蕁麻疹

この夏から私の全身で猛威を振るう蕁麻疹が、秋になってもピンポイント爆撃を繰り返し一向に衰える気配なし。気を抜くと「お風呂入ってる?」と間違われそうな勢いで、無意識にボリボリと掻いてしまうので、人前で頭皮や尻をボリボリしないよう厳戒態勢中。刺激にも弱くなり、買物袋を腕に引っ掛けると肘の内側周辺が赤く腫れ上がり、蛇口に額をぶつければ額の皮がモーレツに痒くなるといった始末。なんで蛇口に? いや、洗顔で目測を誤りまして。


処方された薬でほぼ症状は抑えられていて、痒いのもせいぜい1回30分程度なんだけど、頭皮や手足の甲、肘やくるぶしなど脂肪のない箇所は特に痒く、逆に蕁麻疹ができなかったのは「足の裏だけ」だと発見。なんで? いや分かんない。「バイリンガルユーハイム」みたいな名前の製薬会社発行のパンフレットによれば、「人口の15%〜20%は、一生のうち1度は蕁麻疹を経験する」とのこと。ホントかよ!! 「そのうちの約70%は原因不明」だそうだ。


痒い→薬飲む→試しに薬減らす→やっぱり痒い→薬飲む→薬を半量に減らす→倍返しで痒い!! という具合で、なかなか薬を減らせず、先日受診した際にいつ頃まで続くのか聞いてみたところ、「蕁麻疹サイクルに入っているので、半年以上は続くでしょう」と気の長い話。初めて聞いたよ、蕁麻疹サイクル!! 取りあえず、あと3ヶ月は様子を見るしかないらしい。・・・ていうか、いま気がついたけど、製薬会社名は「ベーリンガーインゲルハイム」だった。惜しい!!