紀伊半島08 龍神温泉 

■5日目 9/23(水) 湯の峰温泉龍神温泉高野山



旅の5日目は、路線バスで熊野古道中辺路から高野山へ移動する。祝・初お山!途中、日本三美人の湯「龍神温泉」の日帰り温泉に立ち寄り。いやもう、美人とか美肌という言葉におびき出され放題。


地図で見ると簡単に行けそうなのに山だらけ。高野山まで路線バスを4回乗り継ぐ事になるので、ちょっと面倒くさいけど美人になる為なら全然行ける。運賃は1,940円+1,700円+1,280円+1,690円=6,610円。


龍神バス
http://www.rinkan.co.jp/common/pdf/koyasan/timetable/nankai_noritugi.pdf

熊野本宮大社周辺から高野山へ移動するなら、「高野・熊野・白浜アクセスバス」が安くて早い。土日祝のみ運行、4,000円。くっそー、龍神温泉で60分の休憩があればこのバスに乗りたかった。
http://www.wakayama-kanko.or.jp/information/wp-content/uploads/2015/04/20150406_1.pdf


04:40 起床。民宿の温泉に入ってチェックアウト。
06:11 湯の峰温泉(06:11、08:41、13:11) 1,940円
    ↓古道歩きに乗ったバスで3回目
08:00 紀伊田辺駅(08:00、10:30、15:00)



龍神村へ行く予定のバスに乗り損なった場合、次は3時間後!3時間後でもバスがあるだけ大助かりだけど、臨時運休だったら血の気が引くので、時刻表をきっちり確認。前日に電話で確認した通り通常運行。山だらけ雨だらけなので、高野山へ着くまで気を抜けなかった。



  
紀伊田辺駅湯の峰温泉から来たのですごく都会。パン屋がある!



 
と、いうワケで、駅隣接のパン屋で朝食。梅スカッシュ426円。炭酸に負けない濃い梅味が甘酸っぱくてスッキリ。



 
北海道は中国人だらけだったけど、熊野古道は欧米人が多い。



 
08:45 紀伊田辺駅(08:45、11:43、13:10) 1,700円
    ↓龍神バス



山だらけ!
    

10:02 龍神温泉(10:02、13:00、14:27)
10:07 季楽里(きらり)龍神終点


龍神村
http://www.ryujin-kanko.jp/index.html


  
バスを降りた瞬間「うわっ、飲食店ないよコレ!」と思う。




チェーンソーアートが飾ってあったり。




半ケツ美人を横目で睨んでる女の目が怖っ!だったり。



 
文化財の旅館があったり。


10:30 「曼陀羅の滝」
11:20


  
元湯すぐ。




ゆる上りの細道を200m上るとベンチ。昨日、ショボいヤマザキショップで買ったパンでちょい休憩。龍神村でロシア!



   [ 
ちょい急上り200m、細いなだらか上り200m




約600mで曼荼羅の滝に到着。道は細いけど整備されているので上りやすい。上り22分、下り15分。



弘法大師龍神温泉を見つけたときに、この滝を「曼陀羅の滝」と名づけたと言われている。ホントかよ!中里介山の小説「大菩薩峠」の机龍之介が、失明寸前にこの滝で洗顔治療し全治したことで有名になった。うっそ、それ何かで読んだ事ある。ここか。龍之介か。この滝か!



旅の話と共に読書&映画コーナー

大菩薩峠 竜神の巻 [DVD]

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龍神温泉の1つ手前のバス停「小又川口(こまたかわぐち)」に、天誅組が処刑されるまで幽閉された土蔵を復元した「天誅倉」がある。1863年(文久3)8月、尊主倒幕を目指し敗れた天誅組のリーダー・水郡長雄が血書した辞世の歌「皇国のためにぞつくすまごころは神や知るらん知る人ぞしる」が柱に残っている。



強度近視なので私も洗顔しとこう。チョロチョロチョロロ〜って、水少なっ!



 
柵で滝まで手が届かない。



11:25 郷土料理「ほったて小屋」11:00〜18:00、木曜休み
11:55


   
曼荼羅の滝への上り口すぐ。飲食店どころか小売店も見当たらないのでここで昼食。かなりのほったて小屋ぶりにちょいビビリ。気付いたところでは、500mくらい先に川魚料理の店とここだけ。




熊野牛肉うどん700円、めはりずし2個300円。
肉うどんはスーパーで28円くらいで売っていそうなコシ無しめん。肉は脂身でぐずぐず。汁は醤油ラーメンのように濃い。めはりずしは、海水を舐めてるくらい超しょっぱい。一応フォローしておくと、郷土料理なら美味しいかも知れないので。




12:00  公衆浴場「龍神温泉元湯」07:00〜21:00、700円
13:10


弘法大師が難蛇龍王のお告げによって温泉を開いたとされる霊泉。源泉かけ流し。檜風呂、岩風呂、露天風呂。島根県湯の川温泉群馬県の川中温泉とともに、日本三美人の湯のひとつ。んー、なんかフツーの温泉。露天風呂は日差し直撃で眩しいので庇が欲しい。当初は1泊予定だったけど、日帰り温泉で充分満足。ところで、各地で50回は浸かっているに違いない美人の湯。しかも今回は日本三美人の湯。一向に美人になる気配がないんですけど!



内風呂は湯船に浸かっていれば問題なし。窓近くで立ち上がると、大きなガラス窓から橋にいる人間が丸見え!と後ろに下がりがち。光が反射して見えないようだけど。
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元湯の隣りの旅館の露天風呂は全方位的に丸見え!



ゆずシャーベット250円。ほんのりゆずの香りで味はレモンシャーベット。うまー!



13:15 「温泉寺」
13:25


   
弘法大師薬師如来を安置。宝永2年、明算という僧が龍神温泉にて皮膚病を治し、龍王社薬師堂を再建、温泉寺に改名されたと伝えられている。



高野山へ行くバス乗り場、季楽里龍神へ向かって歩き始める。元湯から約2km、歩25分。


  
割と頑丈。



  
無人



「松阪食堂」川魚料理
田辺市龍神村龍神138-2
10:00〜19:00、火曜休み

最初(ほったて小屋)と最後(松阪食堂)の間には、食堂が見当たらないという。



無人




4人発見。



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木彫りの置物とか壁掛けなど販売。


     ↓
14:05 季楽里龍神

パナソニック電動アシスト自転車のレンタサイクル。3時間まで1,000円・1日1,500円。
アイドルグループみたいな名前が付いてる。と思ったら、正式な愛称。プレジアが乗りやすいそう。



14:35 季楽里龍神発(10:10、14:35) 龍神バス※要予約、急行1,280円




乗客は外国人と日本人の合計3人だけ。廃線にならない為にも高野山へは龍神バスで!




バスは高野龍神スカイラインで山の上へ。



15:10 護摩壇山終点。駐車場の端から端までバイクがびっしり。



護摩壇山(ごまだんざん)」
標高1,372m。源平の合戦に敗れこの地に落ち延びた平家の平維盛が、護摩木を焚いてその命運を占ったと言い伝えられる。占ってる場合か!護摩供養の護摩木を積み上げた形の塔、「ごまさんスカイタワー(展望台)」は300円。



南海りんかんバスに接続。右へ左へ、右へ左へカーブ多い、揺れる。


15:25 護摩壇山発 南海りんかんバス、土日祝のみ運行、予約制、1,690円
16:17 奥の院
16:23 千手院橋

旅の5日目の歩数は11,905歩。