密かに「はるみ」を応援中

春ららら〜♪ というワケで、春といえば「みかん」。ホントかよ!!
なんと、私の名前と同じ「みかん」をスーパーで発見した。パフパフー!! 珍しい名前だからという意味の驚きではなく、42年前ですら垢抜けない名前だったので、ブランド名になるとは何だか嬉しい。


その名も「はるみ」




もー、棚にてんこ盛りで「はるみ」「はるみ」「はるみ」「はるみ」「はるみ」「はるみ」「はるみ」「はるみ」。こんなに「はるみ」が私を呼んでいるよ!! 呼んでないですか、そうですか。実際にこの名前の人と遭遇する事はほとんどないので、ちょっと興奮してみました。


愛媛産には愛がある。いや、そう書いてあるので。値段は4個で398円。Lサイズの「みかん」と同じくらいの大きさだけど、高いんだか安いんだか、高いんだか安いんだか、高いんだか安いんだか、「みかん」だと思うとちょっと高い気もする。


同封の栞によれば「はるみ」は、みかん・オレンジ・ポンカンの『いいとこどり』。「清見」と「ポンカン」を交配した品種で、同じく「清見」と「ポンカン」を交配したデコポンほどゴツゴツしておらず「みかん」ぽい。


伊予柑に似た一見固そうな皮は剥きやすく、苦みがない薄皮はほんとに薄いのでそのまま食べられる。果肉の粒がプチプチして食感がよくて、味はポンカンみたいな酸味の少ない感じ。まあまあ美味しいけど、いまいちパッとしない。名前か!! 垢抜けない名前がいけないのか!! いちごの品種名はブランドっぽいのに、なんで「はるみ」なんだ。同じ「はるみ」として申し訳ない。とはいえ、あの演歌歌手しか思い浮かばない「はるみ」のイメージを一新するため、頑張ろう「はるみ」。なんだそりゃ。


また買って帰ろうとスーパーへ行ってみたら、棚から消えていた。どこ行った「はるみ」、売れたのか「はるみ」、ていうか、売れなかったのか「はるみ」。
ちなみに私が産まれた3月某日は大雪だったらしく、親は「雪子」にするか迷ったそうだ。その日次第かよ!!