続・キューキューバスツアーへゴー!!

昨日の続き。
申し込んだのは『香嵐渓と飛騨高山2日間』という、香嵐渓ってどこにあるの? どころか、読み方も分からないコース。ンなもんに何で申し込むよ? 私。いやさー、2日目のオプションで白川郷自由散策があって、そっちに行ってみたかったから。


で、“東海随一の紅葉の名所”らしい香嵐渓を検索してみたら、場所は愛知県東加茂郡足助町足助で、読み方は“こうらんけい”と判明。なんと、変換出来るよ!! あららら、有名だった? てかもう、知らないの私だけ?



ま、いつも申し込むバス会社では、見頃を外していたり、梅雨や極寒の季節にキューキューシリーズの企画があるので、紅葉も終わってるだろうと覚悟していたんだけど、どうやら11月下旬までが見頃らしい。うはー、ビミョー!! 以前、あじさいの名所へ行った時には、とっくに枯れ果てた茶色の塊街道まっしぐらだったけど、行くのは12月2日だから、残ってる? ビミョーに残ってる? 取りあえず、図書館で本を借りてきた。なんたって、ここでの自由散策は2時間あるので、紅葉がなきゃなにするよ? ってなものだ。


ところで、今回の企画は9,900円のビックリ価格といいつつ、3人参加で1,500円、2人参加は2,000円増しで、集まったのは23人と少なめ。バスも1人で2席は使えるほどゆったりで、参加者はほぼオバちゃん、夫婦で来たオヤジがちらほら、多分20代の女性が2人という、私のリサーチによると平均的バスツアーの割合。いつもは1人参加もいるけど、今回は2人以上でないと申し込めないので、オバちゃん看護士3人組以外は全て2人参加だった。なんで看護士だと分かったかと言うと、バスの中でずっと職場の話をしていていたから。しまいには、「子宮が・・・子宮が・・・」を連発。てかもう、子宮が何なのかその続きが聞こえないぞ。ヒマなので聞いてました。


めんどくさいので途中はすっ飛ばし、無事香嵐渓到着。果たして、紅葉は!? 香嵐渓を検索してヒットしたページを開くと必ず出てくる、ココ一番の撮影スポット、真っ赤っ赤ーに色づくカエデの向こうにチョロリと見える赤い橋『待月橋』で自由散策スタート。


・・・観光客いないよ。紅葉、終わってるよ!!


気を取り直して、昼食後にも関わらず食べ物屋をチェックをしながらブラブラと歩き、入館料500円で、機織り、炭焼き、紙漉きなどの実演を見学出来る『三洲足助屋敷』へ。柵の中に牛が一頭繋がれていて、小学生の一団が盛んに「モーモー」と呼びかけ対話を試みているその後ろで、「あら、黒毛和牛。お肉にされちゃうのね」とオバちゃん。牛を見て食卓へまっしぐらとは、恐るべしオバちゃん。


ちんまりと残る赤いモミジが何とか写るように撮りながら、一番紅葉の遅いという『香積寺』へ行ってみると、もみじのトンネルと呼ばれる通りは上から下から真っ黄っ黄!! 観光客はいないし360度真っ黄っ黄ー。イヤッホー!! この時初めて、デジカメに紅葉モードがある事に気づき、試しに撮影してみたら、素晴らしくキレイに撮れてる。だー、もう、気づいて良かったコンチクショー。


紅葉写真を撮りまくって気が済んだので、近くの『桧茶屋』で猪肉入りうどんを食べた。いざ、猪肉、初挑戦!! ・・・これは、アレアレ、鯨肉の味みたい。聞かずに出されたら鯨肉と思うかも。クセが少なくて美味しかった。確か750円。


旅館の風呂は温泉じゃなくてガックリきたけど、私の住んでるマンションより広い10畳と8畳の2部屋で、洗面所まで6mはありそうなゴージャス部屋に2人でちんまり寛ぎ、料理は夜も朝も美味しくて大満足。
で、朝、ニュースを見ていたら、白川郷で初雪映像が!! なんですと、なんですと、なんですとー!!


白川郷へのオプション代金は2,500円で、参加者は12人。
めんどくさいので、途中すっ飛ばして白川郷到着。いやもう、だんだん雪が強くなってきてると思ってはいたけど、着いた時にはどっさり降っていて、冷たいし、寒いし、すれ違うみんな折りたたみ傘持ってるじゃないのー!! 買う? カサ買う? 300円で売ってるし?

貧乏性なので結局傘は買わず、頭から何から全身雪まみれになりながらブラブラと歩き回り、うどんと飛騨牛コロッケ、飛騨牛串焼き(素晴らしくウマイ。3本食べた)、五平餅を食べて、1時間半の自由散策終わり。1時間半じゃ足りないかと思ったけど、世界遺産だろうが何だろうが、これ以上寒くて無理!!


300円をケチったせいか、バスの中でくしゃみ3連発のハクションオヤジ菌のせいか、帰宅後からユルイ鼻水が止らない。だー、もう、また風邪!?