ネタバレ劇場「クローバーフィールド/HAKAISHA」

※だいたいのところを思い出してオチまでテキトーに書いているあらすじです。

クローバーフィールド/HAKAISHA』-Cloverfield-

[監]マット・リーブス 
[製]J・J・エイブラムス 
[出]マイケル・スタール=デヴィッド/オデット・ユーストマン/マイク・ボーゲル/リジーキャプラン/ジェシカ・ルーカス/T・J・ミラー
2008米/パラマウント[上映時間] 85分・PG-12


その時、何が起きたのか?


合衆国国防総省デジタル記録#USGX-8810-B467
暗号名“クローバーフィールド事件”
かつて「セントラルパーク,N.Y.」と呼ばれていた場所“U-477地区”で回収された、
民間人ロブ・ホーキンスのビデオに収録された映像。


2008年4月27日。早朝の淡い光の中、眼下に広がるセントラルパークをハンディカメラで録画していたロブ・ホーキンス(マイケル・スタール=デヴィッド) は幸せな朝を迎えていた。ニューヨーク大在学中から親友であり続けた、寝起きでもバッチリ美しいベス(以下、ロブの彼女/オデット・ユーストマン) と初めての夜を過ごし、世界が変わったかのように気持ちが高ぶっていたのだ。


セントラルパークの南西の角、コロンバス・サークルにそびえ立つタイムワーナー・センタービルの39階にあるこのコンドミニアムは、彼女の父親の所有で、ロブの推定で1千万ドル以上はすると思われた。えーと、1ドルが120円で・・・じゅうにおくえん!! ホントかよ!! 早送りボタンを押したくなるような、イチャイチャしやがってコンチクショーな映像がブチッと途切れ、5月22日に重ね撮りされた、ソーホー地区にあるロブのアパートの映像に切り替わる。


日系企業タグルアト社のバイス・プレジデントとして、日本への赴任が決まった弟の昇進を祝い、ロブのおちゃらけの兄ジェイソン(以下、兄ちゃん/マイク・ヴォーゲル) と、しっかり者の彼女リリー(以下、兄ちゃんの彼女/ジェシカ・ルーカス) が発起人となったサプライズ・パーティの準備に、アパートには50人ほどの仲間が集まっていた。出張寿司職人も呼んである。


日本へ行ったロブが寂しくないように、パーティの模様をしっかり撮影するよう彼女からきつく言われていた兄ちゃんは、ロブの親友ハッド(以下、ビデオ男/T・J・ミラー) を見つけ、借りていたロブのハンディカメラを押しつけた。思いを寄せるマリーナ(以下、目がデカイ女/リジーキャプラン) と言葉を交わすチャンスだと説得されたビデオ男はコロッと騙されて撮影を引き受ける。画面を揺らすなバカ!!


リリーの付き合いで訪れロブとは特に親しくない目がデカイ女は、ビデオ男のあまりのしつこさに根負けして送別のコメントを録画させ、他の客たちのロブへのメッセージも順調に集まった頃、内心気乗りしないロブが驚いた演技をして入ってくる。しばらく経ってロブの彼女も現れた。ロブは裕福で、美人で、アルゴリズム取引の腕利きトレーダーである彼女に気後れし、何も言わずに彼女との関係を終わらせていたが、男友達を伴ってきた彼女への未練に苛立ちを隠せない。セックスする前に気がつけバカ!! ていうか、そんな話はどうでもいいから、早く怪物出して、怪物。


口論の末にロブの彼女と男友達が帰ってしまうと、兄ちゃんに口止めされたにも関わらずビデオ男が「ロブとロブの彼女が寝たんだって」「うそー!! 」と皆の反応を楽しみしゃべって回り始めた。子どもかお前は!! やがて、下から突き上げられる衝撃にアパート全体が大きな揺れに襲われた。と同時に、雷鳴にも似た地響きが続き停電となる。待ってました!!


電気はすぐに点き、ニューヨーク港内でオイルタンカーの転覆事故があったというニュース速報を観た、ロブ、兄ちゃん、ビデオ男は、アパートの他の部屋の住人たちと屋上へ駆け上がり、ビル群の後方で火の玉が炸裂するのを目の当たりにして呆然。ビデオ男、ズーム!! ズーム!! ズーム!! 光の破片が砲弾のように四方八方へ飛び出し、慌てたロブたちは炎を上げて振りそそいでくる屋上から逃れ、非常ベルが鳴り響く階段を駆け下り、玄関ロビーから外へ飛び出した。


通りはテロリストの悪夢が蘇りパニックになった人々によって、大混乱に陥っていた。狂ったように悲鳴を上げる人たちが、北へと逃げていく。やがて上空を飛んでくる物体に空を見上げた人々は、あちこちのビルにガツンガツンとぶつかり、方向を変えて近くへ落ちてきたものの正体に思わず息を飲む。それは自由の女神像の頭部だったのだ。オーマイガー!! オーマイガー!! オーマイガー!! みんなYouTubeに投稿するため、次々に携帯で撮影した。いやいや、逃げて、逃げて。


テロリストに自由の女神の首を投げ飛ばせるわけがない。南の方角の火災を録画していたビデオ男は、高層ビルに手をかけている、ビルと同じ高さの“何か”に気づく。くぅー、早くて分からない。ビルは下から一気に倒壊し、爆発と共に凄まじい粉塵がロブたちのいる通りを飲み込み、ロブ、兄ちゃん、兄ちゃんの彼女、ビデオ男が近くの雑貨店の中へ駆け込んだ。何か大きな生物が歩く、地響きと咆哮が遠のいていく。


アナウンサーが市民はブルックリン橋へ避難するよう警告。雑貨店を後にしたロブたちは、潰された車や破壊されたビルによって光景が一変した街に息を飲む。皆に取り囲まれていた1人の男に気づきロブたちも輪に加わると、男が「あれは私の上をまたいで行った。あれは足音なんだ! 」と身震いしていた。話を聞いていた連中は胡散臭い顔をしていたが、ビデオ男もビルと同じ高さの何かが動いていたのを見た、と録画したテープを巻き戻す。道端には粉塵で真っ白けになっている茫然自失の目がデカイ女がおり、兄ちゃんの彼女が駆け寄る。目がデカイ女は「アイツは人間を食べていたのよ」と脅えていた。食うんだ!? ビデオ男は全てを記録するという使命に目覚め、列をなして歩いて行く市民の姿を捉える。「これがどんなふうに始まったか知りたいはずだ」


満員御礼のブルックリン橋へ着いたロブの携帯に、ロブの彼女から電話が入るが周囲の騒音で聞こえない。携帯は使えるらしい。上空のヘリがめまぐるしくサーチライトを動かし、少し前を歩いていた兄ちゃんがもっとよく見ようと欄干に上る。その時、橋がぐらりと揺れた。兄ちゃんが頭上を見上げた次の瞬間、伸びて来た長い尾が橋に振り下ろされ、どんがらがっしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!! 兄ちゃんの姿が消え、橋が足下から突き上げられた。ピシッ、ピシッと吊り橋のワイヤーが切れる音が次々と聞こえ、倒れていた人たちが一斉に来た道を戻っていく。逃げ遅れた人たちがばらばらと川へ落ちた。


兄の突然の死を受け入れられずに立ち尽くしていたロブは、携帯の着信音に正気を取り戻し、彼女からメッセージが入っていたと知る。それどころじゃねーし!! と、私なら言ってやるところだが、携帯のバッテリーが切れてしまいロブ、パニック!! 騒ぎに紛れて商店の強奪を始めた市民たちとともに電気店へ駆け込み、手当たり次第にバッテリーを探す。ドロボー!!


通りを装甲車と大型軍用トラックが塞ぎ、飛び交うヘリのローター音と怪物の咆哮が轟く。電気店のテレビで軍隊の一斉攻撃を浴びている、姿が見えそうで見えない“つるりとした怪物”の映像を、食い入るように見つめるロブと仲間たち。その背中から、ポコポコポコポコと産まれ出てきた鹿っぽい跳ねっぷりの小怪物が地上を疾走し、持ち場を放棄し逃げ惑う兵士に襲いかかる。グエムルみたいだなぁ、と思っていたら、スターシップ・トゥルーパーズみたいな事になってきた。


見えそ〜で見えない怪物への攻撃が続く地上から逃れ、地下鉄の階段を下りて静まり返ったホームへ立ったロブは、心配して電話をかけて来た母親に兄の死を告げ声を震わせる。地上の爆撃音に身動きの取れないままロブは声を殺して泣き、塞ぎこむ兄ちゃんの彼女に、目がデカイ女が寄り添う。やがて、留守録を聞いたロブは、ロブの彼女が自宅の部屋の中で、崩れた壁の下敷きになっていて動けないと知る。アパートを後にした彼女はパーティに来たあの男とは分かれ、1人で自宅へ戻っていたのだ。そうと分かればロブ大喜び!! 彼女を助けに行くと足早で歩き続ける。ロブの彼女のコンドミニアムは、最も危険なミッドタウンへあるのだ。バッカじゃないの!! 兄ちゃんの彼女、ビデオ男、目がデカイ女が引き止めるが、喧嘩別れした事を悔やむロブの決心は変わらない。そんなバカは1人で行かせとけ。説得が無理と知ると兄ちゃんの彼女もビデオ男も一緒に行くと言い出し、ロブの彼女とは面識のない目がデカイ女も「1人になりたくない」と後を追う。死人が増えるだけだから止めとけ!!


地上を諦めホームに戻ったロブたちは暗い線路を静かに進んでいき、やがて背後から逃げてきた無数のネズミの姿に不安を覚え立ちすくむ。この分かりやすい展開にも関わらず、全員が背後を伺う。後ろにいるに決まってるだろ、バカ!! ビデオ男が赤外線カメラで後方を覗く。いいから逃げて、逃げて。ロブの後ろには、怪物の背中から落ちたあの小怪物が、天井に張り付いていたのだ。張り付くんだ!?


小怪物は目がデカイ女に真っ先に襲いかかり、ロブと兄ちゃんの彼女がブン殴って、ブン殴って、ブン殴って、ビデオ男は撮影してるだけ。小動物はビデオ男にも襲いかかり、映像が揺れる、揺れる、揺れる、揺れる、目がデカイ女が棒でブン殴って、ブン殴って、ブン殴って追い払うが、彼女の肩に噛み付いた。ひえー!!


小怪物を振り切り死にものぐるいで走った4人は、この絶体絶命の一大事に扉を発見したため、次々と逃げ込んで全員無事。目がデカイ女のガリガリの肩は、ザックリと噛まれていた。自販機があって水は難なく手に入り、おまけにもう1つ扉があったため、さっきの線路に戻らなくて済んで、地上へ上がるとそこは駅ビルの中。


ロブの彼女を救う事しか頭にないロブ、兄ちゃんの彼女、ビデオ男、貧血症状が出てますます顔が真っ白けの目がデカイ女は、ファッションフロアの向こう側から照らし続けている眩しい光源へと歩く。宇宙人か!! 軍人に取り囲まれたロブたちは、医師や防護服を着た男たちがせわしなく歩き回る臨時の医療施設に連行される。


男2人の兵士がストレッチャーを転がして現れ、「その患者はダメだ。隔離しておけ」という医師の叫びに青い防護服で全身を包んだ2人の人間が駆け寄る。ストレッチャーに乗せられていた兵士の腹には、ぽっかりと大きな穴が開き、あばら骨と背骨とわずかな肉塊以外消えていたのだ。エイリアン!! 軍人たちは怪物の正体について語ろうとせず、指示に従い脱出するよう命令。取りあえず、ロブ以外は脱出して。



4人が軽い身体検査を受けていたその時、恐ろしいほど顔面真っ白けになった目がデカイ女が身体の異変を訴え、目からドロリと濃い血が流れ出た。ひえー!! 目がデカイ女がバイト(噛傷者)だと知った医師が隔離するよう叫び、防護服の男2人がすぐさま彼女を隔離テントの向こうへ連れていく。駆け寄ろうとするロブも兄ちゃんの彼女もビデオ男も兵士に制止され近づけない。カーテンの向こうで、ありえないほど大きく膨らんだ目がデカイ女の腹が破裂し、血飛沫がどぱしゃーーーーー!! 寄生するとは小怪物こえー!!


彼女を救いたいというロブの訴えにほだされた黒人曹長が、脱出するよう命令されたロブに教える。「政府は“ハンマーダウン・プロトコル”を発動させた。マンハッタン島を吹き飛ばすつもりだ」2機のF/18戦闘機が離陸し、30分後には更に4機の発進準備が整う。怪物への最後の攻撃が失敗した場合、この地は焼け野原となるのだ。ま〜たそのパターンか!! 黒人曹長はロブの腕時計が動いているのを確かめ、「明朝6時に40丁目とパーク・アベニューの交差点から最後のヘリが飛び立つ。それに間に合えば乗せてやる」と出口を指差し、急げと追い立てる。


ロブ、兄ちゃんの彼女、ビデオ男の順番で東60丁目通りを突っ走り、隣の超高層ビルに斜めにもたれかかっているタイムワーナー・センタービルの姿に呆然と立ち尽くす。無理だろ、明らかに!! しかも、戦闘機が頭上をゴー!! 遠いような近いようなところで、爆音がちゅどどどどーん!! 隣の超高層ビルから彼女のアパートの屋上へ飛び移るという、ダイハードなビデオ男の思いつきにロブがエレベーターへ向かって猛ダッシュ。冗談なのに!! エレベーターが動かないため階段を駆け上がる、駆け上がる、駆け上がる。無理、無理、膝がガクガクだ。ところが、まるきり元気でいつの間にやら47階まで上がり、その2つ上のフロアの崩れた壁から、斜めになっているビルの屋上へと移る。無理!! こんなに斜めってたわりには建物の中の被害は少なく、次の場面ではもう37階の彼女の部屋へ到着。ホントかよ!!



ロブの彼女は左肩を鉄筋に貫かれていた。ロブの呼びかけに彼女の意識が戻る。すぐさま、いち、にの、さーん!! で彼女の身体を引き抜き、怪物への攻撃の振動を感じながら隣のビルに駆け戻る。この辺りはビデオ男がサボリっぱなしで、途中、怪物が近くに現れたものの、40丁目のパーク交差点に辿り着いた。あの黒人曹長がロブたちをヘリに導き、最初に兄ちゃんの彼女が乗り込み、定員オーバーで飛び立った。死ぬね。あと5秒で死ぬね!!


最後のヘリにロブ、ロブの彼女、ビデオ男が乗り込む。「ベルトを締めろ!」黒人曹長が外からスライドドアを叩き閉めて、ヘリが飛び立つ。垂直上昇したヘリが高層ビル群の上へ出ると、東の空が明るくなっている。戦車の砲撃は効果がなく、ステルス爆撃機からバラバラバラバラバラバラバラバラと投下された爆弾の閃光が次々と炸裂し、そのうち2発が怪物の背中を直撃した。その身体が初めてぐらりと揺れる。ビルの壁面をガラガラを崩しながら、前のめりにビルの谷間に沈んだ。ビデオ男やロブが歓声を上げ、操縦席の兵士もこぶしを突き上げる。甘いっつーの!!


倒れた怪物に正確に爆弾が投下され、舞い上がる土埃と黒煙で怪物の姿はまったく見えない。ヘリが上空を旋回し、煙が充満した場所へ差し掛かる。その瞬間、跳躍した怪物の前脚がびろーんと伸びてきて機体に接触。ほらー!! コントロールを失ったヘリがぐるーん、ぐるーん、ぐるーんと回って、オエー!! ぐるーん、ぐるーん、ぐるーんと大きく回りながら、オエー!!


墜落したヘリの無線が、15分後にハンマーダウン・プロトコルを実行すると告げる。気絶していたビデオ男をロブの彼女が起こし、ハンディカメラも壊れていない。ホントかよ!! ていうか、瀕死の重傷だったロブの彼女がすっかり元気になっているのはどういうワケだ。2人は爆発寸前の機体から足が挟まれたロブを助け出し、ハンディカメラを忘れ取りに戻ったビデオ男は、自分の名前を呼ぶロブとロブの彼女の悲鳴まじりの声に振り返り、頭上に現れた怪物の姿に背筋が凍り付く。


怪物の巨大さに圧倒され、身動きも出来ない。ここで初めてはっきりとその姿が!! なんつーか、トカゲとかイグアナとかそんな感じの顔。出目金の目玉のような空気袋が側頭部にあって、膨らんだり、萎んだり、膨らんだり、萎んだり、膨らんだり、萎んだり、怖くもなく、カッコよくもなく、強そうでもなく、何だかビミョー。足が震え逃げ出す事も出来ないビデオ男は、カメラを怪物に向けた。ロブ、ロブの彼女の必死に呼びかける。永遠に続くかと思われた静寂の後、牙だらけの口を大きく開いた怪物がビデオ男に襲いかかり映像が揺れる、揺れる、揺れる、揺れる、揺れる、揺れる・・・


怪物から吐き出されて動かなくなったビデオ男の横顔をカメラが映し続ける。駆け付けたロブがハンディカメラを掴んで、彼女と逃げる。ヘリでの脱出に失敗した今、自らの死を覚悟しロブもこの状況を撮影し残す事に決めたのだ。ていうか、このビデオのバッテリーは何時間もってるんだ。


広大なセントラルパークの中を走るロブとロブの彼女が、グレイショット・アーチの下へと駆け込む。ハンマーダウン・プロトコルの実行を告げる警告のサイレンに覚悟を決めたロブは、自分の名前と「7時間前に何かが街を襲った」とカメラに収めると、同じように彼女にもメッセージを残すよう促す。「愛しているよ」とロブ。「私も愛している」と彼女。激しい爆音が2度続き、寄り添う2人の身体が瓦礫に消える。映像が乱れて途切れ、重ね撮りされる前のコニーアイランドの観覧車から撮影した映像に切り替わる。


テープの冒頭と同じ4月27日、観覧車の中でじゃれ合うロブとロブの彼女が映し出される。ロブがめいっぱい腕を伸ばして録画している映像の、2人の背後の沖合いに水しぶきが上がる。バカ、いちゃいちゃしてる場合かロブ、ズーム!! ズーム!! ズーム!! 上空から“何か”が落下したが、2人は気づかない。おしまい。


お約束で、エンドロール後に「破壊者」の咆哮が一声入ると思っていたら、誰だか分からない人の声で字幕もなし。死体が映っていない人は続編で出て来る可能性はあるけど、取りあえず、兄ちゃんの彼女は逃げ延びたのではないかと。


で、いつもは最前列か2列目での鑑賞を決めている私も、ハンディカメラの激しく揺れる映像に、米国でゲロを吐いた人がいたと聞き、ブレアウィッチプロジェクトを観た時以来の、大劇場の真ん中辺りで観た。結果、乗り物酔いの酷い私でもゲロは吐かなかったが、自宅に帰っても頭痛が治まらず、頭が痛すぎて気持ち悪くなった。


「LOST」は最初の方だけ面白かったものの、大風呂敷広げて小ぢんまりの「エイリアス」「M:i:III」と私の中で株が大暴落のJ・J・エイブラムスだけに期待していなかったけど、背景を一切明かさず曖昧なまま終わったところが大正解。面白かった。満足。続編は別の民間人のビデオ映像らしい。★★★★