンが子どもの頃と変わってない) と目が合うが互いに気づかない。え? 知っててココへ来たんじゃないの? いったい何をしにこの店へ来たのか、黒マント悪人ヅラ男はふとした拍子に、店主オヤジが500年前の韓国の師匠ジジイだと気づく。バカか、お前は。


・・・という意味不明の夢から覚めたサラは、左肩の龍の痣が熱をおびて苦しみ出し入院。面会時間を過ぎていたため会えなかったサラの親友は着替えなどを取りに家へ行き、何故か唐突に彼氏とイチャつき始める。人んちで何やってんだよ!! その部屋に向かって、悪の大蛇がウネウネと近づく。なんで家に来るんだ。住所を見たのかお前は。匂いを嗅げ、匂いを。


イチャイチャしていた親友は庭にいる悪の大蛇に驚き、庭に飛び出す。近づいてどうすんだ、バカ!! そして、パクッと食べられた。なんと!! 驚く彼氏を置き去りにして、場面は病院へ。一夜明けたサラはすっかり元気になっていたが、理由も知らされず自分が病院に隔離されていると気づく。陥没箇所から出てきた鱗状の化石が、地球上には存在しない物質で、鱗に近いと報告を受けた捜査官オヤジは、伝説の生物の存在を信じ始める。どんなFBIなんだ。X-ファイルか。隔離はサラが何か関係していると睨んだFBIの指示によるものだ。


サラに会いに病院を訪れたイーサンを、医師が親切に案内する。この医師も姿を変えた古美術店店主オヤジ。病院へ悪の大蛇が現れギュウギュウと建物に巻き付き、イーサンはサラを連れて地下駐車場へ逃げる。追いつめた途端に動きが鈍くなる悪の大蛇が後を追うが追いつかず、親切なオバちゃんが2人を車に乗せてくれて、無事逃げ延びる。しっかり追いかけろよ、悪の大蛇。このオバちゃんも、姿を変えた古美術店店主オヤジ。いちいち姿を変えてないで、2人とずっと一緒にいればいいと思うが。


古美術店で巻物をシュルシュルと広げる黒いマントの悪人ヅラ男。そこに書かれた墨がユラユラと蠢き、黒い兵士が大勢出現する・・・という悪夢にうなされるサラ。なんで古美術店にそんなものが。店主オヤジはどうした。イーサンはサラに店主オヤジに聞いた伝説を伝え、彼女の20才の誕生日を前に悪の大蛇が襲ってきているのだと教える。善の大蛇は何をやってるんだ。サラを聖なる洞窟へ連れて行けと言われていたイーサンは、意外と近くにあるらしいフツーの洞窟へ入っていく。


サラを追っていたFBIの武装部隊がゾロゾロと洞窟へ到着。中から悪の大蛇が現れ逃げ出すが、外には黒いマントの悪人ヅラ男率いる黒い兵士がズラーリ。黒いマントの悪人ヅラ男の腕のひと振りで炎の帯がグォー!! FBIの武装部隊が燃え上がる。黒い兵士、せっかく来たけどやる事なし。


イーサンはコンビを組むカメラマンのブルース(以下、カメラマン男/クレイグ・ロビンソン) を呼び出し、彼の車に乗せてもらうが、道路の中央に黒マントの悪人ヅラ男が出現。車を降りたカメラマン男は1人で黒いマントの悪人ヅラ男に立ち向かい、イーサンとサラに先に行けと促す。理由もなくいいヤツだ。カメラマン男はグイグイと首を絞められポイッ。イーサンは車を急発進させ、黒マントの悪人ヅラ男を跳ね飛ばし、ドカーン!! 黒マント男の悪人ヅラ男は立ち上がれない。弱すぎだろ!!


なぜか海辺にいるイーサンとサラ。見つめ合う2人は海をバックにキスする。海辺ロケ終了。
イーサンはサラに「催眠療法を受けてみてはどうか」と提案する。何の脈略もなく話が展開するところが凄すぎる。別にサラが記憶喪失なワケでもなく、思い出す必要がある事もないというのに、2人は催眠療法士の自宅へ。兵馬俑の等身大レプリカが置いてある催眠療法士の家で治療開始。500年前の韓国の記憶が走馬灯のように甦る。が、イーサンから聞いていた伝説と同じなので役に立つ情報はない。そこへ、住宅街をウネウネと悪の大蛇が近づく。海には来なかったのに、住宅街だとすぐにやってくる。


悪の大蛇が催眠療法士の家の屋根にグイグイと乗りかかり、先生に逃げるようにと教えてあげずに、イーサンとサラは家から飛び出し、とんだとばっちりで、逃げ遅れた先生は自宅とともにぐわっしゃーんと崩壊。2人は走って、走って、走って、なぜか主役2人に対してだけ襲撃が遅くなる悪の大蛇は、絶好の丸飲み場面で鎌首をもたげてのんびりとかまし、逃げた2人は鍵がついたままだった配達車に乗り込み急発進。ドロボー!!


再びカメラマン男を呼び出したイーサンは、社のヘリを呼び出してもらうよう頼む。指定された高層ビルへ急ぐ2人の行く手を悪の大蛇がウネウネと阻み、ドラゴンの大群が空を覆う。いつの間に!! 地上には砲筒を背中に取り付けた地竜と、黒い兵士を乗せた小型竜の大群。アパッチヘリと戦車と装甲車が次々と出動し、LAの街で大決戦へ突入。


高層ビルはメチャクチャに破壊され、人々は逃げ惑い、ビル壁面にびっしりと張りついて待ち伏せする翼竜の数の多さにアパッチヘリは次々と撃墜していく。そんな被害をものともせずヘリポートのあるビルの屋上へ上がるイーサンとサラ。現れたヘリに乗せてもらった直後、螺旋状にぐるんぐるんと高層ビルをよじ登ってきた悪の大蛇がヘリに襲いかかる。ヘリが持ち堪えられないと判断したイーサンは、サラとともに屋上へ飛び降りる。またもや、自分たちだけ助かろうとする2人が降りてすぐ、悪の大蛇はヘリを叩き落とし、クルクルクルクルクルクル〜地上へ墜落し炎上。死ぬだろ、大事な娘が。


凄惨な地上を逃げるイーサンとサラの前に、FBI捜査官オヤジと若者捜査官の2人が車に乗れと呼ぶ。韓国の伝説を調べさせたというのだ。ホントかよ、FBI。彼らがひと気のない建物へ入ると、捜査官オヤジは人類を救うためだとサラに銃口を向ける。これで今後500年は大蛇の心配がない。サラの楯となり庇うイーサンが目をつぶり銃声が鳴り響く。FBI捜査官オヤジが頭から血を流して倒れていた。捜査官オヤジの行為に疑問を抱いた若者捜査官が、サラに使命を果たさせるため撃ち殺したのだ。いやもう、この人たち完全に伝説を信じてる。若者捜査官は2人に自分の車を使えと促す。


若者捜査官の車を走らせるイーサンは、サラを失いたくないとメキシコへ逃げると言い出す。このバカは生まれ変わっても進歩なし。20才の誕生日を迎え、自分がもたらした被害の大きさに苦しむサラは自分の使命を果たすと決意。そして、唐突に地獄の三丁目みたいな崖の上。どこなんだ、ここは。およそ乗用車で来られるとは思えない極悪オーラ全開の地。


ここで善の大蛇を待つ間に、悪の大蛇がドカーンと登場。逃げ惑う2人の前に黒マントの悪人ヅラ男が現れサラを生け贄として縛り付ける。イーサンが何の役にも立てないため、古美術店店主オヤジが出現。どこから来た? 黒マントの悪人ヅラ男と古美術店店主オヤジが闘っている間に、イーサンがサラを解放。逃げようとするが、古美術店店主ジジイに今後こそ使命を果たせと止められる。バカなイーサンに任せないで自分でやれ。古美術店店主ジジイが黒マントの悪人ヅラ男を倒し、悪の大蛇が大暴れ。


ついに白い大蛇が現れる。遅いんだよ!! 分かりやすいように善の大蛇は白く、黒い悪の大蛇がウネウネと絡まり合い、頭部でバシバシと叩き合い、クワックワッと噛み付き合う。悪の大蛇が白の大蛇の首へ噛み付き、善の大蛇が地面に倒れる。どっしーーーーーーん!!


サラはイーサンへ別れを告げ善の大蛇の前へ走る。サラの身体から白い玉が出て、フワリフワリと漂って善の大蛇がパクリ!! 善の大蛇の身体がメリメリと裂けていき、巨大化したドラゴンが現れる。街を襲っていたドラゴンと違い、こちらは中国風ドラゴン。悪の大蛇がドラゴンに闘いを挑むが、こてんぱんに叩きのめされ悪の大蛇が死んだ。サラの亡骸を腕に抱き泣き崩れるイーサン。大丈夫、普通は死なない。


が、しかし、これは韓国映画。ドラゴンの隣にサラの幻影が現れる。なぜかアリランのBGM、なぜかチマチョゴリ姿。使命を果たしたサラはイーサンへ「来世で会いましょう」と約束し、天界へ向かうドラゴンとともに消えて行く。 ホントかよ!! それを見届けた古美術店店主ジジイも満足気な表情を浮かべ、すぅ〜と消えて行き、家へ帰れるのかも分からない場所でポツーンと取り残されるイーサン。おしまい。