とんだ食わせ者

師走っ!! というワケで、冷蔵庫の脱臭剤を取り替えた。どんな関係が!! いや、師走とは何の関係もなくて、大掃除コーナーに2個セットでお買い得になっていたので、そろそろ替えとく? と思わせる作戦にまんまと乗せられたって感じ。ていうか、いま使っているものが、効き目があるのかないのか全然分かんないので、取りあえず新しいのにしてみようかと。匂いの強い食品を入れれば、そのものズバリで臭うし、そうじゃない時はなんていうか冷蔵庫の中〜って感じの匂いだし。なんだそりゃ。これって効いてんの? 使わなくてもいいんじゃないの? 2個使った方がいいわけ〜?


ここで話は遡る事、1年前。実家のトイレに入ったら、大容量の芳香剤が視界の真ん前にどーんと鎮座。ろ紙が消臭効果のある液体を吸い込んで消臭・芳香するタイプのやつ。このテのタイプの消臭剤は使った事がなくて、薔薇の香りって書いてあるのに全然匂わなくてむしろ快適。それ以来、実家を訪れる度に「同じ香りの新しい芳香剤」が視界に入るので、両親はコレが結構気に入ったんだなあと思ってた。で、見ているような見ていないような、見ているような見ていないような、見ているような見ていないような…ていうか、コレって液体が全然減ってない。頻繁に交換していたワケじゃくて、もしや? と思うまでもなく、蓋を開けてみると中蓋を取り除いていなかった。トイレの置物かよ!! その場で中蓋を開けたら、プ〜ンとトイレの芳香剤くさっ!! コレよ、コレ。くさい、くさい。まったく、両親は毎日トイレを使っているのに、なんで気がつかないかな〜。


・・・で、現在。まあオチは分かったと思いますが、冷蔵庫の脱臭剤を交換した後に、中身が全然減っていないように見えるので確かめようと蓋を開けたら、ガッチリ中蓋が!! うそー!! そういや減りが遅いよ経済的〜♪とは思っていたけど、 いままで脱臭剤を冷やしてただけ。効果が感じられないはずだよコンチクショー。


そして、いま外装フィルムを外しただけで冷蔵庫の中に置いた新しいものも、当然の如く中蓋がついたまま。うがっ!! 毎日、冷蔵庫を開ける度に視界に入っていても気づかなかった。ごめんよ両親。日本全国の家庭でも中蓋を外されずに置かれている消臭・脱臭・芳香剤が「これ、ほんとに意味あるのかしら〜?」と思われているに違いない。で、交換しようとした時に初めて気がつくの。あら、減ってないわって。ホントか。いやー、中蓋ってやつはとんだ食わせ者だよ。これからは置く前には中蓋の有無を要チェーック!! みんなしてますか、そうですか。