ゲリラゲロ

買いものしようと街まで〜でかけた〜ら〜♪・・・右膝に激痛が走り、歩道の真ん中で棒立ちになった日から3週間。当初は立っていても、寝ていても、椅子に座っていても痛くて、どうすりゃいいのよ状態だったけど、意外と早く手摺につかまらずに階段の上り下りが出来るようになった。いまは蝶番が1個ズレているような違和感があるくらい。レントゲンでは軟骨も減っておらず「ま、老化ですな」で診察も終わりだったけど、歩く度に膝関節が軋むというか、うまくかみ合ってない感じ。


で、今まで遊歩道にある手摺など気にした事もなかったけど、痛む足を動かす瞬間のグラつきが手摺を掴む事で安定して、楽なのなんのってアナタ!! 痛む右膝を庇う歩き方のせいで、右足首、右腿裏、左膝も痛くなり、カクカクと動きがロボコップみたいになったけど、手摺を頼りにすればかなり楽に歩けた。手摺バンザイ。


それに比べて、エスカレーターの手摺はどうよ。手摺を掴んだら一歩、二歩で乗らなくちゃ歩幅が合わないというのに、足を踏み出す最初の一歩に手間取ってしまう。タイミングが合うかどうか心配で、毎回ドキドキした。エスカレーター前でもたつく人の気持ちが分かる。年寄りか!!


高さや太さで全然印象がちがう握り心地や力のかけ易さなど、手摺のありがたみを感じた日々だった。で、喉元過ぎればなんとやらで、無理な姿勢を取らなければ膝はもう大丈夫そう。と、一安心したのもつかの間、新たな身体トラブルが。またか!!


昨日の夕食で食べたヤリイカで、食物アレルギーが出た。食後、1時間半は何ともなく、唐突に、ほんと唐突に「あれ、なんか気持ち悪いかも」と思った時には心拍急上昇。すぐにバケツを抱えて横になったが、激しいゲロの集中砲火。ゲリラ豪雨ならぬゲリラゲロ。せっかくなので名付けてみました。一刻でも早く身体から出そうと頑張ってくれる免疫システムのおかげで、ゲロの次はゲリ、そしてゲロ、そしてゲリと、ゲロゲリゲロゲリ上から下から大放出。汚くてすみません。食あたりではないと判るのは、5月にもヤリイカを食べてモーレツな吐き気に襲われたため。知ってたなら用心しろよ!!


いや〜、ヤリイカってしょっちゅう食べるものでもないし、5月の時にも夕食で食べたんだけど、初めての食材もなかったりで原因が何か分からなかった。去年まで食べた時には目立った症状がなかったと思う。大人になってから、突然食物アレルギーが発症する人も多いらしく、大人の食物アレルギーで1番多いのは甲殻類とのこと。


なんか、「蕎麦アレルギーなんです」というとメジャーなだけに「そうなんですか」って感じだけど、「ヤリイカのアレルギーなんです」ってどうよ、自分。言われた方も「・・・そうなんですか」って、脳内「・・・」が入りそう。ヤリイカならいいんじゃない? というような切迫感がない感じ。普通のイカはどうなのよ、とか。


というワケで、ヤリイカはもう2度と食べる気がしないが、イカが食べられなかったらショックだし、自覚症状がないけど他にも反応する食べ物があったら辛いので、蕁麻疹でお世話になったアレルギー病院で食物アレルギー検査をしてもらう予定。検査を受けたら報告します。


昨夜は風呂に入らなくても、化粧を落とさなくても、着替える力が残っていなくとも、コンタクトレンズだけは外さないと寝られないので、何とか気力を振り絞って洗面所へ行くと、風呂場の扉の隙間から黒いもんが勢い良く飛び出しチョロチョロチョロチョロ〜・・・ゴキブリが!! この弱っている時に、ゴキブリが!! も〜、出て来る時には空気を読め、ゴキブリ。


今年は何度も、何度も、何度も風邪をひいたり、もぐら叩きゲームの如く蕁麻疹が次々と出たり、膝が痛かったり、スイカがタッチしても反応しなくなったり、今日は傘が壊れたりと些細なトラブルの連続。最後の方はどうでもいいですか。多分、昭和44年生まれは今年が大厄年だからだと思われる。男性のだけど。知らなかった。男だったのか、自分。


そういえば、雨の夜道に傘を差して歩いていて、全フロアが男性向けの風俗ビルの前で、呼び込みの男性に「お兄さん、寄ってかない?」と声を掛けられたっけ。周囲には私ひとり。わ、私の事ですか!? 首から下しか見えなくても女でしょ、どう見ても。いくら胸元が寂しいからって、お前の目は節穴か!! という大変失敬な事もあったので、今年の残り5ヶ月半は女性ホルモンを全開にして用心します。ホントかよ!!