8月鑑賞の映画

ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』★★★★★
大真面目なストーリーにサクサク入ってくるギャグ、スプラッタ、銃撃戦のコントラストが絶妙。笑って、ギョッとして、笑って、ギョッとして、楽しいエンディング。


ダークナイト』★★★★
本気を詰めこんだ上映時間の長さに脳ミソ疲労困憊。もっと話を絞って緩急つけてくれないと集中力がもちません。整理整頓され匂いのなくなったゴッサムシティへの違和感に、バットマンである必要性を感じなかった。


インクレディブル・ハルク』★★★★
コミック映画化3大失敗作(スポーン、デアデビル、ハルク)となった前作を無かった事にする潔さとE・ノートンが大正解。必殺技ハルク・スマッシュ!! を繰り出すクライマックスはやり過ぎだけど、毎回、パンツ一丁の逃亡生活となるTVドラマ版「超人ハルク」の悲哀を受け継ぎ満足。


『テネイシャスD 運命のピックを探せ!』★★★
ロックはさっぱり分からないが、JBの目ヂカラとKGのハゲヂカラが炸裂する暑苦しいデブコンビの吸引力に釘付け。分かってて笑ってしまう、分かりやすい下ネタが好き。


20世紀少年』★★
原作の上っ面を忠実になぞっただけでテンポが悪く、ダラダラと盛り上がりのないまま血の大晦日まで。エンドロール後に第二章の予告編あり。パッと観た感じはカンナ(平愛梨)が不安だけど、唐沢寿明の歌もかなり心配。ともだちピンバッヂ欲しさに(バカ)トリロジーチケットを購入したので観ないと。


ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』★★
好きなシリーズだったけど、呆れ果てた「ステルス」の監督、パッとしない息子、更にパッとしない杉本彩似の2代目妻への変更で修正不可能。1作目のザ・ロック様のヘンテコCGより悲惨な、キングギドラばりのジェット・リーにも呆然。中身がないにも程がある、何でもアリで強引に大団円。