紀伊半島02 勝浦温泉

■1日目 9/19(土) 08:00東京駅発のぞみ155号===09:54名古屋駅着・10:01発ワイドビュー南紀===13:59紀伊勝浦駅着/勝浦温泉泊


05:30起床。ちょっと早起きくらいのつもりが、色々と心配で夜中に何度も目が覚めた。8日間の旅の中で、一便一択しかない路線バスの中距離移動が3度あり、乗れなかった場合はその後の予定が総崩れ。行けず、戻れず、出られない。プランBはないんですけど!というワケで、気を引き締めて酔い止め薬を飲んで家を出た。


08:13 東京駅発
    ↓のぞみ155号 
09:54 名古屋駅着 
10:01 名古屋駅
    ↓ワイドビュー南紀3号[紀伊勝浦行き]


もうすぐ名古屋駅。飛んでも8分、歩いて10分、乗り換え7分。ギリギリすぎ!新幹線の扉の前で、脳内駅構内図を10回くらい全力疾走して名古屋駅に到着。勢い良く新幹線から飛び出して、エスカレーターを駆け下りる。改札、改札、改札どこ!5年に1度くらいしか名古屋駅を利用しないのに、なんでこんなギリギリの電車を予約したんだろう? 駅探の一番早い時間で予約したからだよ!長蛇の列にギョッとしながら近づくと窓口に並ぶ人の列。改札は空いていて、階段を駆け上がってホームに着いたのが2分前。駅探、ギリギリすぎ!



ワイドビュー!な感じのワイドビュー南紀3号


13:59 紀伊勝浦着。



勝浦駅前の熊野交通で、「串本湖畔と熊野三山・古道散策フリーきっぷ」を購入。3日間有効、3,000円。
営業時間08:00〜16:50
http://www.kumakou.co.jp/bus/free.html


新宮駅から熊野本宮大社の片道が1,540円。ここを往復する人なら元が取れる。運賃の安い那智山や、熊野本宮大社に片道だけ利用する場合は微妙。かなり微妙。熊野三山湯の峰温泉に3日間滞在した私の場合は、3,000円は超えるけど3,500円はいかないくらい。いまいちお得感は薄かったものの、食べ放題的なワクワク感のあるフリーきっぷが好き。熊野古道の中辺路で使えるといいんだけど、バス会社が違う。



フリーきっぷの提示で粗品のプレゼント。那智山の土産物店で貰った八咫烏のストラップ。


那智勝浦観光ガイド
http://www.nachikan.jp/onsen/


 
商店街でみかんジュース250円。みかんを10個食べたくらい胃が潤う。みかんも1袋買う。すだちのような真っ緑!の見た目で、ちょっと酸っぱくてほんのり甘い。


■本日の宿「別館 民宿こいで」素泊まり専用宿
http://kamenoi.jp/koide.htm
wi-fi、テレビ、電気ポット、コップ、エアコン、ハンガー、他無し。



部屋にトイレと洗面所がある。すごく便利、★3つ。そんな事で!駅まで7分くらい。すぐ近くにパン屋とスーパーがあるので素泊まりでも全然大丈夫。


■勝浦温泉
足湯「鮪之湯」、「海之湯」、「滝之湯」、全て06:00〜22:00、無休、無料。




勝浦駅前の「滝之湯」。ちょっとぬるめ。



駅から徒歩3分の勝浦漁港前に「海之湯」。
  
勝浦温泉は日本有数の生マグロの水揚高を誇るまぐろの町。足湯の底のタイルにまぐろの絵が描いてある。ここが鮪之湯か。と、思って看板を見たら海之湯。3箇所の足湯の中で一番広くて綺麗。



 
通りを挟んで「鮪之湯」。海之湯に鮪あり、鮪之湯に鮪なしみたいな。



那智勝浦町に隣接する太地町は日本における捕鯨発祥の地。勝浦観光桟橋から遊覧船「紀の松島めぐり」も出ている。残念ながら今回は立ち寄る時間がないので夕食は鯨に決まり。店は那智勝浦駅を出てまっすぐ正面の目の真ん前。




17:10 夕食「ボダイ」
http://retty.me/area/PRE30/ARE283/SUB28303/100000770953/
17:50




くじら竜田揚げ定食1,600円
馬刺しを半生に揚げたようなとろりとした食感と、衣のカリカリが香ばしくて期待通り。クジラうまー!



18:20 日帰り温泉ホテル中の島」1,000円・タオル付き。
19:30
http://www.hotel-nakanoshima.jp
島内に源泉6本を保有し、1日800トン、毎分560リットルと豊富な湯量を誇る、すべて源泉掛け流しの天然温泉。



ホテル中の島」は、船で3分の孤島にある大きなホテル。サスペンス劇場なら嵐で島から出られなくなるお約束のシチュエーション!船を待っていると急にめまいが。どうした。何か不吉の予兆か!と思ったら、浮桟橋が地味に揺れていただけ。荒天の日はかなり揺れそう。




街に近い女性の露天風呂は衝立だらけで外が見えない事が多いけど、ここは湾内と隔てるものがなく180度ババーンと開放的!島に打ち寄せる波の音を聞きながらリラックス全開。のんびり気持ち良すぎ。


硫黄臭は控えめ。泉質とか全然気にしないド素人ながら、源泉掛け流しにしてはちょっと薄い感じがする。雰囲気おまけの5点満点で3.5点くらい。何様だよ!庇がないので晴れた日中はかなり暑いと思う。館内が広くて2箇所ある露天風呂が離れている。服を着て移動するのは面倒なので1箇所しか入らなかった。


試しに料金プランを見ると、シルバーウィーク期間中に空いていた部屋は3万円近かった。何泊で? 何人で? 1人1泊料金で!通常は素泊まり6千円、食事つき9千円〜2万円くらい。船はほぼ15分間隔と頻繁に行き来しているけど、チェックインしたらホテルから出るのがめんどくさそう。1階の売店は恐ろしくショボかったので素泊まり予定の人は用心されたし。民宿に戻って早め就寝。1日目の歩数12,393歩。




勝浦港の観光桟橋。オルカの遊覧船。



というワケで、旅の話と共に映画コーナー。ジョーズもいいけど、オルカもね!まだ観た事がない人には絶賛おすすめ。

オルカ HDリマスター版 [Blu-ray]

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ジョーズがエイリアンなら、オルカは(2作目以降の)プレデター。破滅的なプライドに惚れる。ほろ苦い余韻にホロリ。



■その他の日帰り温泉など。
1) 「ホテルなぎさや」17:00〜21:00 @1,080円・タオル付き。
http://nagisaya.com


2) 「ホテル浦島」09:00〜19:00 @1,000円
http://www.hotelurashima.co.jp
紀伊勝浦駅より徒歩5分→観光桟橋から送迎船5分→ホテル。送迎船は日中は20分間隔。洞窟露天風呂、6種の湯めぐり。


3) 「かつうら御苑」15:00〜21:00 @1,080円
http://www.katuuragyoen.co.jp


■湯川温泉(紀伊勝浦の隣駅)
1)「きよもん湯」12:00〜23:30 @500円

2)「四季の郷温泉」10:00〜21:00 @500円
http://www.nachikan.jp/onsen/shikinosato/

3)「ゆりの山温泉」9:00〜22:00 @300円


■湯川温泉の観光
「ゆかし潟」
淡水と海水が混じりあった周囲2.2kmの小さな汽水湖。ちなみに英語ではブラキッシュウォーター。和風総◯家風で、もし良かったら覚えて置いてください。