台湾18 九份の食事

※2016年GWレートNT$1=3.4円で換算


九份で利用した食事店は5軒。

1)「九份老麺」  ★★★★アーケード内、名物より饂飩湯推し、安い、狭い、相席必至、行列でも回転早い、中華の喧騒を堪能。
2)「悲情城市」  ★★★★立地最高、料理まあまあ、ちょい高、ちょい量多い、日本語メニューあり、九份のイメージを満喫。
3)「芋仔蕃薯茶坊」★★★☆眺望良好、料理当たり外れ、高い、かなり量多い、店内お洒落、メイン通りから外れて静か。
4)「九戸茶語」   ★★★基隆湾一望、夜景パノラマ、セットメニューのみ、びっくり安、ほぼまずい、量フツー、料金と雰囲気は満点。
5)「戲夢人生茶飯館」 ★★メイン通りを一望、個室感覚、料理大当たり大外れ、高い、量多い飽きる、日本語メニューあり。


■5/4夕食 17:30
1)「九份老麺」
瑞芳鎮基山街45號
10:00〜19:00(土日祝〜20:00)
創業503余年の麺店で、牛肉麺NT$100(340円)が有名。

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伝票に記入して渡す。


副菜は自分で取ってきて、
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名物の牛肉麺はちょっと味が濃いかなー。フツーに美味しい。饂飩湯(ワンタンスープ)が美味しくて感動。かなり好き。毎日食べたい。3品でNT$165(561円)。饂飩麺ならNT$45(153円)。
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テーブル席が3つ


扇風機の風がビュービューくる店内で便利な栓抜き兼箸袋差し。


■5/3昼食 12:50
2)「悲情城市(小上海茶飯館)」
九份豎崎路35號
10:00〜22:00(金・土〜24:00)、現金のみ
日本語メニュー、日本語可。


1989年公開の映画『悲情城市』の撮影に使われた店として有名。以前は昇平戯院(隣の劇場)の従業員寮として使われていた建物が侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の目に留まり、「黄金酒家」という名前で映画に登場。ヴェネチア国際映画祭で、台湾人監督初の金獅子賞を受賞した。映画のヒット後に悲情城市の看板を掲げている。黄金酒家じゃなくて? タイトルズバリの悲情城市で!


道行く観光客たちに、身をよじりながら呼び込みしている店員。いやいや、ご飯を食べるか呼び込みするかどっちかにした方が。


店内
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バルコニー席
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バルコニー席の向かい側には人気の茶藝館「九戸茶語」。階段下から見上げた角度が人気の撮影スポット。


食事もお茶も高め。500mlのミネラルウォーターはNT$30(102円)


推薦メニュー3番、鹽酥蝦(エビの塩炒め)NT$280(952円)。かっぱえびせんの海老を濃厚にしたような、酒のおつまみ系大人しょっぱい味。


苦くて固いのが美味しい空芯菜NT$180(612円)、フツーに美味しい小籠包NT$160(544円)
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映画の写真が飾ってある。
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ココが、ココで。
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■5/4日昼食 13:10
3)「芋仔蕃薯茶坊」
瑞芳區九份崇文里市下巷18號
9:30〜25:00 (土日9:00〜)、定休日なし、現金のみ


人気の茶藝館「阿妹茶酒館」のすぐ上にある、坑道風のトンネルが店へ通じている。


狭いような、広いような、


進んで、進んで、


進んで、進んで、


階段を上ると・・・


そこは店舗であった。こんなところに!
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豎崎路からトンネルの先にはこの店だけ。細い路地裏をすり抜けて歩いて行くと、アーケードの真ん中辺りに出てくる。


建物は築100年以上とのこと。
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まったりと過ごせるバルコニー席。メイン通りから外れているので凄く静か。
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食材を決めて、扇状に書かれた煮るとか焼くなどの調理法や具などを選んで注文。


お茶メニュー。人数分の茶水費NT$100(340円)+茶葉は1グループにつき1つで可NT$300(1,020円)〜NT$1000(3,400円)。高い!


看板料理の麻油麺線(ごま油で和えた麺)。くったくたに茹でた細麺にカリっカリに揚げたニンニクの食感、ごま油の香ばしい香りがほんのり、みたいな感じ。


扣肉(豚肉の醤油煮込み)。醤油ラーメンのチャーシューだけをかき集めた風。レモン風味でさっぱり爽やか。が、しかし、とても食べきれん!


水果蝦仁(フルーツの海老フライ和え)。エビマヨのマンゴー味。マンゴーが合う。マンゴーが合う!


3品でNT$800(2,720円)。小サイズがあれば嬉しい。
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■5/3日夕食 19:00
4)「九戸茶語(ジウフーチャーユイ)」
九份輕便路300號 
9:00〜20:30(オーダーは19:00まで)、定休日なし

本館。飲料NT$200(680円)、午後のお茶セットNT$250(850円)
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新館


夜の食事は2種類のみ。安いセットメニューNT$250+サービス料NT$25(935円)の人は新館へ案内される。高いセットメニューの値段は忘れた。


人気観光地の人気店なのに安くてびっくり。ちなみに、びっくりするほどじゃないけど、ほぼまずい。甘くて濃くてクタクタでネトネトで食べ残した。テラス席でのんびりできたので、席料だと思えばいいか、という感じで。いいのか!


空いてた
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店内も小洒落た雰囲気


5/5昼食 12:00
5)「戲夢人生茶飯館(シーモンレンション)」
瑞芳區豎崎路13號
10:00〜20:30、水曜定休


5階建ての台湾料理店。侯孝賢監督の同名映画が店名の由来だが関係はなく、ちゃっかり乗っかっている模様。いいのか、それで!
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店内には古い映画のポスターや写真などが飾られている。
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個室感覚で
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基隆湾や九份の街並を眺めながら、


日本語メニューあり。どれも量が多そう。悩みに悩んで2品注文。


18番)私房煎蛋NT$200(680円)。スパニッシュオムレツの中華味。うまーーー!大根餅のようなサクサクの食感が好き。これ好き。これ凄く好き!


33番)看板メニューの招牌豆腐の小サイズNT$290(986円)。説明には「豆腐の深い鍋でとろ火で煮込む」。日本人の誰か教えてやって。


小サイズでコレ!いくつ玉子を入れてるんだ。つみれと玉子と豆腐入りの豆乳鍋で、ちゃんぽんのようなまろやかな感じ。美味しいんだけど飽きる。