北海道5 札幌→函館

■4/28(火)
旅の5日目は、8時発の高速バスで札幌から函館へ移動。中央バスターミナルの場所は到着日に確認済み。乗り場が間違っていたらどうする!と、心配になり、昨日はバス乗り場まで行って確認してきた。いやもう、乗るまで安心できない心配性。ホテルからバスターミナルまでは徒歩5分。7時40分にホテルを出ればよかろう。


07:10 乗り遅れたらと考えるとそれどころじゃないので、って、それどころってテレビを見てるだけなんだけど、チェックアウトしてホテルを出た。早くバスに乗ってしまいたい。


 
ちょうど大通公園の桜が満開の頃。


   
高速バスであちこち行けると知り楽しくなる。釧路、知床、網走は高い。知床行きたいな、知床。小樽は超安、なんと610円!バス路線図が桃鉄の駅マスに見えてきて、ここをこうしてカクカクと進んで、などと妄想高速バス旅に浸りながら待つ事30分。


08:00 高速はこだて号4,810円

祝・初の高速バス!普段は安いバスツアーくらいしか、バスを利用しないのでワックワク!3列シートは隣の人が気にならず快適。座席の幅はチョイ広めで、リクライニングも後ろを気にせず前後ゆったり。いいじゃないか、いいじゃないか高速バス!この日の空席は2席だけ。足置きとスリッパとヘッドホンもあって飛行機みたい。トイレ休憩が2度あるものの、中を見たいので発車してすぐトイレへゴー!飛行機のトイレ空間を、ふた回り小さくしたような縮小版で面白い。

 [ 
08:32 有珠山SAで20分トイレ休憩。バスがポツーンと。


10:00 大谷地PAで10分トイレ休憩。

13:30「函館駅」着
  


スタンプ
 
駅隣接の函館市観光案内所。パンフレットが充実してしてこれだけで観光できる。


■赤レンガ倉庫群
   
取りあえず、鐘があったので鳴らしとく。カーン!


14:15 昼食
「いかいか亭」
 
煮魚にするか焼魚にするか迷いに迷って、天婦羅定食を注文。鮮魚がウリの店に入って、なんで天婦羅定食!? すみません。私は生魚が食べられないので。それなのに何故この店!せっかく北海道に来たので雰囲気だけでも感じたくて。寿司バンザイな人に怒られる前に自分で言います。カッパ巻きでも食っとけ!



天婦羅定食1,350円。揚げたてウマー!


市電1日乗車券を購入600円。3回乗ると元が取れるのでお得。ホテルにチェックインして観光へ出かける。
■「ホテルパコ函館」

バスルームは狭いけど、ホテル併設の温泉にいつでも入れる。



なんとか銀座はお約束。ホテル周辺はこんな感じで。



ホテル近くにコンビニがあって便利。


16:00「太刀川家」

明治34年、海運業で財を成した豪商・初代太刀川善吉によって建てられた関西風の商家。スゲーな豪商!国の重要文化財に指定されている。



  
1F部分はTACHIKAWA CAFE(タチカワ カフェ)として開放。内部はレンガ壁を漆喰で塗り込められている。珈琲600円。コンビニコーヒーの方が美味しい。こ洒落た雰囲気の対価で。



箱館丸(復元) ※柵の外から見学可

日米和親条約後、船大工・続豊治の設計により1857年に完成した、日本初期の西洋型帆船。箱館形と称される。1988年(昭和63年)に復元。オリジナルは1869年(明治2年)に樺太に碇泊中に暴風雨で大破、焼却処分された。1円切手でお馴染みの前島密も、測量役として7ヶ月間乗船したそうだ。




箱館郵便役所跡近くの建物。カワイイ!



新島襄海外渡航の碑
 [  
江戸後期(1864年)、21歳で国禁を犯して箱館から渡米、帰国後同志社英学校を設立。碑には、脱国翌年に香港で詠んだ漢詩が刻まれている。妻はNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公の新島八重



■中華會館 ※外観のみ見学可
 [  
シブイ、カッコイイ!釘が一本も使われていない日本唯一の純中国風レンガ造りの建物。明治43年に華僑が故国から職人を呼んで建てたといわれている。



■相馬株式会社 ※外観のみ見学可

不動産や倉庫業で財をなした相馬哲平氏の社屋として、大正5年に建てられた和洋折衷の建物。なんでこんな色なんだ。



■旧イギリス領事館
国際貿易港として開港した、江戸末期の1859(安政6)年に設置。現在の建物は1913(大正2)年竣工。イギリス政府工務省上海工事局の設計によるもの。1934(昭和9)年に閉鎖されるまで領事館として使用されていた。函館市有形文化財に指定されている。


重っ!と驚いた門の閂。



 
函館山へ行くのは天気がイマイチなので翌日に。



カトリック元町教会 ※外観のみ見学可

流れ作業的に写真を1枚撮って終わり。



■ハリストス正教会
  
ハリストスとはキリストのこと。スはどこからきた!江戸末期、ロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導され、ロシアの領事館及び礼拝堂として建てられた教会。同教は当時のロシアの国教であり、ロシアは領事館を置く際、聖堂をたてて司祭を派遣していた。国の重要文化財に指定されている建物は、ロシア風ビザンチン様式。さっぱり分からないけど丸みが素敵。裏庭から海をバックに写真を撮るのが人気。拝観献金料200円。



■ペリー提督来航記念碑

1854年5月17日にアメリカ合衆国海軍提督ペリー一行が日米和親条約で開港が決まった箱館に来航。ペリーは函館港を「ジブラルタル海峡に匹敵する良港」と賞賛している。



  
イカがカワイイ。



■日本最古のコンクリート電柱
 
市電沿いを歩いていたら目の前にあった。


■操車塔
 
市電沿いを歩いていたら目の前にあった、パート2。




誰か顔を出して。



どんぶり横丁
 
昼は天麩羅にしたので、夕食は煮魚定食か焼魚定食だ!というワケで、函館駅前のどんぶり横丁へ。少ないながら生魚以外のメニューもある。が、ほとんどの店が閉まっていた。まだ18時半なのに!20軒くらいのうち、営業していたのは2軒だけ。閉まるの早すぎ。



スタンプ

あンた、どんぶりが煤けてるぜ!という感じで。



 
店に入るとすぐ「チュウゴクゴ、メニュー、コレネ。」と手渡される。いやそれ、日本語で言ってますけど!


ここで「日本語のメニューで大丈夫です。」という、私の答え方が悪かったらしい。日本語が上手いアジア人と勘違いされたのか、中国語のメニューと一緒に、「あ、英語がいい? メニュー、エイゴ、オッケー? 」と、英語のメニューもグイグイ押し付けられる。いやそれ、日本語だから。ていうか、オバちゃん、人の話を聞け。そして、日本語のメニューをください。


  
ハラス定食1,300円とジャンボコロッケ600円。コロッケの中身が、カニ祭りかってくらいのカニだらけ。カニ10:他0という感じ。もう少し薄味の方が飽きずに食べられると思う。