芝桜の丘へゴー!!

この季節になると、天気予報コーナー等のロケで見かける、芝桜で埋め尽くされた一面ピンクの花じゅうたん、秩父の「羊山公園」へ行って来た。


前々から行きたいとは思っていたが、ビミョーに遠いし、アレしか見るとこ無さそうだし、何より恐ろしく混んでそうで、考えただけでめんどくさー!! と後回しにしてきたが、ここ連日、テレビの画面中がピンク、ピンク、ピンク、濃いピンク、赤、白、ピンク、ピンクピンク、ピーンク!! の様子を見て、やっぱり行きたくなった。


7時32分、会社へ行くより早起きし、青梅線立川駅出発。
7時44分、拝島駅到着
7時50分、「まもなく電車が参ります〜ボタンを押してご乗車ください」と、自分でドアを開ける乗車アナウンスが新鮮な八高線に乗り換え。ぶらり途中下車の旅って感じ!!
8時09分、窓から見える光景が、どこの田舎だこりゃという頃、東飯能駅到着。
8時27分、西武秩父線に乗り換え
9時17分、西武秩父駅到着。


自宅を出てから西武秩父駅までちょうど2時間くらい。ずっと座れたのは良かったけど、ホントに遠かった。もう腰が痛い痛い。で、観光客対応していない、狭い上りエスカレーターにジリジリしつつトイレへ駆け込むと、ズボンの裾を上げた和式便器体勢のオバちゃんがズラリ。くう、出遅れたか。ここのトイレは4つしかないので、あっという間に私の後ろには20人くらい並んでいた。


西武秩父駅から羊山公園までは「急坂コース」と「山里コース」の行き方があり、そりゃ山里だろうと、迷わず山里コースへ。途中、急な上りの階段の箇所があるのだが、ここの幅が狭いため、行き交う人たちで前に進めず、こんなところで大渋滞。ていうか、アンタたちもう帰るの? 早っ!! そして、階段を抜けると道幅も広くなり、のんびり歩きながら約30分で羊山公園「芝桜の丘」に到着。資料によれば約16,000?、8種類35万株以上の芝桜が植えられているそうだ。うひょーーーーーーーーーーーーー!!


花の見頃の季節のみ入園料が300円。チケットを見せれば再入場も出来る。早速、チケットを買って少し歩くと、突然、目の前にピンク、ピンク、ピンク、濃いピンク、赤、白、ピンク、ピンクピンク、ピンクーーーーーーー!! そして、ほのか〜に漂ってくる芝桜のいい香り。きゃーーーーーー!!


ここで撮って、ここで撮って、ここで撮って!! と興奮して写真を撮りまくってから、冷静になってブラブラ歩いてみると、あらら? 花はこれだけ? もっとこう、視界一面がピンク色になるんじゃないの? と途端にテンションが下がってきた。緑の丘や観光用の通路を差し引くと、花は視界の6割程度という感じ。って全然分かんないって。


一面ピンクのポスターやテレビ映像の期待が大きすぎたか、映っていないところまで花じゅうたんが続いていると思っていたけど、正直予想外に狭かった。花だらけで写すにはこの一角しかない!! という角度にやはり人も集まってる。


30分ほどブラブラして気が済んでしまったので、帰りは近道表示のあった「急坂コース」へ。これが近道じゃなかったら怒るよコンチクショーなくらいキツかった。運動不足な私には筋肉痛必死の膝がガクガク角度で、ハーハー言いながら上ってる人は大勢いるけど、全然無理!! 確かにかなり近道だったが、行きは山里コース、帰りに急坂コースがおすすめ。


駅に着くと、降りる人でホームが大混雑。いやもう、早く起きて行って大正解。通路はそれほど広くないし、午後は相当混んだに違いない。どうでもいいが、東飯能で35分も電車が来なくてがっくり。スタバでコーヒーでも飲もうと階段を降りて2度がっくり、スタバどころか東口には宝くじ売場がポツーンと1軒あるだけ。うそー!! 仕方ないので西口へ行って3度がっくり、ポツーンとファミマが1軒あるだけ。どんな田舎なんだ、東飯能!!


で、結局のところ芝桜の丘はどうなのよ?
えーと、こんな田舎まで行き(おっと、失礼)、300円払ってまでこれほど混雑しているのに驚いた。バスツアーのバッヂをした人もかなり見かけたし、とにかく通路は人、人、人だらけ。確かに花はキレイだけど、わざわざ行くほどのものでも・・・という感じ。