似たもの父娘

先日、実家に行った時の話。父に「某イベントのチケットを買いたいが、ファミリーマートのレジでは買えなかったから一緒に来てくれ」と頼まれた。父のいうファミリーマートとは、「ファミレス全般」と、「ファーストキッチン」と、「コンビニ全般」と、「本当にファミリーマートだったので驚く」4パターンがあり、イクラちゃんの「ハーイ!」と「バブー」ばりに前後の脈絡から判断する必要があるのだ。


「昼食はファミリーマートにしよう」→コンビニ弁当かよ!! じゃなくてファミレス。
「夕食はファミリーマートの寿司か蕎麦かピザにしよう」→回転寿しか、よく行く蕎麦屋(なのに店名は出でこない)か、ピザーラか、希望が一致しなければファミレス
ファミリーマートの近くの店がなんとかかんとかだろう? (と、話が始まる)」→もう少ししゃべらせてる間に脳みそフル稼働で店舗を特定。
ファミリーマートみたいなものだろう?」→ファミレスかコンビニのちょっと見下しパターン。
で、今回は「ローソンのロッピーでチケットを申し込んでくれ」という事だ。ホントかよ!!


ホントなので、2人で実家近くのローソンへ。自動ドアが開いた瞬間、「娘を連れて来ましたぁー!! 」という父の大声に、2人の店員さんがびっくらこいて振り返った。静かに入りなさいよ!! なんでそんな事いちいち宣言するのかと思ったら、どうやら、一度ロッピーで空いているか調べてもらっていたらしい。「ファミリーマートさんのレジじゃ買えないっていうので、娘に頼みましたよ、あっはっは」って、ああもう、年中利用しているのにすみません。ともかく無事チケットは取れた。明細書を持ち、レジで会計とチケットの発券を待つ間「お菓子でも買ってやろうか? 」と大声で聞かれて、小学生のお駄賃かよ!! と内心ツッコむ39才の娘でございました。


ちなみに、父は東京にあるのが東京ディズニーランドで、大阪にあるのが東京ディズニーシーだと思っているが、めんどくさいので訂正してない。千葉で東京ならまだしも、大阪で東京はないだろ!! という私も昨日、「築地魚河岸三代目」を「築地魚河岸三丁目」と間違えた。惜しい!! 惜しくないですか、そうですか。