紀伊半島07 熊野古道 発心門王子〜熊野本宮大社
■4日目 9/22(火) 08:16湯峰温泉バス停→→08:48発心門バス停[熊野古道]発心門王子〜〜11:00頃熊野本宮大社6.9km・12:30大斎原〜本宮大社バス停→→13:11湯峰温泉バス停/湯の峰温泉泊
※通過(小広王子〜猪鼻王子、10km、所要3時間20分)
小広王子
↓2.9km、70分、ゆる上り200m、急下り200m
岩神王子
↓2.8km、50分、急上り200m、緩やか下り300m
湯川王子
↓0.8km、20分、急上り200m
三越峠
↓3.5km、60分、なだらか下り400m
猪鼻王子
08:16 「湯峰温泉バス停」(7:30、08:16、13:23、14:23)
中辺路の始発から、ほぼ終点までの運賃。すごっ!
↓熊野本宮大社を経由して
08:48 「発心門バス停」(08:02、08:48、13:55、14:55)
↓目の前
「発心門(ほっしんもん)王子」
発心門とは悟りの心を開く入口。本宮の神域の入口で、格式高い五躰王子の一つ。
↓1.7km、30分、水呑王子までゆるゆる下り
水呑王子までは舗装路で古道感少ない。棚田や集落を眺めながらてくてく歩く。
09:34 「水呑(みずのみ)王子」
これだけ!と思って次へ進む。隣に「腰痛地蔵」の名で知られる、腰で割れている地蔵があったらしい。去年、ぎっくり腰をやったので拝みたかった。惜しい!
↓1.9km、30分、ほぼ平坦
ものすごく静まり返った、のどかな道を無心で歩いているうちに、猛烈にお腹が減ってくる。この辺りには頻繁に無人販売が。なに?なに? いちいち確かめに行くも、ほぼ梅干しか茶葉。頬がキューッときた。唾液が出た。
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奈良県と和歌山県境沿いに連なる「果無山脈」。
果無山脈東端の果無峠は標高1070m。果てが見え無いほどの山って事かと思ったら全然ちがう!伝承では、この山には年の瀬の12月20日のみに現れる妖怪がいて、その時は峠を行く人がいなくなった事から「果無」の名が付いたそう。何しに来ているのかその妖怪の話が知りたい。
10:15 「伏拝(ふしおがみ)王子」
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石段を登ると伏拝王子。
熊野参詣の人々が、ここで初めて聖地(本宮大社旧社地の大斎原) を目にして、感激のあまり伏し拝んだのが王子名の由来と言われている。うーん、どの辺りなのか全然分からない。
「和泉式部供養塔」
名高い女流歌人の和泉式部が、熊野詣で伏拝王子の近くまで来たとき、月経の血の穢れで本宮参拝を諦めた。こんな時にチクショーと一句詠んで(全然ちがう)一泊すると、夢に現れた熊野の神がオッケー出してくれて、本宮に参拝できたという話。
「伏拝茶屋」
地元のおばちゃん達が交代で運営している休憩所。伏拝王子の前。
梅ジュースと地元栽培のシソジュース各200円。両方とも酸味がきつくなくて美味しい。かりんとうを買う。130円。
↓1.2km、20分
↓1.9km、35分、少し下り、あと平坦
「三軒茶屋跡」
11:40 「祓殿(はらいど)王子」
石造の小祠が祀られている。この王子は、身を清めて本宮大社に参拝するための禊場。
↓0.2km、3分、土の道をゆるゆる下り
11:40 「熊野本宮大社」
発心門王子から裏鳥居まで11488歩
本宮大社の拝殿。この拝殿に参拝すれば、本殿の第一殿から第四殿に参ったことになるという。いきなりの省略技!
1番左の社が立派な感じなので、左端から右端へと流れ流れてお参りした後・・・
参拝の順番の説明板がある事に気づく。ど真ん中が1番最初とは!
ポスト絵馬。宛名シールに記入して、八咫烏ポストへ投函する。
↓5分
12:40 「大斎原(おおゆのはら)」
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明治22年8月の大雨で流された、熊野本宮大社旧社地。人が豆粒に見える、ものすごくでかい鳥居。鳥居の先の境内は撮影禁止。広場に小さな石祠がちんまり。
13:35 昼食
■「カフェ ボヌール」
http://tabelog.com/wakayama/A3004/A300402/30007478/
http://www.bonheurcompany.com
熊野本宮大社前の国道を大斎原の方向へ歩いて8分くらい。
Cの薬膳粥プレートセット。いかにも健康的な感じのモソモソした食感が好き。口の中の水分を全部持って行かれる、みたいな。薄味バンザイ!噛んでいるうちにほのかな甘みが感じられるお粥は、毎日でも食べたくなる。しょっぱいものばかり食べていたので美味しさ倍増。
熊野本宮大社近くにショボいヤマザキショップあり。久しぶりに食料品店を見つけて興奮し、片っ端から買いたいくらい張り切ってカゴを手に取ったところ、夕食になるようなものは売っていなかった。
14:10 「熊野本宮大社前バス停」
↓バス
14:16 「湯峰温泉バス停」
4日目の歩数19,900歩