北海道1 定山渓温泉

■4/24(金)
旅の初日は、ほぼ移動日。酔い止め薬を飲んでリムジンバスで羽田空港へ。


羽田空港新千歳空港→「新千歳空港温泉」→昼食「スープカレーlavi」→定山渓温泉/定山渓ホテル泊


08:10 「羽田空港第一ターミナル」

出発3時間前に着いてしまう小心者の私。早すぎ!展望デッキをぶらぶら。


09:30 羽田空港
11:00  新千歳空港
この日の宿泊は、札幌の奥座敷にある定山渓温泉。直行バスに乗り遅れたら後がないので、真っ先にバスの乗り場を確認しておく。



直行バスは14時発の1本だけ。


バスの時間まで3時間もある。どうする!シネコンとかないかなー。空港案内図を見たところ、最上階に「新千歳空港温泉」がある。温泉、温泉!


11:50〜12:45
 
1)「新千歳空港温泉」
http://www.new-chitose-airport-onsen.com
入館料は大人1,500円。入浴料・浴衣・バスタオル・タオル館内利用料金のセット。せんごひゃくえん? 高っ!都心以外の日帰り温泉経験の中で最高額の1,500円。高っ! 浴衣とバスタオルは要らないから、300円安くして欲しい。ていうか、1時間コースがあって欲しい。


館内はピッカピカに新しくて、アメニティーも完璧に勢揃い。10人がゆったり入れる広い内湯と、15人が余裕の距離を保って入れる広い露天風呂、斜め角度の寝湯が3つ。内湯はチョイ熱で、露天風呂はギリギリぬるく感じない長湯向きな快適温度。ゴミとか葉っぱとか髪の毛とか虫とか一切浮いておらず、お湯も浴槽も超絶綺麗。露天風呂経験の中で最高レベルにお湯が綺麗。露天風呂からバーンと飛行機が見えるとか、空港温泉のスペシャル感はなくて若干がっかり。フツーに日帰り温泉という感じで。


私のお気に入り点は、新千歳空港温泉の渦潮。なんだソリャ! 露天の浴槽から流れてくるお湯と排水で、3つある寝湯の真ん中に、10センチほどの渦巻きがクルクルクル〜。渦潮、渦潮、渦潮キター。海じゃないけど! 水面が少し凹んでクルクルと渦を巻き、シュルシュルシュル〜と回るスピードが速くなって、ズゴゴゴゴゴゴゴーッと吸い込まれるような音をたてて渦が消滅、というのがエンドレス。ときどき3つ同時に渦が出現して、映画「イントゥ・ザ・ストーム」の竜巻のように暴れまわる。チビ渦、いいじゃないか!


温泉に浸かりながら無心で渦を眺めていると、あっという間に35分が過ぎていた。恐るべし、渦巻きエンドレス。新たなストレス解消法として、小型水槽で渦巻き鑑賞ブームがくると思う。こないですか。そうですか。


13:00

昼食「スープカレーlavi」
北海道はスープカレーが有名らしい。いつの間に!10年くらい前からだそうだ。スープが3種類、辛さは4種類の中から選択方式。辛いものは苦手なので、オリジナルスープで「一番辛くないもの」を注文。



「チキンの野菜カレー」
香辛料と油が強烈すぎて、口の中がワケ分からなくなった。カレーの香りのする、辛くないトムヤムクンのような感じ。辛くないのに舌がビリビリして、もはや味が分からない。素揚げした野菜は美味しくて、カボチャの甘みにホッとする。どうかな、コレ。どうなの、コレ。美味しいのか? コレ!私は普通のカレーの方が好きだ。で、食後に鏡を見てギョッとした。歯が真っ黄っ黄っ黄っ黄。ギャー! 到着したばかりなので、持ってて良かった歯みがきセット。歯を磨いたらすっきり落ちた。



藻岩山の売店で、レトルトカレーを販売していた。



立ち喰い寿司があったり。


14:00

「湯ったりライナー号」乗車。1,650円。乗客は全部で5名。公共交通機関観光客の命綱、ガンバレー!
15:40「定山渓温泉」着。


本日のお宿「定山渓ホテル」
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ツマミ式のウォシュレットを初めて見た。強弱調整が分かりやすくお尻に快適。


旅のスタンプ

カッパが可愛い。


  
売店



記念撮影コーナー。・・・なぜ北海道でチマチョゴリ



窓の外はこんな感じで。



岡山出身の僧侶・美泉定山。慶応二年頃、豊平川上流に温泉が湧出しているのを聞き、湯治場をつくった定山渓温泉開発の祖。どんな話だそりゃ。


足湯があるので、タオルを持って周辺の散策へ出かける。


2)「二見公園」
 
冬は恐ろしく寒そうな公園。



冬は恐ろしく寒そうなトイレ。



チョイおとぼけ顔のかっぱ大王。



桃屋ごはんですよを頭に乗せたようなカッパの水飲み場


3)「二見吊橋」
 
二見岩や“伝説のかっぱ淵”が見えるという、真っ赤な吊橋。伝説について書いてあったけど、読むのを忘れた。多分、川の淵にカッパが居たんだな。ホントかよ!



定山渓散策路は毎年4月下旬から11月上旬まで開通。ギリギリ通行止めだった。惜しい。


 
街のシンボル、あちこちにカッパ像がある。



鯉のぼりがズラーリ。


4) 「岩戸観音堂」
   
日本で2番目の有料自動車道路、小樽定山渓間自動車道の道路工事に命を捧げた多くの御霊を祀り、併せて交通安全を祈願して建立された(定山渓温泉観光サイトより)。洞窟に入りたかった。


5)「長寿と健康の足つぼの湯」
   
岩戸観音堂のすぐ横にある定山渓で最も古い足湯。24時間利用可。自販機で手ぬぐいも販売。朝からバス飛行機バスの移動で、体内水分が下がりっぱなし。足湯、ひゃっほう!靴を脱ぎすて、靴下を脱ぎすて、足を突っ込んだ。ザボ〜ン!



アチチチチチッ、ウワッチッ、熱い、熱い、ウワッチッ、ウワッチッ、熱い、熱い、アッチ、アッチッ、アッ・・・チーーーーーーーー!熱くて入れないよ、こんにゃろう。


6)「定山源泉公園」
 
美泉定山生誕200年を記念してつくられた公園。


 
公園内の足湯。こちらの足湯はチョイ熱の快適温度。


 
温泉たまごの湯。


7)「湯の滝」
 
首が!


8)「かっぱ家族の願掛け手湯」
国道230号線沿いにある無料の手湯。

白目をむいて水を吐く、かっぱの家族。手湯は夏の水道水くらいぬるい。恐ろしくご利益がなさそう。ここで願掛けする人なんているのかな・・・いた。いた。お願いお札がどっさり!


他には、約16人が一度に利用できる広さの「足のふれあい太郎の湯」、定山渓神社など。全部をゆるく見て回って2時間くらいだと思う。


夕食バイキング
  
特松・松・竹・梅・梅干しの5段階評価で竹レベル。不満なし!


   



天婦羅揚げたて、肉焼きたて。


 
中国人観光客に人気。ラーメンと蕎麦のセルフコーナー。


 
美と健康という言葉に吸い寄せられてしまう、韓国料理コーナー。


9)「定山渓温泉

中風呂と大風呂の2箇所を、男女で入れ替える方式。この大風呂が超テキトーでテニスコート2面分くらいの大きさ。ほんとデカい!中風呂が大浴場で、大風呂がものすごく大浴場。1回目大風呂、2回目大風呂、3回目中風呂、翌朝1回目中風呂、2回目大風呂、計5回入浴。



大浴場。浴槽の大きさと形の違う天然温泉が6個、バイオックス(磁気活性水) の丸風呂と寝湯。小型プールの低温風呂。温泉は軽さっぱりサラサラ系


中浴場。大収容の安いホテルの大浴場くらい広い。どんな説明なんだ。中浴場でも充分広いという事で。中浴場の露天風呂からは外が見えない。カランが6つしかないので、団体客が集中する時間帯は混雑しそう。2畳半くらいの大きさの「掛け湯用の浴槽」というのがあって、そこでシャンプーなど出来るように、椅子が並んで置いてある。