沖縄旅行13 すべての腰痛は、矛盾を含んでいる編

■「旧海軍司令部壕」
滞在時間の目安
ビデオ10分、資料館20分、壕ざっくり10分、壕ゆっくり20分、壕じっくり30分
+バス停から片道徒歩10分、駐車場から片道5分


■「ゆんたくあしび温泉りっかりっか湯」
滞在時間の目安
1時間程度。簡単な飲食スペースとマッサージコーナー有り。


滞在7日目。話は戻って前日の話。那覇バスターミナルを利用した際に、「旧海軍司令部壕」へ行く路線バスの時刻表を貰うため、バス会社の事務所へ立ち寄る。最寄りのバス停は、「宇栄原団地(うえばるだんち)」。


まず、「東陽バス」の事務所へ。そこで尋ねると、「沖縄バスか琉球バスに聞いてみて」とのこと。
次に、「沖縄バス」の事務所へ。そこで尋ねると、「うちではなくて、那覇バスさんですよ」と言われる。東陽バス、全然ちがう!!
今度こそと、「那覇バス」の事務所へ。そこで尋ねると、「あ〜、うちじゃなくて、東陽バスさんですね」ときた。なんだとー!!
カァーッ!! と血圧も急上昇。仏の顔も3度までだぞ、コンチクショー!! どこのバスが行くんだ。どこのバスに聞けば分かる?


そういえば「琉球バス」を確認していなかった事に気がついた。ここで他の3社のバス会社名を言われたら、またふりだしに戻ってしまう。すごろくか!! 結果、「琉球バス」が正解。東陽バスが言う事は正しかった。



朝のニュース。ハブ注意報を発令!!


バス停は「那覇バスターミナル」ではなく、通りを挟んだ目の前の「旭橋」から乗車。バスを待っていると、空車のタクシー運転手たちが私にロックオンしている気配が。長袖、白い肌、手には畳んだ地図、観光客丸出し。1人の運転手がタクシーを降りて話しかけてきた。


「No.バス? No.バス? No.バス?」何が言いたいんだ、運転手。ていうか、わたし日本人なんですけど。しきりと「No.バス? No.バス?」を連発。「日本語は分からない台湾人です」という雰囲気で無視していたら諦めて、ターゲットを男性ビジネスマンへ変更。この人も恐らく日本人だと思うんだけど、「No.バス? No.バス? No.バス?」を繰り返す。無反応だったため、運転手はショボーンと退散した。




09:42 2分遅れてバス到着「旭橋」乗車。バスが激しく揺れる。酔い止め薬が効かず、乗車2分で気が遠くなる。




09:52 「宇栄原団地」下車。運賃220円。



 
琉球バスの職員さんが書いてくれた地図。



 
壕まではここから5分ほど歩く。



09:57 「旧海軍司令部壕」公園に着く。



緩やかな上り坂と階段を上って行くうちに、唐突に激しい腰痛に襲われ歩けなくなる。こ、こ、こ、腰が・・・!!



  
慰霊の広場、遠足の小学生。




ビジターセンターで5分程度の短いビデオ映像を鑑賞。写真が展示されている。




壕入場料金420円。パンフレットを購入100円。



   
資料室。



 



             
壕内はカビくさい。地面は乾いているけど、ときどき滑る。段差や階段があるので、一部だけ車椅子可。たまに天井の低い通路があって腰にひびく。こ、こ、こ、腰が・・・!! ゆっくり見て回って20分くらい。



 
バス停に向かって歩いていた時、ふと空を見上げてびっくり。・・・あれは何だ。鳥だ。飛行機だ。いや、光の輪っかだ!! 太陽の周りに光の輪っかがある。なんで、どうして、地球滅亡の前兆か!!



これは「日暈(ひがさ)」という現象で、それほど珍しくはないそうだ。沖縄気象台によると日暈は、地上から約10kmの高層にある氷の粒でできた巻層雲に太陽光が当たり、プリズムのように屈折して起きる現象。




翌日の新聞「琉球新報



11:38 「宇栄原団地」バス乗車。バスの揺れが酷く、走り出した瞬間に気持ち悪くなる。沖縄の一般道は車酔い体質には厳しく、酔い止め薬の効力も半減なので用心されたし。
11:50 那覇バスターミナルに到着。



  
12:20 あまりにも気持ち悪いので、椅子を求めて「紅いもタルト」でお馴染み「お菓子御殿」の喫茶コーナーへ。珈琲を飲んで回復しよう。



 
カウンターへ注文しに行くと、ライチとマンゴーのムースが美味しそう〜。気持ち悪いんじゃないのか!! いやー、冷たくて口の中がさっぱり。2Fは食事スペース。




ライチとマンゴーのムース310円、ブレンドコーヒー300円



 
13:30 「公設市場 第一牧志公設市場」へ。国際通りの真ん中らへんにある「猿の看板」からアーケードへ入り、20mくらい歩いて右手に入口あり。1階が市場、2階が食堂街。



        



    
市場2階。サーターアンダギーが美味しいと評判の店「歩(あゆみ)」。店頭がスゴイ事になっているので心配したが、他で食べたものより断然美味しい。




■「きらく」で昼食。
第4日曜休み
国際通りゆいレール牧志駅から徒歩10分
沖縄県那覇市松尾2-10-1 第一牧志公設市場 2F

味 :★★★★★
価格:★★★★ 
立地:★★★★★ 




揚げ島豆腐中華風煮込み600円。



 
シチューマチ(アオダイ) のあんかけ1,200円。その日の魚によって値段が変わり800円〜1,200円。さくさくの皮の香ばしい食感、ふんわりほくほくの淡白な身、梅酢あんかけの酸味が絶妙の組み合わせ。見た目は食べきれないかと思う大きさも、飽きのこない味なので全部食べられる。絶賛美味しい。店にいた間は常に満席だった。大テーブルで相席できるので1人でも入りやすい。  
 



私は生魚が食べられないので詳細不明だが、1階の鮮魚店の貼り紙によれば、魚代金+1人500円・1グループ3品まで注文できるらしい。食事の店まで運んでくれる。隣の席の人に運ばれてきた舟盛り。




15:30 国際通りにある温泉へ。



   
■沖縄天然温泉「ゆんたくあしび温泉りっかりっか湯」
ゆいレール美栄橋駅→徒歩5分


露天風呂だけ温泉浴槽。加温循環濾過式。13種類のバスと3つのサウナ。小ぶりの健康ランドという感じ。シェイプバスのハードが、身体が押し流されそうになるほどの強烈ジェット水流で絶賛お気に入り。疲れがほぐれて、激痛に見舞われた腰もすっかり回復。


16:45 温泉終り。
17:40 ホテルに戻ってのんびり。この日の歩数18,238歩。