写真屋なのに

只今、コロでもピーでもないバナ便(べん)が、1日3回、それも3日連続と記録更新中!!
ちなみに本便、残便、残々便と三段スライド方式で、毎回、警報発令と同時に大津波が襲ってくる一大事。普段の便警報には波があるのに、とにかく高波あるのみ!! てかもう、3日で9回もウンコが出た日にゃー、いい加減尻も限界なのでウォシュレットが欲しいです。


パスポートが切れるので切替え申請してきた。なんたって10年ぶりなのですっかり忘れていたが、まずは申請窓口(2つ)の列に並ばされ、書類一式が揃っているかチェック。夏休みも終わりだし、空いているのではないかと思っていたのに甘かった、なんだか知らんが混んでいる。

並んでいる間ヒマなので、身を乗り出して観察していると、5人のうち1人くらいが、本人確認のための書類の不備や、申請書の記載ミスでやり直し、もしくは出直して来いとはじかれている模様。特にスピード写真の場合は、顔の寸法が合っていない事が多いと注意書きの張り紙もあった。

申請書は100ぺん見直したし、戸籍謄本オッケー、郵便はがきオッケー、本人確認のための書類は、今のパスポートが有効期間内だから、これでオッケー。しかも、旅券用の写真は、10年だけに悔いのない顔髪にしとかなきゃいかんと、半年ぶりの美容院へ行き、2分と歩かない距離にあるヨンカメラ商会(仮名)へ直行、崩れる前に撮影したのだ。


そういえば、前々回、別の写真屋で旅券用の写真撮影を待っていた時、なんとか修正してくださいと店主に頼んでいる女性の声が聞こえ、私ってばもう、家政婦は見た状態。自分の写真どころじゃなくなり、メイクと髪を直しているフリをして時間稼ぎしながら、聞き耳を立てると、どうやらこの女性はものもらいで、今日明日に撮らないと間に合わないんだけど、旅行に行く時はものもらいは治ってるんだから、修正してくれてもいいじゃーん、と言いたいワケだ。なんたって、5年間(当時は5年までしかなかった)ものもらい写真になってしまうだけに、断られても必死!! ま、ダメだったけど。そりゃそうだろうよ。いや、ギリギリに写真を撮るのは止めようと、心に刻み込んだ事件だったね、あれは。

とにかく、写真はちゃんと撮れたから大丈夫。ところが街の写真屋で撮影したと知人に言ったら、「自分でデジカメで規格に合うように撮ればタダだったのに」と言われてぶったまげ。だー、1800円もしたのに!! そんなんでいいの!? 昔はものもらいの修正もダメだったのにー!! そりゃ今もダメだろうよ。

申請窓口で書類一式を確認後、番号札を受け取り、提出用ブース前のソファへ。はーーー、やっと座って待てる。写真も問題なかったし、あとは提出すりゃいいだけ・・・と、思いきや!!

書類を見た職員は、私が糊で貼付けた写真を丁寧に剥がすと、写真貼付位置の枠線にキッチリと合わせてる。あらら、几帳面だねこの人。

「ちょっと小さいですねぇ・・・」は? え?

「それに、ちょっとピントが甘いんですよねぇ・・・特に目元が」なんですとーーーーーーー!!

ちょっと、ちょっと、ちょっと、ちょっと、なんでーーー!! 写真屋で撮ってもらったというと、確認のため職員が写真をどこかへ持ってった。だー、1800円も取っといて、小さいって、ピントが甘いって、素人か? ヨンカメラ商会ー!!

ああもう、ダメだった場合、撮り直して貰うのに、このボーボーな頭をどーするよー、などと考えながら待つ事5分、職員が戻ってきて、これで大丈夫という事で受理された。ふぅ。あー、疲れた。