エスカレーター殺人事件

いやー、今朝は風の強いのなんのって、アンタ!!
ハードコンタクトに替えた時に、ハードは風に弱く無くす場合が多いと、ビビらされてから1ヶ月ちょっと。今のところ予定外に目玉から離れてしまったという事はないのだけど、ゴーゴーと目玉を乾かすこの強風では、湿らしとかなきゃブっ飛ぶかも知れん、と目を細めつつ立川駅到着。

上りエスカレーターに乗ったところで、目薬を差そうと上を見た。最近ではトコロ構わず目薬を差すため、すぐに取り出せるのだ。で、ちゃっぽーん・・・とくる寸前、びゅう〜と突き飛ばしてきた風で、身体がフッ!! うおー、と内心大絶叫。

ほとんど上まで上ってるこの状況で後ろに倒れれば、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ゴロン、ドカッ、ゴンッ!! 火曜サスペンス劇場で崖から落ちる、どう見たって人形だろ!! な死体なみに大惨事!! もしくは、どっさり並んだ後ろの人たちをドミノ倒しの如くなぎ倒し放題!!

慌てて手すりを掴もうとしたが、右手に目薬、左手に目薬の蓋をガッチリ握りしめただけで、手が離せん!!

・・・死ぬのか、私!? パート2!! (前回参照)

そして駆けつけた刑事たちは事故で済まそうとするのだが、たまたま通りかかった探偵が、右手に握りしめた蓋のない目薬を見て言うのよ。

こ、これは・・・ダイイングメッセージ!!

「事故じゃない。これは密室殺人だ!!」

外だよ。

ってなツッコミまで、フワっと身体が浮いた瞬間から、腕を振り回して持ち直すまでの数秒間に目に浮かぶとは、これが走馬燈ってヤツ!!? 違いますね。