北海道3 モエレ沼公園

■4/26(日)
旅の3日目は、「モエレ沼公園」散策と昼食「L’enfant qui rêve」→夕食「いただきます。」
http://moerenumapark.jp


モエレ沼公園は、日系アメリカ人の彫刻家イサム・ノグチが基本計画に携わった、「全体をひとつの彫刻とみなした公園」。以前に札幌を旅行した際には、まだ完成していなかったので、今回の旅でゆっくり訪れたかった場所。公園内のどの場所にいても心地良い風が吹き、どの場所から眺めても美しいと思う。いちいち新鮮な感動。行って良かった。絶賛お勧め。とはいえ、行くなら晴れの日に!


札幌中心部から、地下鉄とバスを乗り継いで35分ほど。
地下鉄東豊線「大通駅」→「環状通東駅」下車。
※公式サイトのアクセスで、“地下鉄乗車時に地下鉄→バス乗り継ぎ券を購入してください。” とあり。なにそのシステム!


 
券売機や料金表にも説明がない(多分、どこかに書いてある)。よく分かんないけど買っとけ!という事で下車駅の乗り継ぎ券360円を購入。



地下鉄の券売機から東豊線の矢印を何度も通り過ぎ、延々と通路を歩いて10分。次の駅まで歩いてるよ、コレ!と思う頃にホームに着く。


モエレ沼公園東口」へ行くバスは、東69・東79・東61系統、210円。バス乗り場1は地上に出てすぐ。方向音痴でも迷う隙間なし。乗車時間約25分で到着。地下鉄250+バス210円=460円のところ、360円の乗り継ぎきっぷで、バス運賃の清算は不要。100円も安い。お得!



帰りの時刻表をチェック。「モエレ沼公園東口」から「環状通東駅」行き。


09:00〜14:20

15)「モエレ沼公園」入園無料。


■モエレ山
標高62mの札幌市北東部唯一の山。3方向5ルートから山頂に登る事ができ、札幌市内全体を見渡せる。
 
アプローチから山頂までの完璧なライン。キレイな曲線にうっとり!


  
この日は、北海道のあちこちで、4月としては何十年かぶりの高気温。日差しジリジリ、アッチーッ!半袖でも大丈夫そう。ところが、モエレ山の山頂だけは、髪の毛が踊りまくるほど風ビュービュー。寒い、寒い、寒い。薄手の冬用コートを着ていても本気で寒かった。



モエレ山から見たプレイマウンテン。



十字路といえば悪魔との契約場所。


 
スパーンと一直線が気持ちいい。


■野外ステージ
 
奥へ行くほど塀が高くなり、さりげなく視界を遮っている。


■噴水
 [  
今年の海の噴水(3枚目)の運転期間は、4月29日〜10月20日。惜しい!


■プレイマウンテン
イサム・ノグチが1933年に構想し、長年温め続けたアイディアが初めて実現したもの。高さは30m。
  
ゆる〜い見た目に反して、意外と上るのがきつい。こ、腰が!


  
てっぺん。


  
反対側の花崗岩の斜面は緩やか。


■テトラマウンド
直径2mのステンレス柱の組み合わせによる三角錐
   
ルルルルル〜ル〜ル〜♪ 芝生のマウンドに上ると、星の王子様気分で。


■ミュージックシェル
 
前面は直径約15mのステージ。半球形の白い建物は、シャレオツなトイレ。


 
カラマツの林。ちび松ぼっくりの連結がカワイイ。


■サクラの森(遊具エリア)
        
園内の家族連れが全員集合か!くらいの勢いで。


■ガラスのピラミッド「HIDAMARI」※月曜日休館(8月は無休)
高さ32m、底辺51mのピラミッド型アトリウムと、高さ20m、幅18×23mの付属建物からなる、モエレ沼公園のシンボル。館内には、イサム・ノグチギャラリー(書籍・映像)、レストラン、ショップ、貸室など。
           [ 
なんか素敵、なんか素敵ー!語彙が貧相で申し訳ない。


 


公園の飲食店は、ガラスのピラミッド内にある2店のみ。席はないので公園のどこかで食べるファストフードか、1番安いコースが2,630円のフレンチレストラン。その2つの中間はないのか! 迷いに迷って事前にレストランを予約済み。


 
大腹が空いて、カレーパンを買う。さっくさくウマー!200円。


ショップ
 [ 
玉と天辺に磁石が入っていて、ゆ〜っくりと溝を回って上がればオッケー。


旅のスタンプ
 
ひとつ上下を間違えた。


13:30
16) フレンチレストラン「L’enfant qui rêve(ランファン・キ・レーヴ)」

ランチ11:30-14:30・ディナー17:30-20:00


 
待合室。ゆったり待てないせっかち者なので、あっちに座ったり、こっちに座ったり。


1番安い2,630円のコース、炭酸水600円、サービス料10%
     
泡々の中にゆり根、人参のポタージュ、パン、ハーブのサラダ、ニシンの何か忘れた、グレープフルーツのグラニテ。強いて言えば、発酵バターがかなり美味しい。


 
写真を撮ってカメラを脇に置いて、いただきまーす♪・・・フォークを掴んだ瞬間、背後で人の気配が。それも、ホラー映画でよくある、控えめな気配のやつ。なに?誰? 心臓止まりそう。コワー!


勢いよく振り返ると、皿とトングを手にしたギャルソンが立っている。えええええ? いつから居たの? 気づかなかったよ。な、な、なにか私に御用ですか!? 私が写真を撮り終わるまで、じっと静かに待っていた模様。いや、まだ食べ終わってないから。まだ皿は下げないで。食べます。いま、食べますんで!私の皿の中にトングを掴んだ腕をニュッと伸ばす。うっそ、何? 止めて。おかずドロボー! ・・・じゃなかった。ジャガイモを2つ、ゆっくりと皿に入れていく。え? なに? え? と思っている間に、スススッと厨房へ下がっていった。盛り付け忘れたらしい。なんだソリャ!


 
デザートの後にプティフール、エスプレッソか紅茶を選ぶ。紅茶が美味しい。


 
窓の外の景色と、外から見た店内。ちょっと寂しい。


14:28 バス乗車
14:45 「環状通東駅」着。
バスの降車時の運賃支払いの段階で、地下鉄の乗り継ぎ券が買える。すごい親切。乗り継ぎ券、バンザイ!


18:10〜18:50
17) ジンギスカン「いただきます。」
 
狸小路の1本隣の通りな感じで。どんな適当な説明なんだ。繁華街から近くて分かりやすい場所と言う事で。早い時間ならお一人様も全然大丈夫な雰囲気。


 [ 
お通し330円、烏龍茶360円、羊飼いのクッパ(小)680円、ロース1,790円、ハツ1,200円。



左端の岩塩ミル。ゴリゴリと砕く音はするのに塩が出てこない。右へ左へ力を込めて、回して、回して、ゴリゴリ、ゴリゴリ、回して、回して、ゴリゴリ、ゴリゴリ。ちょっと、ちょっと、全然出てこないよ、コレ!


出口が湿気て詰まったか? 瓶の底に固まった塩がこびり付いている。やっぱり! 塩をこすり落としてみると、底に穴が空いていなかった。は? なんだコリャ!どこから塩が出てくるんだ。石臼で粉を挽くみたいに横から出てくるとか。ゆっくり回してみよう。ゴゴゴゴゴゴリゴリ、ゴゴゴゴゴゴリゴリ。ダメだ、塩のカスがテーブルに溢れてくるだけ。やだもう、使い方が分からないんですけど!



「塩が出てこないんですが。」と、低姿勢で店の人に尋ねると、「上蓋を外して上から出してください。」と優しく教えられる。え? 蓋? どれ蓋? これ蓋? 蓋なのコレ? ずっとゴリゴリ回していたのが蓋。逆さまだよ!


他にお客がおらず、静まり返った店内で、ずっと響いていた私の激しいゴリゴリ音。しかもテーブルの上には隙間からこぼれた塩のカスだらけ。恥ずかしー!いい加減、私のゴリゴリ音に気付いていたであろう店の人も、いつ違うと教えようか、気づくまで放っておいた方がいいだろうか、迷いに迷っていたに違いない。というワケで、この店のミルは上蓋が蓋です。瓶を見れば分かりますか。そうですか。


19:05 パン屋を探すも見つからず、またもや三越のJohanで朝食を買ってホテル戻り。