グリグリ・パート2

排水溝に溜まる抜け毛の多さに秋の訪れを感じる、今日、この頃。抜け毛の秋、ピーンチ!!


で、昨日の続き。突然、口の粘膜に現れた親指大の「グリグリ」を見てもらうため、歯科口腔外科に行って来た。問診票に「粘膜にできものが出来た」と書いておいたので、診察室に入ってすぐ、できもの担当の先生が笑顔で挨拶に来た。


まずは触診しましょうと、親指で口の中から、人差し指と中指で顔側からグリグリを挟み込み、グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ。ちなみに、こうやって強く挟むと、筋肉と粘膜の間にあるグリグリが、右へ左へ上へ下へとツルッと逃げる感覚が面白くて(その後定位置に戻る)、自分でも何十回となく触っていたので、できもの先生も楽しかったに違いない。違いますか、そうですか。


途中、痛さチェックなどしながら「ひはくはりまへん」と情けない返事をし、グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ、グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ、相当グリグリした後、できもの先生がどこかへ行き、しばらく待たされた。


ただでさえ唾液が出ないのに、グリグリ検査で余計に口の中が砂漠と化した頃、年配の先生登場。やっと本格的な検査に入ると思いきや、年配先生も親指で口の中から、人差し指と中指で顔側からグリグリを挟み込み、グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ、途中、痛さチェックなどしながら「れんれん、ひはくはりまへん」と同じ返事を繰り返し(ちなみに全く痛くない) 、グリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリグリ、思う存分グリグリして終わり。


「位置から悪性の心配はありませんが、紹介状を書くので、水道橋の東京歯科大学で精密検査をしてくだい。」と年配先生。


「水道橋? ですか? ・・・・」立川の病院を紹介してくれよー、紹介してくれよー、紹介してくれよー(脳内リフレイン)」


私のこの「めんどくさ!! 」心が伝わり、もっと近い病院を紹介してくれないかと期待していると、「水道橋? ですか? ・・・」の「・・・」を「水道橋?・・・ってどこ!? 」と思っていると勘違いした年配先生が、「立川から中央線に乗って、四谷で総武線に乗り換えですよ」と親切に教えてくれた。そんなこたー知ってるんだよ!!


そんなワケで、結局グリグリされただけ。このままどんどん大きくなる可能性があるというので、早いとこ行ってきます。