旅行18 6日目、シェムリアップ市内観光

旅の6日目は7時に起床、7時半に朝食。地獄の暑さが脳みそに堪えて、ぼんやりテレビを観ている間に9時になっていた。いつの間に!! このパターンは2日前にもやりましたか。そうですか。10日間の滞在で、遺跡観光に必要なアンコール・チケットは7日分。この日はチケットを使わず市内観光へ向かう。


戦争博物館」→「キリング・フィールド」→「ワット・プリア・アンコールサイ」→「ワット・プリア・プロム・ラス」→「オールド・マーケット」


■09:50
ホテルを出発。トゥクトゥクを1日チャーター15US$。


 
戦争博物館まであと200m」の看板を見かけてから、800mは走ってるけど? と心配になってきた頃に到着。



■10:00〜11:10
戦争博物館」War Museum (見学時間目安20〜60分) ★★★
住) Kacam Village
時) 8:00〜17:30
休) 無休
料) 忘れた。4US$〜6US$くらい
  



     
ざらし、雨ざらし、土埃ざらし




突き抜けたり。



       
片っ端から置いてある。



        
小銃や手榴弾の展示コーナー。
英語のボランティアガイドが3人いて、この辺りだけ説明してくれる。



   



  




トム・ジェーン版「パニッシャー」みたいなTシャツを販売中。



次の目的地へ向かう途中、唐突にトゥクトゥクが激しく揺れはじめた。ドッカン、ガッタン、ドッカン、ガッタン、右へ左へ大きく揺さぶられる。何だ。どうした。ビックリハウスか。辺りを見回してみると、今まで快適に舗装されていた道路が、広範囲で凸凹に削れている。ドッカン、ガッタン、ドッカン、ガッタン、右へ左へ大きく揺れる揺れる、尻が浮く!!


ドッカン、ガッタン、ドッカン、ガッタン、もうすぐ凸凹ゾーンを抜けそう・・・と、ホッとした瞬間、サイクロン掃除機でネジを吸い込んだ時のような軽い音が、カラカラカラカラー!! ちょっと、ちょっと、バイクから何かヘンな音がしてるけど!? トゥクトゥクがゆっくりとスピードを落としていく。運転手がバイクを調べて、20センチくらいの金属棒を見せた。「折れました。」って、うそー!!


何が折れたのかは分からないが、バイクは走らない状態になってしまったらしい。うそー!! 取りあえず、トゥクトゥクを路肩へ押していく。ロードサービスなど、あるわけがないという雰囲気。流しのトゥクトゥクもタクシーも通らない。運転手はぼんやり立っているだけ。こんな所で立ち往生。どうする、どうする、どうする!!


通りすがりのバイク青年が、故障したトゥクトゥクに気付いて止まってくれた。ちょうど、この近くに修理屋があると言う。ご親切にありがとう!! 全く気付かなかったけど、修理屋は来た道を20mくらい戻った辺り。近い。すごく近い。まさに地獄に仏、故障に修理屋。


バイク青年に礼を言い、トゥクトゥクを押して修理屋へ向かう。良かった修理屋があって。ほんと助かった。ほんとに運が良かった。故障したけどすぐ近くに修理屋があるなんて、すごい偶然、すごい幸運。・・・って、ちょっと待て。ちょっと待て。ちょっと待て修理屋。ちょっと待てコラ、修理屋ー!!




そこまではきれいに舗装されていたのに、修理屋近くの一帯だけが大きく凸凹に削れてる。何故!!



 
ホクホク顔のお前の仕込みじゃないのか、修理屋。怪しい。怪しすぎる。何をどう直したのか、かなり大雑把な動きを見せて、15分ほどで修理終わり。



■11:30〜12:05
「キリング・フィールド」Killing Field (見学時間目安10〜20分)
時) 6:00〜19:00
休) 無休
料) 少額の喜捨

日本の支援で日本語の説明書きもある、クメール・ルージュによる虐殺行為を伝える小さな建物がある。凄惨な所業を生き延びた人の証言を、絵と文章で展示してある。




ポル・ポト政権時代、刑務所として使われていた所。




現在は追悼の意を表し「ワット・トゥメイ」という僧院になっている。



 
慰霊塔。




敷地内にある日本語学校



■12:05〜12:25
「ワット・プリア・アンコールサイ」Wat Preah Enkosei Temple (見学時間目安10〜20分) ★★☆

 
シェムリアップ川沿いにある、アンコール・チケット不要の小規模寺院遺跡。隣には小学校。



    
保存状態の良い祠塔が2つ。



  
でろでろに溶けている。



       
土台が残っていたり。



■12:30〜13:30
昼食「Orchidee Angkor」
 



 
「チキン焼きそば」
水餃子の皮のような、ネチョてろんとした腰のない麺がかなり好き。完全に茹ですぎ感のある柔らかい麺と、固茹で限界ギリギリの野菜、肉肉しいチキンの食感がすごく良い。すごく合う!!




断末魔の叫びを上げる「白身魚の姿揚げ」
揚げたてホヤホヤで皮がサクッサク。皮サイコー!! 皮サイコー!! 皮サイコー!! 北京ダックみたいに皮だけ食べたい。身はあっさりとしていて単調なので、スパイスかソースか餡などで味の変化が欲しい。料理2品と2Lの水で18.50US$。高いけど美味しい。美味しいけどちょっと高い。




トイレ評価: 7点満点で7点
(床に水溜まりがない、鍵が掛かる、便座がある、トイレ紙がある、個室の中にトイレ紙を捨てるゴミ箱がある、水が流れる、手洗いの水が出る)



■13:45〜13:55
「ワット・プリア・プロム・ラス」Wat Preah Prom Rath (見学時間目安10〜20分) ★★
住) シェムリアップ川沿い、ポコンボー通り。
時) 4:00〜21:30(読経時間4:00〜5:00、17:00〜17:30)
休) 無休
料) 無料

  
極彩色でぎっしり。


この寺院の見所は2箇所。



※見所1)
 
15世紀頃の高僧チャン(托鉢ボウル)・ハイ・ホイ(湯気) を再現した舟に乗った像。



 
まるでやる気のない顔。裏側もちょっと手抜きな感じで。と、思ったら、見所その2はもっと大胆。



※見所2)
  
全長5mの涅槃像。身体の前側だけしかない。恐るべし張りぼて!! 顔もかなりいい加減で面白い。



■14:00〜15:00
「オールド・マーケット」を散策。

■15:10
ホテル戻り。



夕食はオールド・マーケットで買った明治のクラッカー。1.3US$。
6日目の歩数9,299歩。