温泉マイブームにつき、初湯

あけました、よろくし。
冷え性の私としては、2005年度の体温上昇を願って、東京都調布市にある『深大寺温泉 ゆかり』で初湯してきた。京王線調布駅」又はJR中央線武蔵境駅」から送迎バスが出ており、私は武蔵境駅から利用。だいたい15分くらいで到着した。

料金は1日1650円で、1時間だと1000円。在館1時間で良かったのだが、元旦だけにゆっくりして行こうと、1日にしてみた。入泉料にバスタオル・小タオル・館内着が含まれており、先日行った「スパ昭島」(2040円・タオル、館内着込み)よりは安いものの、町田の「いこいの湯」(700円・タオル別)と比べると、ちょっと高い。

元旦の混み具合はどうなんだろうかと心配しつつ、脱衣所をガラガラガラー、ギョッ!! 肉、肉、肉、肉、恐ろしく混んでいる。四角いロッカーが縦に3個並ぶタイプのため、上下左右の人がいると、かなり狭い。てかもー、ロッカー小さすぎ。上着とバッグを入れただけでギュウギュウだ。

予想外に若い人が来ており、ヤングの方たちの、スッキリ眩しい小洒落た下着姿を横目に、私はといえば、冷え性の必須アイテム、ババシャツ&ババパン(ヘソまであるデカパンツ)&ババひき(ももひき女バージョン)の3ババ姿が、さすがに恥ずかしいため、猛スピードで脱ぎ捨てロッカーへ放り込んで、いざ風呂へ。ガラガラガラー

湯気で、なんも見えん!!

風呂の中は、ラーメンを食べようとして一瞬で曇ったメガネ状態。 まさにメガネすっきり食うものなし。左の壁沿いに洗い場が並んでいるようだが、奥まで見えず、空いているところが分からない。なんかもー、遭難気分じゃーん? なんつって空いているカランを探すと、奥の壁が見えないほど湯気が充満していると思った洗い場は9つしかなく、驚くほど狭かっただけ。

待てと暮らせど空きそうもないので、入口にあるかけ湯で、ザバンザバンと身体を洗いまくって湯船に。シャンプー時間が長い女湯で、9カランは少なかろうて。

ところで、シャンプー類はどこの施設でも揃っているが、ここには今まで行ったところには無かった、メイク落とし&洗顔料が、脱衣所の洗面コーナーにある。持っていくのがめんどうなので、いつもボディシャンプーでメイクを落としてしまう私としては、ちょっと嬉しい。持ってけよ!!

風呂は内風呂が1つ、露天は水晶水風呂、香り風呂、1人でピッタリサイズの五右衛門風呂が2つ、細く開いた扉から漏れる薄明かりを頼りに浸かる赤胴鈴之介風呂、あまり大きくない岩風呂、消化器系に最適の岩見檜風呂など、細かく分かれている。一つ一つが小さいので、混んでいる日はのんびり出来そうにない。お湯は全てコーヒー色で、水面から10センチくらい下はもう、ポッコリお腹もプヨプヨ脇腹も見えないほど暗い。お湯が柔らかいというか、滑らかな肌触りが気持ちよく、私好み。肌もいきなりスベスベだ。

1時間ほどで風呂から上がり、1時間に1本の送迎バスの時間までの間、館内着に着替えて休憩室へ行ってみた。・・・タコ部屋か!! えーと、1畳2畳・・・12畳に14人の見知らぬ男女が転がり、なにかこう魚屋? 干物? 水揚げされたばっかり? 取りあえず、なんとか狭い空間に潜り込み、15分ほど横になったが、これでは全くくつろげない。

茹でダコのように真っ赤っ赤になりつつ、315円のアイスクリームを食べて帰宅。そうそう、ここのアイスが美味しかった。えーと、3個は食べたいくらい美味い。意味分かんないし。

風呂は小さく、水道は少なく、休憩室は極狭で、料金もちょっと高いが、 お湯がいいのか、身体の温まり方が素晴らしく良かった。家に帰っても、ポカポカと温かい。これは1時間1000円コースで、もっと頻繁に行きたいと思う。そして、アイスを食べなくちゃ。