台湾2 台北→花蓮

■4月30日(土) 旅の1日目。成田空港→台湾桃園国際空港台北駅→花蓮駅、花蓮泊。
(※2016年GWレートNT$1=3.4円で換算)


08:50 バニラエアで台北へ!


11:45 台湾桃園国際空港。フライト3時間55分、時差−1時間。空港には鉄道駅が無いため、高速バスで台北駅へ移動してから花蓮へ向かう。
 →まずはお金。第1ターミナル到着ロビー出口右手に両替所。両替手数料は1回NT$30(102円)。4万円=NT$11,718。


試運転中のMRT空港線(桃園捷運機場線)。


2006年に着工したMRT空港線は、台北駅と桃園国際空港を最速35分で結ぶ。早い、多分安い、渋滞知らず。観光客待望、バンザーイ。ところが!昨年の開業予定が延期に次ぐ延期の再延期がまたもや延期となり、伸びに伸びきっている状況。2016年末の開業も危ぶまれている。くっそ、間に合うと思っていたのに!


というワケで、台北市内までの行き方は3通り。


1)「高速バス」所要時間約55分、NT$125(425円)。安い!
國光客運1819路線・台北火車站行き。5:40〜25:30まで15〜20分おき。本数も多い!
ルートは、第2ターミナル →第1ターミナル →啟聰學校(重慶北路)→庫倫街口(MRT圓山駅)→台泥大樓(馬偕醫院)→アンバサダーホテル→台北駅東側門


2)「統聯客運バス+台湾高速鐵道」バス15分+鉄道20分、NT$30+NT$160(646円)。安いけど面倒!
統聯客運バス705(行き先の表示は「高鐵桃園站」緑色のバス)に乗車。桃園駅で鉄道に乗り換える。鉄道は1時間に2〜3本。
※この鉄道で花蓮へ行けるのだけど、事前に指定席を確保できた列車は夕方発。中途半端に時間があるので台北駅で時間を潰す。


3) 「タクシー」約60分。メーターNT$1200+空港料や高速代が加算されてNT$1500(5,100円)。第1ターミナル到着ロビー出てすぐ。


というワケで、高速バスで台北駅へ。案内板(巴士車站/Bus station)の方向へ歩いて数分、バス会社のチケットカウンターが並んでいる。國光客運のカウンターへ行き、「台北火車站」と書いたメモを見せ・・・ようとする間もなく、「ヒャク、ニジュウゴ、ゲン」と言われて驚く。一言も発していないのに日本人バレバレ!
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12:47 桃園国際空港バス乗り場。来たバスに乗り込み満席で発車。
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13:41 台北駅東側門バス停。


台湾の空港に着陸してから、満席の機内からのろのろと降りて、入国審査の行列に並び、貨物に預けている荷物はなく、並ばず両替して、並ばずバスチケットを購入し、約20分待って高速バスに乗車、ほぼ所要時間通りで台北駅に到着するまで合計1時間56分。列車の発券と悠遊卡を買って、昼食を食べに行く。


台北火車站。広い!
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13:56 台湾鐵道TRAのチケットの発券でカウンターに並ぶ。奥の券売機でも発券できる。


チケットは乗車30分前までに引き替えが必要。料金はクレカで支払済。普悠瑪号5220・NT$440(1,496円)。
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地下3階の悠遊卡(Easy Card)サービスセンター。


カウンターに日本語で書かれた案内が用意されていて大助かり。購入はデポジットNT$100+チャージしたい金額。NT$100+NT$400=NT$500(1,700円)を支払う。


悠遊卡は台北市内のMRT(地下鉄)・市内バス・高速バス・タクシー・コンビニ・スタバ・レンタル自転車などで使えるプリペイド式カード。MRT乗車料金が現金より20%安くなる。初乗りNT$20(68円)→NT$16(54.4円)。いちいち券売機の前で迷わずに済むだけでも便利なのに、運賃までお安くなる。


路線バスは停車直前まで運賃が分からなくてドキドキするけど、悠遊卡ならピッとかざすだけ。しかも、現金の支払いの場合は釣り銭がでないそうだ。なんと!数円から数十円の事でも損した気分になること間違いなし!MRTの駅にあるカード販売機やセブンイレブン等のコンビニでも買える。台北駅構内のコンビニでは、悠遊卡が使えるのに販売していない。なんでだ!


カードの残金はコンビニのレシートや改札を通した際に表示される。今回の旅では最初に400買って+追加で1000チャージして(計4,760円)、旅の最終日にMRT駅の窓口で返却。手数料もかからず(使用が5回未満の場合はNT$20)、デポジットNT$100+残金でNT$125(425円)戻ってきた。用事も済んで昼ご飯を食べに行く。


↓出口6から約3分。公園路をまっすぐ歩き、2つ目の通りを右に曲がってすぐ。


14:30
■「台湾古早味切仔麺(タイワングーザオウエイチエズーミエン)」★★★★
公園路20巷2-1號
11:00〜20:00、不定
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“古早味”は昔ながらの味という意味で、店名についている店をよく見かけた。メニューいろいろ、副菜もいろいろ。
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神経衰弱してるお箸と、死に急ぐ感が漂う調味料。


台湾での初・魯肉飯!濃厚なタレで煮込んだ肉をご飯に乗せた定番の台湾料理。甘濃い味付けで、昭和の豚肉のすき焼きみたいな感じ。脂身のとろける甘みがご飯に染み込んで、意外にも後味はさっぱり。


ワンタン麺は大雑把な店内からは想像もつかない優しい口当たり。失敬!ほど良く具が詰まったワンタンが、熱々のスープを吸って美味しい。塩ラーメンのスープにうどんを入れたみたいな感じ。茹ですぎちゃってる感のあるコシのない麺が、全然スープに絡んでいないのに美味しくて面白い。魯肉飯(小)と餛飩麺でNT$93(316円)


地表最強!相当強そうな肉丼。


時間が合えば食べてみたかった台鐡弁当。排骨弁当NT$60(204円)、八角排骨弁当NT$80(272円)、排骨野菜弁当NT$100(340円) 
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カメラを構えてホームに入ってくる列車を待っていると・・・、


反対方向から来たため撮り逃す。くっそ、間違えた!道理でみんな反対側を向いて待っていると思ってた。案内板で確認したのに、脳みそが反対方向に導かれてしまう悲しい方向音痴。何故!


16:01 定刻通り発車。フツーに特急列車という感じ。次の停車駅を通過した頃に検札がきた。乗り心地は良かった。花蓮に着く30分前頃に列車がガタガタ揺れた。


18:11「花蓮駅」到着。


手前が2014年に運転を開始した最高速度140km/hの普悠瑪号。奥が日立製作所製の振子式車両で最高速度130km/hの太魯閣号。丸くてカワイイ!


改札口にある証明印を捺せばチケットを持ち帰れる。
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