鴨肉、恐るべし!!

今日は、上野の森美術館で開催中の『大兵馬俑展 -今、蘇る始皇帝の兵士たち-』に行ってきた。本当は元旦に行くつもりだったのだけど、今日の天気予報が雪と聞き、大晦日も空いているんじゃないかと、急きょ今日にした。期待していたほど空いてはなかったが、かなり人は少なかったと思う。多分ね。どうかなー。いや、空いてた。

で、大晦日だ。大晦日っちゃー年越し蕎麦を食わなきゃいかんので、某デパート地下の鶏肉屋に、雑煮用のササミ肉を買いに行ってきた。文章がメチャクチャだ。で、3切れで良かろうと決めた瞬間、となりの鴨肉が目に飛び込んできた。旨そーーー!! 100g630円と高いが、年末だしドカーンと鴨肉を買って、今晩は鴨南蛮にしちゃう? ブラボー!!

1枚が手の平くらいの大きさの香美鴨ロースで、何だか分からんが150gくらいだろうと、1枚注文。店員が袋に入れ、量りに乗せ、ピピピ・・・

『342gでよろしいでしょうか』

342g2155円、342g2155円、342g2155円、肉1枚が、にせんひゃくごじゅうごえんーーーーーーーー!?

どわー、高っ、高っ、高ーーーっ!!
量りに表示された4ケタの値段に、目玉が飛び出るほどたまげた私の姿を、店員を含め、概ね5人に見られたに違いない。ぬおーー、鴨肉素人でしたー。血圧が一気に50は上昇したかと思われるほど動揺しつつ、全くよろしくなかったのだが、そのくらいだと思ってましたわ、おほほほほー、と冷静を装い、「そ、そ、それでいいです」と、震える手で受け取ってきた。

その後も、買い物してる間中、2155円、2155円、2155円、2155円、と鴨肉ショックが頭の中でグルグルと渦を巻き、心臓もバクバクしっぱなし。ランチが2回食べられるじゃん、もー!! まったく、貧乏人の心臓に悪いので、1枚当たり、約2千円って書いて欲しいところだ。 大家族が調子に乗って5枚とか注文したらどーすんだ。いやいや、342gもあったとは、肉の重さを見誤ったのがいかんのか。くー、 浮かれてました、年末。恐るべし、鴨肉!!