台湾1 何ヶ月前の話だよ!のGW旅話

今年のGW休暇は、金曜日に始まり日曜日に終わる10連休。イチ、ニ、サン、シ、ゴールデンウィーク、ロク、シチ、ハチ、キュー、10連休!月の3分の1が連続で休み。すごっ!というワケで、GWに引っ掛けて、初めての台湾旅行に行ってきた。ニーハオ、シエシエ!


台湾は今ひとつ気乗りしなくて旅した事がなかったけど、友人知人やそのまた友人に聞く限りは漠然と好評中。ネコがいっぱいいたよ、とホクホク顔。そういう感想でいいのか、台湾。他にどこが良かったのか聞くと遠い目。戻ってきて!「台湾イイよね。ハマるって。いつでも行ける気がしてまだ行ってないんだ。」とお勧めされた事も。お前は行ってないのかよ!


占いとかシャンプーとか雑貨とかパワースポットとかかき氷とか、旅番組の台湾イメージ的なものには腰が引けまくり。人気の小籠包は高◯屋で食べられるし、どうなの? 台湾!実際に行ってきた感想は、飛んで火にいる好印象。適度にゆるくて、適度にきっちり。台湾、好きだー!


台湾交通部(交通省)観光局の発表によれば、2015年1月〜11月の日本人の訪台旅行者数は、前年より1.7%減少して145万人。145万人!ここ3年間の日本人のリピート率は50%にも上っている。50%も!ちなみに訪台リピート率の第1位は香港の70%。台湾人気すごっ!


[台湾の快適どころ]
1)公共交通と観光施設は、漢字と英語併記でほんとに全然困らない。
2)通りの名前や番地が細かく表記されているので街歩きしやすい。方向音痴の私も迷う隙間なし!
3)飲食・鉄道は日本の6掛けくらいの割安感。
4)飲食店の注文方法が簡単。入口の伝票に注文数を書いて手渡すか、漢字を書いて見せるだけ。
5)地元の人で混み合う飲食店も、列を作って並んでいるので安心。
6)評判通り日本人に親切。地図を広げている時も広げていない時も、チケットを手に案内板を見ているだけで、鉄道のチケットを手に指定席を探しているだけで、バス停に立っているだけで、有名観光施設とは違う方角を見ているだけで、有名観光地の反対方向にある町へ行こうとしているだけで、積極的にジェスチャーで教えてくれる。
7)路線バス・鉄道・MRT(地下鉄)・公衆トイレ・公道が清潔。MRTは飲食禁止、レストランやホテルを含む3人以上集まる屋内は全て禁煙!


[台湾の不満どころ]
1)暑い!


[日程]
4月30日の土曜日に出発、5月9日の月曜日に帰国の10日間。深夜到着・早朝帰国のパターンが安い台湾行きLCC(格安航空会社)の中で、午前出発・夕刻帰国の割り増し運賃が1番安かったバニラエアを利用。参考料金は午前発が45,000円〜昼発、夕刻発と安くなって深夜着は22,000円。4月29日は仰天の高額、30日には一気に下がって通常の平日運賃。帰国便は6日以降は安くなっていた。


[旅費]
総出費額 124,604円
往復航空券 31,470円
ホテル9泊 44,809円
花蓮まで行って帰った鉄道2,700円
太魯閣ツアー 3,400円
施設入場料 2,040円
高速バス・悠遊卡使用分(路線バス・MRT・コンビニ) 5,185円
飲食 約28,600円
茶藝館 6,400円
(※GW時点のレートNT$1=3.4円換算)


[予約]
航空券、花蓮のホテル、台北のホテルはExpedia。
九份のホテルはbooking.comで、チェックイン時に現金払い。


[ホテル]
花蓮4/30〜5/3「天璽商務飯店(クリナンホテル)」1泊NT$1,558(5,297円)
九份5/3〜5「Ching Yue B&B (チンユイB&B)」1泊NT$1,300(4,420円)
台北5/5〜9「9ine Hotel (9ine ホテル/久居棧旅店)」1泊1,478(5,025円)


花蓮台北は宿泊施設が数多く選びたい放題。インテリアが珍妙で立地か設備に難ありのホテル(4〜5千円)、無難なビジホタイプ(6千円)、館内施設が充実している大型ホテル(7千円〜2万円)、高級ホテル(3万〜6万円)、宮殿式建物で有名な台北園山大飯店は1万〜3万円。斜面に建物が密集している九份は、古めで狭いB&B(4〜5千円)、新しめで広くはない小洒落たB&B(7千円)、メイン通りから離れて綺麗で広めホテル(1万〜2万円)。


[滞在地]
初の台湾どこへ行く!台湾は中央がまんべんなく高い山で、海岸線を鉄道がぐるりと一周している。鉄道とバスの公共交通機関が充実していて、主要都市を飛び飛びで周遊するのも、台北から日帰りで引き返すのも、バスを絡めてショートカットするのも日程次第。


めんどくさがりの私はあまり移動したくないので、3都市に振り分け。
1)台東の都市「花蓮」に3泊。有名なものは、広大な渓谷と大理石と老舗ワンタン店。
2)映画のロケ地となり人気となった小さな町「九份」に2泊。
3)都会だから何とかなるだろ的な「台北」に4泊。


花蓮九份台北から日帰り観光できる距離。移動のイメージを日本に例えると、成田に到着後にリムジンバスで東京駅へ行き、新幹線のひかりに乗って名古屋に下車して3泊。こだまで戻ってきて熱海駅で下車、バスで箱根湯本へ向かって箱根で2泊。バスで新宿へ行き、千駄木辺りに4泊しながら東京メトロで都心をぶらつく、という感じ。いや、テキトーで。


参考までに大手旅行会社のツアー内容を見てみると、ほぼ5パターンで3日間〜5日間の日程。
1)土曜深夜空港集合・早朝出発・午前台北着・往復送迎つき・割と普通のホテルに1泊・日曜夜台北発・深夜日本到着。1泊3日朝食1回つき、1.98万円〜6万円。ちょっと台湾に行ってくる!という気軽さで。
2)反時計回りでぐるりと一周。北西南東の有名所4〜15箇所を観光(台北→台中→日月潭→台南→高雄→花蓮九份台北)、全食事つき。5日間普通ホテルで8万〜13万、4日間デラックスホテルで10万。デラックスホテル!
3)全日台北泊、フリープラン、4日間、食事なし。2.5万〜10万。安い。
4)全日台北泊、半日だけ観光つき、4日間、食事なし。3万〜8万。これも安い。
5)全日台北泊、全日観光食事つき、4日間。5万〜15万。これもこれも安い。


[旅スケ]

4/30(土) 8:50成田空港→11:45台湾桃園国際空港→16:01台北駅(台鐵)→18:11花蓮駅着、花蓮泊。
5/1(日)  終日花蓮(太魯閣国家公園の現地ツアー)、花蓮泊。
5/2(月)  終日花蓮(忠烈祠、松園別館、城隍廟、東大門夜市)、花蓮泊。
5/3(火)  9:05花蓮駅(台鐵)→11:35瑞芳駅→九份九份
5/4(水)  黄金博物園区→九份、茶藝館など、九份
5/5(木)  九份→午後台北市内→行天宮、夕食、台北
5/6(金)  中正記念堂→故宮博物院台北
5/7(土)  龍山寺孔子廟→大龍峒保安宮、台北
5/8(日)  総統府→台北101→士林観光夜市、台北
5/9(月)  12:35台湾桃園国際空港→16:50成田空港


4/30〜5/5(以降、追加記載)
[食事]
台湾古早味切仔麺、鵝肉先生、靳珩公園売店花蓮香扁食、四八高地花枝羹、一碗小、液香扁食、陳記状元粥舗、非情城市、九戸茶語、芋仔蕃薯茶坊、九份老麺、戲夢人生茶飯館


[飲料、スイーツ、菓子]
蔡記豆花、廟口紅茶、楊子萱招牌愛玉、阿柑姨芋圓、山頂豆花、頼阿婆芋圓、金礦愛玉、阿蘭草仔粿・芋粿


[観光]
太魯閣国家公園、清水断崖、七星潭、花蓮忠烈祠、松園別館、將軍府、花蓮城隍廟、花蓮東大門夜市、黄金博物園区、聖明宮、霞海城隍廟


[茶藝館]
水心月茶房、阿妹茶酒館


[鉄道]
台湾桃園国際空港には鉄道駅が無く、高速バスで台北駅へ移動してから花蓮へ向かう。めんどくさ!台湾鐵道の利用方法は日本と同じ。券売機もしくは有人窓口で指定席乗車券を購入し、切符に書いてある乗り場ホームに行く。ほぼ全席指定席なので、混雑必至とウワサの土日祝日に乗車する場合は、事前に指定席を確保した方が確実だとみんなが言っている。みんなって誰だ。


日本で、日本語で、指定席をインターネット予約できる。スバラシイ!
http://www.railway.gov.tw/jp/index.aspx


乗車日の2週間前から予約可能。


滞在当日の正午から夕刻の運行状況。思ったより本数が多い。
車種/電車コード/出発・到着/台北発車/花蓮到着/所要時間
Tze-Chiang Limited Express(Taroko)    426 樹林→知本 13:00 15:00 2h   
普悠瑪号               228 樹林→志学 13:10 15:33 2h23m 
普悠瑪号               232 樹林→寿豊 14:30 16:39 2h9m 
普悠瑪号               432 樹林→台東 15:10 17:20 2h10m 
Tze-Chiang Limited Express(Taroko)    292 彰化→花蓮 15:40 17:51 2h11
自強号                172 潮州→花蓮 15:54 18:58 3h4m
普悠瑪号               5220 樹林→花蓮 16:01 18:11 2h10m
普悠瑪号               238 樹林→花蓮 16:30 18:37 2h7m 
莒光号                562 潮州→花蓮 17:10 20:27 3h17m


台北駅→花蓮駅の土日祝日運賃は、タロコ号、普悠瑪号、自強号がNT$440(1,496円)。莒光号はNT$340(1,156円)。見た目そのままの読み方で「自強号」はジキョウ号、「莒光号」はキョコウ号。「普悠瑪号」はフユマだろうと油断させてプユマ号と読む。普がプ!普がプって!


桃園空港着が11:45。台北駅までバスで1時間かかるため、13:00発のタロコ号には間に合わない。惜しい!ついでに調べてみたたところ、予約可能日で満席だった。14:30発の普悠瑪号、15:40のタロコ号、15:54の自強号も満席で、16:01発の普悠瑪号の指定席を予約。インターネット予約の際には、パスポートナンバーがIDとなり、支払いはクレジットカードのみ。指定席を確保した次の画面で日本語から繁体字になる。うそー!


よくよく見ると、流れのままにチェックを入れるだけ。前後左右の雰囲気で何となく分かるので大助かり。クレカの決済では英文になるので、ここも該当項目にチェックして予約完了。台北駅で予約番号とパスポートを示せば発券される。念のため、当日は予約画面「臺鐵網路信用卡付款購票系統」をプリントアウトしたもの持参。窓口でスムーズに発券してもらえた。


[総統府]
1919年の日本統治時代に総督府の庁舎として建立、台湾遷都後は総統府として使用されているルネッサンス様式の建築。ルネッサーンス!見学の3日前までに、公式サイトで割と簡単な事前申請が必要。めんどくさっ!月に一度一般開放日なら申請不要。5月は8日がその日で予約せずに見学できた。
http://www.president.gov.tw


通常は、月曜〜金曜日の9:00〜12:00(入場は11:30まで)、自由見学不可、1階の特定のエリアのみ開放、館内の撮影禁止、要パスポート、貴重品以外は無料のロッカーに預ける。厳しい!


一般開放日は、8:00〜16:00、自由見学、1階と2階を見学可、写真撮影可、パスポート不要、バッグの持ち込み可、通常は総統と副総統、並びに面会の賓客しか利用できない正面玄関から入館できる。ユルユル!


[ガイドブック]
台北に関しては最新のガイドブックを買うべし!とアドバイスしている旅行者多数。最新版のガイドブックでチェックして、口コミサイトのコメントをチェックして、いざ行ってみたら店が移転していた。いつの間に!という店が1軒だけどあったので油断大敵で。


■片倉佳史の「台湾鉄道の旅」2011年08月/JTBパブリッシング/1,836円/290g ★★★★★
基本情報や地図を一切載せず、要所を簡潔にまとめた濃縮本。25の路線別に代表的な観光施設やイベント、ご当地グルメ、撮影スポットを紹介。車窓から見える風景とともに、歴史や原住民族、主な産業なども書かれている。鉄道移動の時に読むのにちょうどいい感じ。


長々と説明されても記憶がボヤけるので充分。合わせて地球の歩き方系のガイドブックを買えば無敵のイチオシ!人気の阿里山鉄道は情景が目に浮かんでワクワクする。こういう景色を見てみたい、こういう写真を撮りたいと思わせてくれる。文字の大きさや色、レイアウトも読みやすい。駅スタンプは自分では到底回れないので、もう少しページを増やして紹介して欲しかったな。などと思っていたら、「台湾風景印ー駅スタンプと風景印の旅」という本も出していた。すごっ!


片手で持ち歩きやすい。


■「タビトモ 台湾 高雄・台南・花蓮台北」2015年9月/JTBパブリッシング/1,080円/206g ★★★★ 
軽量コンパクトのポケットサイズ。台北花蓮九份に関しては、必要な情報は載っていたと思う。太魯閣は他のガイドブックより詳しく紹介されている(2P)。台湾のガイドブックは飲食店を載せ過ぎなので、この本くらいの情報が迷わなくて済む。


切り離せるMRT路線図が便利。


花蓮の地図はタビトモが一番マシ。


地球の歩き方はひどい。


■「地球の歩き方 台湾2016〜17年」2016年03月/ダイヤモンド社/1,836円/392.5g ★★★☆
海外旅行の度に買い続けてきた地球の歩き方。台湾版は複雑に入り乱れた地図を前に、脳内方位磁石がグルグル回り出す。私のような方向音痴の者たちを完全に見放した。この地図はないよ、地球の歩き方!旅の基本情報と北部で全体の半分、北部以外の主な地方都市をコンパクトにまとめて半分。半分あってもホテルの紹介ページの多さが目につく。台北版が別にあるのだから、台湾版は地方都市と交通情報をしっかり載せて欲しい。


なんだこりゃ


■「ブルーガイド わがまま歩き 台湾」2015年04月/ 実業之日本社/1,728円 ★★★☆ 
地球の歩き方と同様に、台北版が別にあるのに基本情報と台北の紹介で3分の2。台南、高雄、花蓮、台東など、主要都市の定番の観光施設は片っ端から短く紹介。実際に訪れるには交通案内が説明不足で、時間をかけて周遊する人以外には、多分必要のないページだらけ。移動と観光時間の目安は参考になる。全駅ではないものの、急行列車の停車する路線図は載っている。


■「ことりっぷ 海外版 台北」2014年10月/昭文社/1,296円 ★★★☆
台北旅行初心者の若い女性に真っ先にお勧めする1冊。故宮博物院の必見美術品、台北101、古い建築をリノベーションした人気エリアの迪化街、龍山寺、小籠包の有名店など、きっちり押さえたい超定番の観光スポットを見開きページで紹介。周辺の飲食店と土産店も地図と一緒に載せてあるので、いちいち別ページの地図を見る必要がない。


ことりっぷシリーズは紙が軽く片手で持ちやすい。行きの飛行機で考えようと思っている間に台北に着いちゃったんですけど!という激焦りノープランの人も、このガイドブックがあれば現地で追いつける。


■「ことりっぷ 海外版 もっと台北」2015年8月/昭文社/1,296円/189g ★★
台北版の最新版かと思ったら全然ちがう!パワースポット以外の定番の観光施設が全く載っていないので、台北旅行初心者は厳重注意。とはいえ、リピーター向けかというと飲食と雑貨ばかりで、旅行後の今見ても特に行きたい店もないというビミョーな内容。立ち読みして、雑貨・鍼灸・スイーツの波長が合うか確認を。


文字が小さい。


濃紺は見づらいから止めて。


■「台北メトロさんぽ MRTを使って、おいしいとかわいいを巡る旅♪」2015年06月/ダイヤモンド社/1,490円/258g ★★★
台北観光に必須なMRTに特化したガイドブック。代表的なガイドブックにも路線別のモデルコースは載っているものの、マイナーな駅のちょっとした場所が紹介されていて面白い。この路線のこの区間で半日観光したいとか、1時間だけ時間があるのでこの駅の周辺で何かしたい、というような時にすぐに決められる。この横に長いページがとても見やすいので、半分くらいの薄さなら持ち歩きに便利だと思う。


自炊して現地ではタブレットで見た。


■「るるぶ台湾(’15)台北 台南 高雄 台中 花蓮」2014年11月/JTBパブリッシング/1,080円 ★★★
■「るるぶ台北(’16)」2015年5月/JTBパブリッシング/1,080円 ★★★
ロンリープラネットでは旅ができない私のお助けガイドブック。写真だらけのページを眺めているだけで、旅行前のテンションが上がる。定番中の定番の、乗るもの、見るもの、食べるもの、買うもの、体験するものを、どデカい写真とともに間違えようのないくらい丁寧に説明。交通の便が良く、怪しげな雰囲気もなく、英語が通じて、日本語が通じる場合もあって、通じなくても観光客に慣れていて、まあまあ美味しい店を紹介してる。


るるぶの地図を拡大コピーして旅に持って行った。


■「台湾鉄道の旅 完璧ガイド −ベストルートで台湾の魅力をたっぷり堪能!」2014年07月/イカロス出版/1,836円/337.5g ★★
全駅が載っている路線図が欲しい!と探して、探して、探して、確認できた限りではこの本だけ。東・西・南西・北に分かれたものは、地球の歩き方に載っている。


タイトルとかけ離れて違う内容には、開けて悔しき玉手箱!鉄道を効率よく使うコツとか、撮り逃がし厳禁のビューポイントとか、お勧めの下車駅、見逃せない駅舎、乗り放題チケット活用術など、個人旅行者の鉄旅ガイド的な情報がまるで載っていない。台湾新幹線の編成図と座席配置図、トロッコ蒸気機関車撮影記、サトウキビ列車、貨物列車など、その魅力は鉄道ド素人の私にも理解できるのだけど、これから旅する一般人向けじゃないから。


台北を起点とした7つのモデルコースは、列車トリックのサスペンスドラマかの如く鉄道中心。その隙間に観光をねじ込んでくる。中途半端な車両ガイドも、せめてカラー写真なら見て楽しいのにモノクロ。白黒テレビでアタッ○25状態。色の濃淡しか分からない。


■「空旅Style 台湾」2015年07月/成美堂出版編集部/1,620円/415.5g ★
台湾というタイトルながら、台北と近郊以外はオマケ程度の48Pしかないビックリ本。似たような飲食店を載せすぎて、写真もあれもこれも載せすぎて、ゴチャゴチャとメリハリがなくて印象が薄い。ある観光施設の「屋根飾りにも注目したい。」という写真など、どこの屋根だコリャ? ってくらい小さくて現地で見逃した。ていうか忘れてた。数多の台湾ガイドブックと比べて、この本の特色であるミウラ折りの地図は、街中で広げるには恥ずかしすぎるビッグサイズ。持ち歩きできる取り外しマップは、文字がすっきりしていて見やすい。


なぜ夜市は濃紺なのだ


でかすぎ。


[荷物]
あちこちにコンビニがあるし何でも売っているので心配無用。持って行って良かったものは、モンベルの速乾Tシャツ(洗濯が超楽)、軽量の上着(鉄道がちょっと寒い)、フロスと歯間ブラシ(肉が挟まりまくる)、軽量折りたたみ傘(ほぼ毎日夕立があった)、室内履き代わりのビーチサンダル(シャワーの仕切りのないホテルで活躍)、サングラス(曇りでも眩しい)。


[ 
左上から右へビーチサンダル、水筒、上着。二段目左から衣類、ティッシュ(1個で足りた)、ウェットティッシュ、飴、ノートとペン、クリアファイル。三段目左からエコバッグ(コンビニの袋は有料1枚3.4円)、アイマスクと耳栓(使わず)、コップ、ポーチ(持っていくのを止めた)、酔い止め薬、方位磁石と温度計、ミニライト。四段目左から歯ブラシとフロス、タオル大小、口紅、リップクリーム、クエン酸30g×2(リンス)、石鹸パウダー100g(洗髪・洗顔・洗身体・洗濯)、綿棒、メガネ拭き、液体一式。当日追加でメガネ、サングラス、モバイル端末、充電器、デジカメ、財布、合計6.2kg


航空機機内に持ち込み可能の液体は、容量1,000ml以下のジッパーつき透明袋に入れて、すべて100ml(g)以下の容器に小分けしたもの。袋の大きさの目安は、縦横合計40cm以内でマチなし。前回の出国時には、バッグに入れていた石鹸パウダーとクエン酸の容器を出すように言われて、保安員が容器を振って確認。今回は何も言われず。



左上から右へクレンジング30ml、日焼け止め30ml、オールインワン乳液50ml、美容液10回。二段目左から洗口液5ml×2、歯磨き粉5g×5(1本減らした)。三段目左からヘアウォーター、ヘアジェル50g、点眼液5ml×2・使い切り22本、1日使い捨てコンタクトレンズ20個。


[ [ 
超軽量・超速乾タオル。重さを感じないほど軽い6.5g。ダブルクリップ1個分!


[ [ 
5段は弱すぎるので3段を購入123g。手に持った時の頼りない軽さとは裏腹に、割としっかりしていて大満足。オレンジは日常使いの2段の折りたたみ傘。


[ 
超撥水・超軽量ウインドブレーカー。驚異の183g。ポケットティッシュ12個分!


[GWの気温]
[ 
Hualien(花蓮)。ちょっと、ちょっと、雨だらけなんですけど!


身体が暑さに慣れていない季節に台湾へ行くなら暑熱順化を!GWの頃の台北の平均気温は、最低18度から最高28度くらい。東京よりちょっと気温が高いくらいかなー、などと気がユルユルだった私は、飛行機から降りた瞬間にムワワワンと熱風を食らっていきなり台湾バテ。


さらっと蒸し暑く、曇り空でも眩しくて目がチカチカ。身体に熱がこもってクッソ暑い。地下鉄の駅の間隔が狭くて、歩いた方が早いような時でも迷わず地下鉄を利用。が、しかし、GWの頃の台湾は梅雨のちょっと前で、観光には快適な時期とお勧めされてる。ホントかよ!7月は真夏、8〜9月は気温が高い上に台風シーズンで、ホテルに缶詰になる可能性あり。11月、3月、4月が観光に向いているそうだ。