旅行23 8日目、小回りコース3 タ・ネイとタ・ケウと橋の跡

旅の8日目の続き。


■小回りコース
23) 「プラサット・クラヴァン」→24) 「タ・プローム」→25) 「タ・ネイ」→26) 「タ・ケウ」→27) 「橋の跡(名称不明」→28) 「チャウ・サイ・テボーダ」→29) 「トマノン」→30) 「バクセイ・チャムクロン」→31) 「プノン・バケン」→32) 「病院跡(名称不明)」


 
24)「タ・プローム」から、26)「タ・ケウ」へ向かう途中の小道へ入って、森の奥へ奥へとトゥクトゥクの徐行運転で10分。


12:40〜13:00
 
25)「タ・ネイ」Ta Nei (見学時間目安10〜40分) ★★★☆
創建[第一次アンコール都城(900年頃)、勢力分裂から国内統一(1000年頃)、内乱・戦争で混乱(1100年頃)、◎クメール文化の頂点(1200年頃)]


12世紀末にジャヤヴァルマン7世が建立した仏教寺院。森の奥でひっそりと朽ち果てかけている雰囲気が素敵ー!! ここだけ忘れ去られたような静寂に包まれている。再び行こうとしても、どうしても見つけられないミステリーって感じで。鮮やかな苔に覆われる雨期に訪れてみたかった。



   
周壁はほとんど崩壊していて、どっさり積み上がった石材をよじ上る、よじ上る。



   
あちこち心配なので内部には入らず。



   
石の肩にかろうじて乗っかっている感じ。他のデヴァターもバラバラになりそう。




仏像の彫刻は削り取られている。




映画『コーンヘッズ』の頭みたいなトンガリ石。足は大きさ比較で。


25)「タ・ネイ」から、トゥクトゥクに乗って、走って、降りて、全部で5分。


13:05〜13:30
26) 「タ・ケウ」Ta Kev (見学時間目安20〜30分) ★★★☆

創建[第一次アンコール都城(900年頃)、勢力分裂から国内統一(1000年頃)、◎内乱・戦争で混乱(1100年頃)、クメール文化の頂点(1200年頃)]


11世紀初頭、ジャヤヴァルマン5世によって造営が始められたが、王の突然の死により未完成のまま放置されている。続きはどうした!! ジャヤヴィーラヴァルマン王によって、作業が引き継がれたと考えられている。5塔主堂型のデコレーションケーキ型ピラミッド式寺院の外側に、回廊を組み合わせているのが特徴。


タ・ケウとは、「クリスタルの古老」という意味。かっちょえぇぇぇぇえ!! 魔法使いの白髪ヒゲジジイみたいなイメージで。遺跡名で何度か出てくる「タ」は、“偉いじいさん”という意味なので、タ・ケウを直訳すると“ケウじいさん”になる。誰だよ、ケウじいさん。



A) リンガを模した像の跡。



  
B) 東楼門。建設途中だったため、壁面彫刻がほとんどない。



  
C) 東楼門の裏側。



 
D) 第1回廊の横道っぽい部分。




E) 第2回廊入口。




F) 第2回廊の外側。




G) 最上部テラス階段上から見た、第2回廊入口の裏側。



 
H) 最上部テラスへ上る階段。踏み面に溝がある。



   
I) 中央祠堂。踏み面が恐ろしく狭い。




5つの塔は全て12m。石のなかでも最も硬い緑砂岩が使われている。



 
J) 最上部テラス。



   
積んで、積んで、積んで。



13:35〜13:45
27) 「橋の跡」(名称不明) (見学時間目安5分〜10分) ★★
トゥクトゥク運転手がバイクを止めて教えてくれた。

この橋を渡ってすぐ。