台湾21 九份・黄金博物園区(終)

■5月4日(水) 旅の5日目。黄金博物園区→九份泊。
(※2016年GWレートNT$1=3.4円で換算)


九份滞在2日目は、路線バスで10分のところにある「黄金博物園区」へ。その後は九份老街に戻って、昼ご飯を食べて、茶ー飲んでー、晩御飯を食べて、芋園食べてー、というテキトーな1日。


黄金博物園区の営業時間は9時30分から。九份に来た時のバスもそうだけど、バス停に時刻表がない。次のバスが10分後なのか、1時間後なのか心配なんですけど!九份は人気観光地なので、この路線は本数が多そう。台北市内から九份へ向かうバスの終点に黄金博物園区があるので、日中から夜は頻繁にバスが走っていると思うけど、午前中の運行状況が分からない。取りあえず8時50分にバス停に行くと、10分ほどでバスが来た。


バスが向かってきているのは分かる。


09:00  九份バス停

↓歩いて行くのは全然無理。

09:10 金瓜石バス停。早く着きすぎた。


09:30
■「黄金博物園区(ホアンジンボオウユィエンチュィー)」★★★★
瑞芳鎮金瓜石金光路8號
第1月曜日休館、9:30〜17:00(土日祝〜18:00)、入場無料・砂金体験NT$100(340円)、坑道見学NT$50(170円)
金瓜石のバス停下車すぐ。
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インフォメーションに日本語ガイドマップあり。

■「四連棟」
日本統治時代の日本人職員の宿舎を修復したもの。靴のまま上がれる。
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最初の部屋でビデオ鑑賞。
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他に日本人観光客がいなかったからかも知れないけど、係員が1人付きっ切りになって案内してくれた。時折、日本語変換アプリを見せながら「台所」とか「女中部屋」などと教えてくれる。それぞれ独立した台所と風呂場があって、あちこち広い。
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四連棟を出て、

10:00 トロッコがあったり、派出所があったり、喫茶があったり。
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■「太子賽館」
1922年頃、皇太子(のちの昭和天皇)がこの地を視察する予定で建てられたが、使われなかった和風邸宅。なんと勿体無い!
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閉鎖中。チクショー!客室下の御影石が、台湾の形をしているそうだ。


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毒蜂!毒蛇!

■「錬金楼」
来客のための宿泊施設だった建物で、当時には珍しい洋風造り。作業員の生活を描いた映像を見ることができる。
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アレをコレして金の延べ棒に。

■「環境館」
金瓜石鉱山の資料館。
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■「鉱工食堂」
もともとはコンクリート建築で、台湾金属鉱業公司時代に電話交換室として使用されていた建物。作りたての鉱山弁当NT$290(986円)は、ステンレス製の弁当箱と、園内の地図が描かれたナプキンを持ち帰れる。買おうか迷うも、あまりの暑さに食欲がなくて諦める。


命令してるのか、丁寧なのか。


黄金色のナプキン鉱山弁当も。
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階段を上っていくと、
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根っこすご!


「軽便路」東は金瓜石から九份を通って瑞芳駅まで、西は基隆まで続く。
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スタンプ
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■「黄金博物館」金鉱開発の歴史を展示。
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でかすぎ!


小指大の人形から、
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等身大の人形まで。


世界第2位の重さ220.3Kgの金塊(ざっくり時価10億円)。じゅうおくえん!!!
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テレビの撮影も


2位じゃダメじゃないんですか!というワケで、2位と聞けば気になるのが1位。世界1位の金塊は静岡県伊豆市「土肥金山」の250kg。知らなかった!2階では砂金体験NT$100(340円)もできる。


米粒くらい


首が凝りそう


重っ!

すごいマッチョ!


■「本山五坑(五番坑道)」金鉱内部を見学できる。NT$50(170円)
料金を支払うと、水色の不織布を手渡される。なんだこりゃ!受付の人が身振り手振り表情ぶりで、坑道に入る時に頭に被るようにと教えてくれる。


コレ!


ちょっと被ってみたら頭のてっぺんだけ。ユダヤ教の男性が頭にちょこんと被っているやつみたいな。なんだろう。水滴が落ちてくるとか? 煤が落ちてくるとか。何か頭のテッペンを覆わなくてはならない深い事情があるとか。どんな事情だよ。坑道に入る前に、ヘルメットの下に被るように促される。ヘルメットを被る時の衛生的なものだった。


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11:30 鉱道へ。こういうのワクワクするー!
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まっすぐ歩いて、
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突き当りに作業員人形。


グイッと曲がって、坂道を上っていく。天井も壁も地面も水びたし。
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金鉱脈!



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凹みそれだけ!


潮来の伊太郎を歌ってる時の橋幸夫風。
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弁当、煤だらけ。


11:45 出口へ。ゆっくり歩いて15分。楽しかった!

11:45
■「山頂豆花」★★
タピオカとピーナッツの総合豆花の去冰(氷抜き)。NT$50(170円)。街で食べるより美味しくないけど、まずくはないので。
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11:50 黄金神社へ向かって、坑道の横の山道を上っていく。くっそ暑い!

そんな無理に似ていると言わなくても。とツッコミたくなるゴリ押し似ている系が多い中で、これは本当に茶壺に似ている。この山道から見る茶壺山が、もっとも茶壺に見える角度だという。茶壺山、カワイイ!
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上って、


振り返って、


道端に岩。でっか!2m50cmくらい。


振り返って、


上って、


振り返って、


柱が見えてきた。天空の神社という感じ。カッコイイー!


早く、早く、


あと少し。こ、腰が!


着いた?
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と、思ったら最後に階段が少し。


12:10「黄金神社」柱だけが残った神社跡。
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アウトランダーごっこ



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風が気持ちいい。
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茶壺山に人と犬が見えた。


上りに20分、見て15分、下り10分、所要時間45分。


12:43 観光終了。

12:45 金瓜石バス停

12:52 九份バス停


翌日
■5月5日(木) 旅の6日目。九份台北台北泊。
(※2016年GWレートNT$1=3.4円で換算)


12:53 台北市内行きのバス NT$75(255円)
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雨樋から溢れ出し放題で。


14:10 台北市内に着いた時には止んでいた。駅が見当たらない場所がバスの終点。ココどこー!?


台北での5日間は書かなくていいか、というというワケで終わり。