3月鑑賞の映画

DRAGONBALL EVOLUTION』★★
分かりやすく無難な内容で、テンポが良く、上映時間もコンパクト。キャラクターでの衝撃度は、ヤムチャのかけ離れ度がケタ違いで、名乗った瞬間に驚く事請け合い。


パッセンジャーズ』★★☆
飛行機事故の生存者5人を、カエルを竦ませる蛇の如き最強顔ヂカラの主人公がカウンセリング。頑に亡き機長のミスを主張する航空会社、生存者を付け回す不審なオヤジ、真相に近づき失踪する生存者、吠えまくる犬、薄気味悪い隣の家のババア、果たして!! どうしても某有名映画と比較してしまうオチは好きだけど、緊迫感ゼロでテンポが悪く全然盛り上がらない。ていうか、この映画は結局なにを言いたいワケ? X-ファイルの肺ガン男がちょい出演。


アンダーワールド ビギンズ』★★★
前2作主演のケイト・ベッキンセールが、全然パッとしないと思っていたら、エンドロールで別人(ローナ・ミトラ) と知り納得。生き写しの役で、ホントに瓜二つ。このシリーズの魅力は、つくづくケイト・ベッキンセールだったと思う。ビル・ナイ爺さんは今作も奮闘。


チェンジリング』★★★★☆
無理を通せば道理が引っ込む、背筋の凍る“取り換え子”の実話。で、本当の子どもはどうなのよ!? と気になりまくる結末まで、静かな迫力で一気に見せる147分。ルール無用のゴリ押し警察本部長にフラストレーション最高潮、スクリーンに向かって叫びそうになる。