沖縄旅行7 すべて観光するものは一点に集まる編

1) 「首里城公園」
所要時間の目安:
正殿に入らず、駐車場から近い場所を超特急で見て30分
正殿、龍潭池、円鑑池、円覚寺跡、玉陵へは行かず、要所をざっくり回って1時間。
全体をざっくり見て回って2時間。
要所をじっくり、全体をざっくり見て回って1日推奨



有料施設「正殿」は、時々じっくり、ほぼざっくり見て40分。
「龍潭池(りゅうたんいけ)」「円鑑池(えんかんち) 」「円覚寺跡(えんかくじ)」の3箇所で30分。
世界遺産「玉陵(たまうどぅん)」は、移動含めて30分。




■沖縄滞在2日目。7時半に起床。バリバリと観光したいところだけど、まだ路線バスを把握していなかった。その為、ゆいレールで行ける唯一のメジャー観光地「首里城公園」へ向かう。



 
9:35 ゆいレール美栄橋駅」発
9:48 「首里駅」着


ホテル最寄駅「美栄橋駅」から「首里駅」は片道290円。ゆいレールの1日券は600円(2日券は1,000円)。運賃高っ!! 1日券安っ!! この日は、「首里城公園」以外の観光予定はなかったが、 1日券を提示すると施設や飲食店で特典がある。結果200円(160円+60円の割引)+ミニぜんざいサービスのお得。


首里駅」から「首里城公園」までは徒歩15分。駅を出れば分かるようになっているだろう。駅を出たら観光案内板がなかった。どっちに歩いて15分だよ!! タクシー運転手に熱烈ロックオンされるも丁重にお断りし、15分ほど歩いた頃、間違いなく道を間違えている事に気がついた。おかしい。こっちの方角が呼んでいる気がしたのに。駅へ引き返すと、さっきのタクシー運転手がまだ客待ちしていた。道に迷ったのがバレバレなんですけど!! 気を取り直して、スマホの地図アプリを開く。




ナビの通りに歩いてすぐに案内板を発見




首里駅と公園入口の中間辺りにある「新橋(ミーバシ)」。1680年に架けられた石造りのアーチ橋。・・・らしいのだけど、草ぼうぼうとネットで何が何だか分からない。




公衆トイレ。


約5分で「首里城公園」の入口へ到着。ここから守礼門まで10分歩く。連休だと言うのに観光客が全くおらず、うっそ休み!? と心配になる。「正殿」や「守礼門」はこちら側の入口からは遠く、この辺りには石壁のみ。夜はライトアップされて、いい雰囲気になると思われる。
    



 
現在地が画像手前のボケている辺り。中央の赤い屋根が右の画像のトイレ。奥の赤い屋根が「正殿」、その奥に「守礼門」と駐車場がある。



■「首里城公園」8:30〜19:30
1992年に首里城・正殿が復元された。前回、私が沖縄を訪れたのが1989年。惜しい!! 当時の首里城跡には守礼門しかなかった。ウソウソ!! 他にも何かはあっただろうけど、ガイドブックに紹介されていたのは守礼門だけ。門を表から見て、門を裏から見て、門を表から見て、門を裏から見て、ガイドブックと同じ写真を撮って3分で観光終り。日本3大それだけ!? のような観光地だった。あれから24年、あちこち観るところだらけになっていて嬉しい。


 
守礼門


      




世界遺産園比屋武御嶽石門



首里城公園は無料。「正殿」周辺の有料区域は800円。ゆいレールの1日券の提示で640円になる。券売機で正規料金で買ってからその事を貼り紙で知った。なんてこった、160円が!! 貼り紙の前の私がよっぽどガチョーンな顔をしていたのか、窓口の人が「ゆいレールの1日券を持っているんですか?」と返金してくれた。どうもすみません。


  
中国の宮殿建築と日本の寺院建築を折衷した、琉球最大のグスク(城)。
「御庭(と書いて“うなー”と読む)」の横断歩道みたいな白線が斜めになっていて、南北にきっちり、びったり!!




     
「正殿」内部。階段が急です。



これは何だったか・・・


 
「正殿」の構造模型



「正殿」のトイレの蛇口。カワイイ。



期間限定なのか、年中無休でやってるのか分からないけど、「首里城スタンプラリー」を実施中。門や建物の入口などにスタンプが用意してある。集めたからといってどうという事はないんだけど、当然、集めさせて頂きましょう!!
   



「お急ぎコース約30分」15箇所(有料区域なし)、「らくらくコース約60分」12箇所(有料区域あり)、「じっくりコース約90分」全25箇所のうち、11箇所以上のスタンプを集めた中学生以下は記念シールが貰える。チクショー!! なんで中学生以下なんだ。私は全25箇所スタンプしたというのに。大人にもシールください。



 
第32軍司令部壕。現在、坑口は塞がれていて中には入れない。



     
画像左から「龍潭池(りゅうたんいけ)」「円鑑池(えんかんち) 」「円覚寺跡(えんかくじ)」、世界遺産の「玉陵(たまうどぅん)」。外観を眺めるだけだけど、全部を見て回るには少し歩く。守礼門からスタートして、龍潭池、円鑑池、円覚寺跡の3箇所は近く、行って見て戻って30分。玉陵は反対方向へ行って見て戻って30分くらい。





世界遺産「玉陵(たまうどぅん)」
観覧料金300円。ゆいレールの1日券の提示→240円。
資料室200円、9:00〜18:00


  
資料室は小部屋に展示品と写真が飾ってあるくらい。ガイド本300円を購入。




那覇で見た玉陵の写真


今回、午前10時に首里城公園に着いて、首里城と有料区域を見て回って、金城町石畳道を歩きながら昼食で1時間ほど離れて、首里城公園に戻って残りを見終わったのが16時。2時間くらいで帰るつもりが、ざっくり見て回って1日掛かり。城壁のライトアップも見たかったけど、疲れたので観光終了。


■「金城町石畳道」

お勧め。首里城へ行くならついでに歩いとけ!! ちょっと滑って歩き難かったので、靴に注意してください。



■昼食「うちなー料理 首里いろは庭」
水曜休
沖縄県那覇市首里金城町3-34-5

味 :★★★★
価格:★★★★ 
立地:★★




この店の場所を何と説明したものか。守礼門から金城町石畳道を下って、道のど真ん中にあるガジュマルを左に曲がって、なんとなく歩いて10分くらい。分かるか!! スマホの地図アプリを見ながら、ちょっと迷って30分くらいで着いた。



 
ガジュマルの隣にある休息所。



   



ごく普通の一軒家で4人席2つと6人席1つ、団体客(10人くらい) は奥に部屋に通される。どれを食べても美味しい。絶賛お勧め店。田舎の親戚の家に食べに来ました、みたいな家庭料理が嬉しい。ほとんどが食べた事のない食材と味つけだけど、長年食べてきたように身体に馴染んでいる。毎日、食べ続けても飽きないと思う。甘くて、固くて、酸っぱくて、激しく苦い。素材の味が強く後味はすっきり。10時間煮込んだ豚肉がとろっとろで濃厚。


古代米、お麩のチャンプルー(ウコンの粉末を練り込んだお麩)、ゆし豆腐、にがな(原産野菜)、じーまみ豆腐(ピーナッツの豆腐)、いんげんの和え物、まぐろのタルタル、大根と辛子の漬物、もずく、ミミンガー、豚肉の味噌汁(白味噌)、ぜんざい



■夕食 沖縄料理「ふる里」
国際通り、県庁前交差点、リウボウ パレットくもじ地下1階
沖縄県那覇市久茂地1丁目1-1

味 :★★☆
価格:★★★ 
立地:★★★★★


那覇イチの繁華街・国際通りのスタート地点にある、県庁北口交差点前の複合ビル「パレットくもじ」で夕食。9階のレストラン街と地下1階に飲食店が数軒ある。疲労困憊でめんどくさい時は、パレットくもじへ行け!! 私は8日間の滞在中、夕食で3回パレットくもじを利用した。パレットくもじバンザイ!!


地下「ふる里」でソーキそばを注文。ゆいレールの1日券の提示で「ミニぜんざい」のサービス。マイ箸を持参するとソフトドリンクのサービスあり。
 


ソーキそばってイマイチ美味しいと思わないのでどうなんだろう。ビミョーに固い麺がもそもそとしていて、全てにおいてフツーの店。わたしは何様だよ!! 国際通りは飲食店が多いけど、鉄板焼き、ステーキ、居酒屋、鉄板焼き、ステーキ、居酒屋、肉、肉、肉!! という感じなので、軽く食事を済ませたい時に「ふる里」はちょうど良かった。

この日の歩数、25,783歩。