名古屋へゴー!! 中編

名古屋城を満喫したので、地下鉄で「熱田神宮」へ移動した。ここで名古屋七不思議その1。エスカレーターの中央に、黄色い線が引いてある。何故にわざわざ線を引くか? 名古屋人!! ちなみに、混雑していない時も、歩いて昇らない人は左側に立っていた。恐るべし、線の呪縛!! 横幅の狭いエスカレーターには線はなかった。そりゃそうか。


森の中にある熱田神宮は、方向音痴の脳内コンパスを惑わす(元々、狂ってる)見晴らしの悪さで、別宮や宝物館へは行かずに、本宮だけ。お賽銭を入れようとしたら5円がなく、奮発して10円入れたら、後から来た若者集団が「基本、百円っしょ」と話していた。基本なのか、百円!! ここで夕方4時。おやつを食べなきゃいけないので、なんで? 境内にある甘味処「清め茶屋」で休憩。清め餅(おまんじゅう)と抹茶セット450円。甘さ控え目だった。


観光終わって、ホテルへ。温泉が希望だったんだけど、土曜日の予約が取れなくて、ビジネスホテルの「ホテル ルートイン名古屋東別院」にした。ここは人口ラジウム温泉の大浴場がある。名古屋駅からは1回乗り換えて、最寄りの上前津から4分、東別院からは6分とちょっとめんどくさい位置にあるが、やっぱり風呂がデカくないと、年寄りは疲れが取れないのだ。


チェックインして部屋へ・・・入った瞬間、クサッ、この部屋匂うよー!! の、某芳香剤CMのように、ビミョーにタバコ臭くショックでかし。モーレツに臭いわけじゃないけど、染み付いちゃってる感じ。荷物を置き、っていっても、パンツと靴下の替えとお菓子しか持ってきてないけど、夕食を食べに外出する際にフロントで聞いたら、翌日なら部屋が空いていて禁煙室へ移れる事になった。


夕食は地下鉄「伏見」から5分、名古屋コーチン手羽先がウリの「鳥椀(ちょうわん)」。入った途端、ブックオフ並の掛け声にヤバイと思ったが、味付けも居酒屋。コーチン手羽先は塩で食べたらサイコーに美味しそうなのに、皮を埋め尽くすほどの香辛料がべっとり振り掛けられてして、こすり落としても舌がビリビリした。「合鴨ローストほっこり大根の塔」は、合鴨が恐ろしく甘く強く濃く味付けされていて、もうメチャクチャ。ここで美味しかったのは岩石焼きで、これは下味のない心臓、腿、首の後ろの3部位を、熱した岩石で焼くので、肉の旨味を満喫できた。


ホテルへ戻って、大浴場へ行くと、ドアに張り紙が。女性の風呂には、防犯のために入口に鍵が掛かっており、フロントで鍵を借りなくてはいけないのだ。なんと、めんどくさー!! 用意されている甚平を着たはいいが、フロントまで行くのハズカシー。って、誰も見てないですか、そうですか。


この鍵は何個かあるようで、脱衣所へ入ったらドアの鍵を中から掛け、ドアには常に鍵が掛かってる状態にしておくのだ。そういえば、私はシャワーとカランの切替えを間違える事が多く、この日も蛇口の下に手を入れてボタンを押して、頭からシャワーを浴びてきた。紛らわしいんだよ!! 風呂はサイコーに気持ちよく、ホテル周辺は何も無いし、駅からちょっと歩くけど、疲れが取れた。次回へ続く。