唐突シリーズ第一弾(第二弾の予定なし)

tetsu2052009-09-15

昨夜、姉からメールがきて私が返信して、それに対する姉の返信がコレ。


『(姪に関する話が2行)
お父さん無事ってすぐ出たね。お父さんひかれて顰蹙』


出たな、唐突人間!!
お父さんて誰だ。うちの? 出たって? 世間を騒がしてるお父さんいたっけ? ていうか、最後の漢字読めないよ。
何か大きなニュースがあったのかと思い、立て篭りとか!! 誘拐とか!! 爆破事件とか!! 急いでネットのニュースを観たが「お父さん」が関係するようなものはなく、「お父さんひかれてモニャモニャ」も意味分かんないのでメールで聞くと速攻のレス。ソフトバンクのお父さん犬の事だった。分かるか!! なんかCMでお父さんがピアノに潰されたんだけど、無事篇をやってるよ、という報告? いや、そのCM知らないんですけど。そして「顰蹙」は「ひんしゅく」でした。読めるか!! 私も唐突人間だけど、姉も相当だよ。


というワケで、シルバーウィークは何をする? と唐突に話題をもってきた。予定は決まってないけど、取りあえず高尾山に行ってみようかと。ゴールデンウィークにも行ったのでウィーク繋がりで。なんだそりゃ。何しろ、いっぺん富士山に登りたいと思っていながらも、駅の階段を上るだけで血の気が引く運動不足ぶり。取りあえず高尾山から始めよう、と1番登りやすい1号路を毎年2回くらい登っていて、いつの間にやらもう10年。先に進んでないよ。


麓の清滝駅から高尾山頂に登るには、沢沿いの道が険しい6号路、ベビーカーを押す人も見かけるような道路が整備された1号路、山頂まで一気に行く稲荷山コースの3つのコースがある。私は1号路しか登った事がなくて、6号路と1号路の真ん中くらいのコースが欲しい。ちなみに3号路と4号路は、高尾山駅から高尾山頂まで。2号路は高尾山駅周辺だけ、5号路は高尾山頂周辺だけ。もうワケ分からん。


1度だけ6号路で下山した事があったけど、普段山歩きしない私には降りている最中から足腰膝がガクガクで、間髪入れずの筋肉痛で全身がガタガタ、それっきり6号路は封印。1号路はほんとに緩やかな坂なんだけど、清滝駅から高尾山駅までの最後の200mくらいで途端に角度がきつくなる箇所があってそこでもう息も絶え絶え、今年はこれで終わり、また来年!! となる感じ。しかも、最後っていうのは私が思っているだけで、高尾山駅から高尾山まではまだまだ先なので、1度もちゃんと登った事がない。


なので、今回は清滝駅から高尾山駅まではケーブルカーで上がって、そこから山頂まで歩いてみようという手抜き計画で。高尾山ではいつも「気合いが入り過ぎていない、ほどほど元気な年配者」を心のペースメーカーにして後について登ってる。どんなペースメーカーなんだか。上の画像は前回の時のペースメーカーのオバちゃん2人。その前の時はスローペースの爺さんに目を付けたが、後半デッドヒートとなったので、この時はオバちゃんで。いやー、無理は禁物だし。1号路の高尾山駅までは、ストック2本をザックに差し込んでるような健脚人はいなくて、みんなのんびりおしゃべりしながら登ってる。この時もオバちゃんコンビの背後にぴったり張りついていたので、聞くともなしに会話が聞こえてきた。


A「私、このあいだ山梨に行ったのよ」
B「へぇ・・・」
A「ホテルに一泊して」
B「へぇ・・・」
A「次の日にひとりで昇仙峡に行ったの」
B「へぇ・・・」
A「空いてたわ」
B「へぇ・・・」
・・・それだけかよ!!


現在、NHK趣味悠々「山で元気に! 田部井淳子の登山入門」という番組を放送中で、テーマが高尾山から富士山まで。コレよ、コレ。全10回の放送で高尾山から富士山まで!! 女性としてのエベレスト初登頂の田部井淳子が講師で、薮からスティックのルー大柴が生徒。番組をまとめた雑誌も発売されているので購入。これを買っただけで、1冊分富士山に近づいた感じ〜。 


・・・と思いきや!! 第一回の高尾山、第2回の登山準備篇を見逃してしまい、初めて見た第三回は箱根の金時山。コースが厳しくて驚いた。なんで!! 2回見逃しただけで、段差が大きくてストックを使うような山になってる。しかも、ルーは初心者だって言ってたのにバリバリ登って息切れもなし。なんで!! 4回目以降は谷川岳木曽駒ヶ岳、燕岳ととんでもない山が続き全然無理。こんなの登れるか!! というフル装備必須の内容であっさり置いていかれた。9月23日と30日放送の最終回はいよいよ富士山。遠のいてるよ、富士山が。


といいつつ、道具を買ったらやる気が出るかと思って登山用品売り場へ行ってみた。そば打ちするオヤジか。すると「富士山から始めよう」キャンペーン中。富士山からかよ!! ザック売り場で店員に声を掛けられたものの「富士山ですか?」「いえ、高尾山です」とは言えずに、私に話しかけてくれるなオーラを出して追い払う。だいたい靴もザックもレインウェアも高いよ。一式揃えたら7〜8万円くらい。青梅線に乗っていると真新しい登山ウェアで装備万端の年配者をよく見かけるけど、みんな金持ってるなー。富士山を登る日が来るかも分かんないので、私は登山靴だけでいいかな。富士山は五合目までバスツアーで行って帰って終わりで。終わりか!!