ホクロ取りました2

前回のあらすじ。黄色い悪魔(スギ花粉)に鼻水を垂らしながら思いついた計画により、鼻の横にある直径4ミリの膨らんでいた薄茶色のホクロを、花粉人口が増えてマスクをしていても目立たない3月に炭酸ガスレーザーで切除。当日、保険が適用されると知って調子の乗り、急遽、全く気にしていなかった1ミリのミニホクロもついでに取ってもらう・・・


2週間後の状態を診てもらうため形成外科へ行って来た。前回と同じく、30人は座れる待合室が完全に埋まるくらい混雑していて、予約しているにも関わらず50分も待たされて、危うくお腹がグウグウ鳴るところだった。行く前に食っとけ。おまけに、10分で一巡りしてしまう医院の案内ビデオが、本に集中できない音量でエンドレスで流されており、次に院長が言うセリフを脳内ツッコミできるくらい覚えてしまった。まったく、私が説明できるくらいだ。


ホクロを取って最初の数日は、かさぶたを無理に剥がした痕のように、ピンク色でクレーターのように凹んでいたが、1週間もすると、処方された化膿止めも、もう必要ないんじゃないの? なくらいすっかり乾いていて(いや、塗ってました)、今度は周囲が若干盛り上がってきて、火口のような感じ。噴火、ドーン!! みたいな。


ていうか、大きくなってないか? 傷痕!! いやいや、治るまでの我慢、我慢。むしろホクロ以上に目立つ赤みは、ニキビを潰した痕のようには見えず、「大人」なら敢えて聞いて来ないと思うが、親戚のオバちゃんなら「ちょっと、ちょっと、その顔どうしちゃったのよ?」と聞かれそうなくらい目立つ気がする。・・・と、思っていたけど、つい先日、実家で両親と3人で食事した際に、何がなんでも聞かなければ気が済まない質の母親が何も言ってこなかったので、案外、引っ掻いて血でも出たか? くらいの、他人にはさっぱり興味ないレベルなのかも。


経過を診てもらうと「順調ですね」だそうで一安心。前回も聞いたが、もう1度今後の説明をしてくれた。まず、施術から2ヶ月後が「赤茶色」の痕が1番目立つ頃で、それから徐々に色が薄くなっていく時期は、シミになるのを防ぐため日焼け止めを欠かさないようにして、約6ヶ月で肌色になるという。いやもう、直径4ミリのシミはヤバイだろ。5月は1年で1番紫外線の強い月だけに、ホクロを取るなら10月頃がいいかも知れない。


化膿止めクリームはもう塗らなくてもよくなり、色素沈着を防ぐため、当院で販売している高濃度のビタミンCのローションを購入し、朝晩つけるようにして下さい、という。でたな、壷も羽毛布団も買わないぞ!! と身構えていたら、 10mlで1,260円と聞いてホッとした。よくよく考えてみれば高いものの、ホクロ痕の部分にだけ使う分には1ヶ月はもつそうだ。今回はこれで終わりで、別室でローションの説明も合わせて10分くらいで終了。診察代とローションで、1,630円だった。次回は「最も赤茶色になっている」という1ヶ月半後の予約。ちなみに、今も外出中はマスクは手放せない。


高濃度ビタミンCのローションは、かぶれてしまう人もいると説明を受けてビビリながらつけたが、水のようにサラリとクセもなく、私には特に気になる刺激もトラブルもなく快調、快調。冷蔵庫で保管するため、いちいち容器が食べ物くさいのが気になるくらい。あと、ここ数日気温が低いので、いちいち冷たい!! 経過報告はまた。


※今までにかかった料金
4mm(保険適用)と1mmの計2箇所のホクロ切除 6,120円
化膿止めクリーム 340円
診察 370円
ICローション10ml 1,260円