東急バス、ファン感謝祭

昔この道は広い道だった、とても古い話〜♪(斉藤和義)
先月29日の若干の古い話なのですが、東急バスの創立20周年を記念する「東急バス ファン感謝祭」へ行ってきた。って、何だソレ? 楽しいのかソレ? ファンがいたのかソレ!!


当日は、車両の展示、記念グッズの販売、各20分×3回の車両撮影会、制帽を着用し運転席で記念撮影、感謝祭の終了後に展示車両で駅までの体験試乗(約30分)、などなど。って、何だソレ? 楽しいのかソレ? そんな世界があったのかソレ!!


この開催となる場所が、東急東横線綱島駅」からバスで15分ほどの「新羽営業所」。ここが私の実家のすぐ近くだったため、友人から連絡がきた。車が1人1台は当たり前の場所に住んでいる人の「すぐ近くだよ〜♪」は、車で30分だったりして、すぐじゃないだろ!! と、ツッコミを入れる事があるけど、ここはホントにすぐ近くで徒歩5分くらい。


たまたまその土日に実家へ行く用事があったため、友人から限定4千個のグッズ購入の命を受けたというわけだ。バスのマニアなのか、ミニカーのマニアなのか、限定4千個ってアナタ。早くから行って並んだ方がいいのか、テキトーに行っても買えるのか、ビミョーな数字なんですが。友人の息子くん3歳は、重機や乗用車には興味がなく「バス一筋」だそう。そうと聞いたら頑張って買わなくては。バスオタクは何と呼ぶんだろう。鉄道は鉄だから、バスは「バ」とか。バって何だ。「バッちゃん」とか。お婆ちゃんか。「バス」とか。そのままか!!


で、前夜に実家へ行ったのだが、家族は誰もこのイベントを知らず、まっ暗けで見えないものの付近に告知もないような。やる気ないよ!! 人なんか来るんだろうかと恐ろしく心配。あんまり早く行って1番乗りなどしてしまっては、面が割れてるだけにご近所の噂になってしまう。何しろ、自分の親も知らないような事を、ご近所さんが知っていて驚いたりするから油断ならん。そんなワケで、開催時刻の15分前に「通りかかった人のふり」でさりげなく到着。


   


もう、バスマニアを舐めてかかってた。もの凄く並んでいる。1番乗り〜♪どころか、大行列のビリ!! 完全に出遅れた。辺鄙な場所だけに、4千個も売れるワケがなかろうと油断してた。飲食の屋台などはないし、ハナからご近所の一般人など眼中なし。好き好んで訪れるバスマニアが集結。買えないかも知れんと急に心配でドキドキしてきた。もっと早く家を出ておけば良かったものを、学校に近い子どもほど遅刻するってやつ。関係ないですか。そうですか。


 


行列に呆然としている間にも、みるみる列が伸びていくので、小走りになりながら最後尾へ。すぐ後ろに並んだ若い男性の携帯のストラップは方向幕キーチェーン。おおー、バスオタクだー!! この時、限定グッズの案内をしていた係員さんによれば、400人ほど並んでいたらしい。ホントかよ!! 取りあえず、2種類ある限定グッズは1人2個と4個までしか買えないので、600人に割り込まれない限りは買えるだろう。そんなに割り込まれてどうする。ともかく、後はひらすら並ぶだけ。バスが到着する度に30人くらいの大人たちが猛ダッシュで駈けてくる。こんなに人気があったとは、恐るべしバスネットワーク。恐るべしバスマニア!!


開催時刻の11時に営業所の敷地内まで誘導され、来場者へ配布された「ノッテちゃんノベルティーグッズ」を受け取る。何だ、ノッテちゃんて。乗ってちゃんですか、そうですか。クリアファイル、ボールペン、マグネットクリップ、ポストイット。そのままグッズ販売の列に並ぶこと1時間。12時ちょっとすぎに無事、2種類の限定グッズを購入できた。ふぅ。


 

ズラリと展示してある車両は、20周年記念復刻塗装車各種,通勤高速車,一般路線バスなど。せっかくなので写真を撮ろうと思ったけど、ちょうど車両撮影タイムになってしまったため(乗車していた人を降ろし、周囲を空ける)、ズラリと並んだカメラを構えた人たちの熱気に押されてアレヨアレヨと脇へ押し出される。


 


顔出し看板も。