台湾17 九份人気の場所

※2016年GWレートNT$1=3.4円で換算

で、結局のところ、九份のどこら辺が人を惹きつけるのか。台湾のガイドブックの九份のページは、総合本2P〜女子向け本8P程度。観光する場所は少なく、映画のロケ地となった飲食店と茶藝店を紹介してる。小さな町なので2時間もあれば全部回れるくらい。もれなく載っているのが、趣のある茶藝館の同じ角度から撮った写真と、石段を見上げる同じ角度から撮った写真。旅行会社のパンフレットの写真も全て同じ角度。九份、この2箇所だけ!?


■その一箇所が、豎崎路にある人気の茶藝館「阿妹茶酒館(アーメイチャチウクァン)」
瑞芳區崇文里市下巷20號
8:30〜24:00、土日〜26:00、定休日なし


1989年公開の映画「悲情城市」のロケ地に使われた有名な茶藝館。九份ジブリの『千と千尋の神隠し』に登場する町のモデルになったとも言われていて、提灯の灯るこの茶藝館周辺は日本人観光客の人気撮影スポット。ガイドブックに載っている九份の写真では、ここしかないのか!ってくらい同じ角度の写真が使われている。


その、ここしかないのか!という角度。
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その、ここしかないのか!という写真が撮れる向かい側の飲食店。
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14:30 急に人が増えた。


宿で休憩した後、夕暮れ時に写真を撮りに豎崎路に行って仰天!阿妹茶酒館を目指して四方から集結してる。


17:30 提灯はまだ点いてない。


18:30 ギュウギュウ


18:50 ギュウギュウ、ギュウギュウ
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19:20 ギュウギュウ、ギュウギュウ、ギュウギュウ!
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提灯の淡い灯りに包まれながら静かに思いを馳せるワタシ・・・なんてのを想像してたらケタ違いに大間違い。17時を過ぎた頃にオプショナルツアーで訪れる日本人観光客が押し寄せてきて、凄まじい人の多さに全く近づけない。隅田川花火大会の帰り道か!みたいな状況。提灯の灯る場所はほんの一角しかなく、そこへ辿り着くまでの通り以外は空いている。夕食に入った店もほとんど客がいなかった。19時半頃になると日帰り観光客が一斉に退けて静かな街へ。アーケード街の店もほぼ閉まっている。


台北から夕方頃に着くように行って、茶藝館でお茶して、ガイドブックに載っている提灯写真を撮って、空いていたら晩御飯を食べて、遅くなる前に台北へ戻ろう♪ などと考えていると、日にちによっては尋常ではないほど混雑している可能性もあるという事で。


■その、ここしかないのか!という、もう1つの人気撮影スポットも豎崎路の石段。


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