満開まであと五六十歩百歩

淡紅の秋桜が秋の日の何気ない陽溜りに揺れている〜♪ 前回の春の更新からいまはもう秋。いつの間に!というワケでこの時季恒例、立川市国営昭和記念公園では、9月16日から10月29日までコスモスまつりを開催中。雨の止んだ隙を突いて行ってきた。


昭和記念公園は結構広くて入口は全部で7か所。
1) 交通の便が良いメインゲートの「立川口」。JR立川駅から公園の敷地の端までは近く、そこから歩いて歩いて入園口まで合計15分。自宅から徒歩20分のこの入口を利用する事が多い。立川口から見所の"花の丘"までは歩いて45分。45分!
2) 花の丘まで歩いて5分と近いのが「砂川口」。西武拝島線武蔵砂川駅から徒歩20分。武蔵砂川駅まで乗り換えるのがめんどくさい。
3) 立川駅から乗り換えも楽で駅から1番近い「西立川口」。青梅線西立川駅から徒歩2分。がしかし、花畑まで15分、更に花の丘まで20分。
4) その他、青梅線東中神駅から徒歩10分の昭島口(レインボープールに近い)、武蔵砂川駅から徒歩25分の玉川上水駅(こどもの森に近い)、多摩都市モノレール高松駅から徒歩9分の高松口(更に立川口まで歩いて7分)。


・・・結局、どこの入口からも歩くのかよ!というワケで、



園内を走るパークトレインがお勧め!お勧めしておいて何だけど、1回310円と微妙に高いので結局歩いてしまう。フリーパス券の510円は2回乗れば元が取れるので、花畑を往復するだけなら便利。園内中央の花畑までは乗るほどの距離でもないのが迷うところ。で、何十回と訪れていても乗ったのは2回だけ。貧乏性か。


今回もパークトレインには乗らずになるべく歩いて、あまり歩かずに済むように西立川口を利用。歩くのか歩かないのかどっちなんだ。西立川口から小さな花畑をいくつか眺めながら花の丘まで歩いて40分。みんなの原っぱまで歩いて15分。花畑を2ヶ所見て立川口まで歩いて15分。所要時間は3時間くらい。1から10までの数字を円で並べたイメージで、5から入って10へ行って、4に戻って6に立ち寄って1から出た感じ。


公式サイトのコスモスの開花状況は8日の時点で三分咲きという事。三分咲きと書いてある頃には、素人な私の感覚では六分くらい咲いてるように見えるので多分大丈夫。ホントか。


都内随一の広さを誇る「花の丘」は、メインの立川口から入った場合は、園内の一番奥の奥の奥のまだまだ奥の奥の奥!花の季節以外には通りかかる事もないけど、十数回は行った事がある。が、しかし!


「こもれびの丘」
[ 
花の丘に向かっていたはずが、だんだんとひと気がなくなり何故か森の中。どこだ?ここは。何故迷う!公園の北側の一帯が"こもれびの森"で、雑木林の「こもれびの丘」の他に、木漏れ日の道を抜けた先にある「こもれびの池」、農村風景を再現した「こもれびの里」の3つがある。


花の丘への案内板を見つけて「どうにもそっちじゃない感」で疑りながら行ったら無事辿り着いた。超絶方向音痴な私の脳内園内地図ではそっちじゃないので、微妙に納得がいかないけど看板は正しい。看板見て向かってください。


[ [ [ 
園内に数ヵ所ある花畑の中で1番の見所の「花の丘」。まだ蕾と枯れて茶色いのと根元から倒れているもので緑色が目立つものの、三分咲きのイメージより咲いている。五分咲きくらいな感じ。品種はドワーフセンセーション。


「みんなの原っぱ」
[ 
花畑は2ヶ所。見頃は10月上旬で枯れている。



撮影スポットがあったり。


「渓流レストラン南側」

チョコレートコスモス。甘くないチョコレートの包み紙のような匂い。


[ [ [ [ 
ハイブリッド系コウテイダリア、2枚目不明、キバナコスモス、ダブルクリックバイカラーピンク、ケイトウ


「ふれあい橋横のヒマラヤスギ」

ヒマラヤ北西部からアフガニスタン東部の原産地では、高さ50m、直径3mにも達するそうだ。スギだけにデカすぎ!秋に訪れれば松ぼっくりならぬデカ杉ぼっくりが見られる。大きさは350mlペットボトルくらい。デカ杉ぼっくりだけにデカすぎ!残念ながら木の下は園内のサイクリングコースで立ち入れない。自転車レンタルは3時間410円。


ぼっくり繋がりで高野山コウヤマキ
[ 
マキだけにマキぼっくり!


「立川口のイチョウ並木」
[ 
踏まれた銀杏で臭いんだよなーと思いながら嗅いで確認。臭い!