気まぐれ便座

実家の温水洗浄便座(以下、めんどくさいからウォシュレット) が新しくなった。
壁面のリモコンにボタンがズラリと並んでいて、新しい機能は何だろう? と、よそ見をしながら腰掛けた瞬間、うひゃひょー!! 間違えて蓋に座ったかと腰が浮きかけた。座面が冷たくて驚くだろうがコンチクショー!! トイレは北側で寒いというのに、何か理由があって(んなワケがないが) 便座を温かくしていないのかと思い、両親に聞いてみたところ、

母親「付けているんだけど、いつの間にか消えちゃうんだよ」
父親「そうそう! 今朝は熱くて尻が火傷するかと思ったぞ」ホントかよ!!
母親「熱くなったり冷たかったりするから、用心して座った方がいいよ」
父親「うちのトイレは気まぐれなんだな。あははは」

どんな便座だよ!! 幽霊便所かよ!! 以前のウォシュレットは、入切のスイッチと温度調節しかない簡単なものだったので、ボタンが増えすぎて何か違う操作をしてるに違いない。「俺はどこもいじってないぞ」と父親。そういうヤツに限って何かしてるから。

予想通りの展開なので、座面の温めスイッチを入れて、翌朝。すっかり忘れて便座に腰掛けてギョッとした。冷たいって言ってるだろうが!! 何をどうしたい時にスイッチを間違えてしまうのか不明。以降、スイッチが入っているかランプを確認してから座るようになった。用心しないとうちの便座は気まぐれだから。ていうか、人間がしっかりしてくれよ。リモコンに紙でも貼っとく? 画像は姪の絵パート2。某アニメのお母さん。目が死んでるよ!!