旅行21 8日目、小回りコース1 プラサット・クラヴァン

旅の8日目。7時起床、7時半朝食、部屋のテレビが映らず、だらだらと支度して、8時半にテレビ復活、水をガブガブ飲んで全身に水を溜めこんで、エアコンで骨身にしみるまで全身を冷やして、10時出発。この日も冷暗所で保存されたいくらい暑い。トゥクトゥクを1日チャーターして、観光の定番の小回りコースへ向かう。



給油で小売店に立ち寄り。帽子の女性客の方が店員に見える。




■小回りコース
23) 「プラサット・クラヴァン」→24) 「タ・プローム」→25) 「タ・ネイ」→26) 「タ・ケウ」→27) 「橋の跡(名称不明」→28) 「チャウ・サイ・テボーダ」→29) 「トマノン」→30) 「バクセイ・チャムクロン」→31) 「プノン・バケン」→32) 「病院跡(名称不明)」




色が変わって合図する〜♪ 浅い砂浜のような歩きにくい土で、ベージュの靴がオレンジ色になった。



10:15〜10:40
23) 「プラサット・クラヴァン」Prasat Kravan (見学時間目安10〜30分) ★★★
創建[第一次アンコール都城(900年頃)、◎勢力分裂から国内統一(1000年頃)、内乱・戦争で混乱(1100年頃)、クメール文化の頂点(1200年頃)]


921年、ハルシャヴァルマン1世の側近たちによって建立された、平地式の寺院。南北に延びたひとつの基壇上に、5つの祠堂が東を向いて並んでいる。3匹の子豚は1匹だけだったけど、ここは全てがレンガ造りというのが特徴。





各塔に祀られた神々は、左から、ウマ(改修中)、ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ、ラクシュミー
シヴァとブラフマーの塔には、壁面に浮彫りはなかった。ウマの塔にはリンガがある。


ヴィシュヌ(中央) の神妃がラクシュミー(右端)で、シヴァ(右から2番目) の神妃がウマ(左端)。神経衰弱か。ババ抜きか。



ラクシュミーの塔
     
ラクシュミーの立像が彫られている。



■見所

内部の壁面に浮彫りが施されているのが珍しい。




■ヴィシュヌの塔
   





北面。ガルーダに乗っているヴィシュヌ神。いい加減、重いんだよ!! (ガルーダの心の声代弁)





南面。4本腕のヴィシュヌ神が3歩で世界をまたぐ姿。1歩目は小さいようです。





北面。8本腕のヴィシュヌ神。後ろのちっさい人たちは瞑想中。





ヴィシュヌ神の塔の上部は、角マニア垂涎の極美のカクカク。これぞ角美の世界基準。角という角の美しさは完璧。修復した人たちに、『輝け!! アンコール遺跡群の角美大賞』進呈。なんだソリャ!!




 
塔の正面にはテラス。