ラオス7 名物托鉢編
と言うワケで、ルアンパバーン名物の托鉢。滞在中に3回見た。他の国の托鉢は日の出前に行うが、観光客がフラッシュ撮影を止めないため、ルアンパバーンでは日の出後になったそうだ。
托鉢のマナーはだいたいこんな感じ。
1) 女性は肩・胸・足を見せない。
2) 頭を僧より低く。座るか膝をつく。
3) 靴を脱ぐ。
見学者
4) 僧に触らない。話しかけない。
5) 僧を見下ろす場所に立たない。
6) 至近距離の撮影、フラッシュ禁止。
7) 敬意を持って静かに。
5:10
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真っ暗けなので、とりあえず灯りへ引き寄せられる。虫か!
喜捨する人用の椅子が並べられている
わんこ蕎麦状態化する托鉢ビジネスがすごい。
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托鉢体験する外国人ツアー客向けの席。カオニャオ(蒸したもち米) の入った籠、ちまき、お菓子等が用意されている。
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喜捨された食品を捨てる専用のバケツが、一定間隔で置かれている。
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僧の一団がやってくる。ツアー客がレンゲでひと掬いずつもち米を喜捨する。その様子をガイドが1人ずつ本人のスマホで撮影する。30人なら30回!
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次の僧の一団がやってくる。ツアー客の喜捨するものがなくなる。土産売りが売りに来る。ツアー客が次々と買う。ガイドの撮影が続く。
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僧が持っているお櫃がもち米で満タンになる。通りすがりに無造作にバケツへ捨てていく。この光景が衝撃的!
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僧の一団が次々と、次々と、次々と、次々とやって来る。
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小額紙幣を喜捨する人がいると僧たちの歩みが遅くなり、もれなく受け取って丁寧に仕舞う。
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喜捨されたお菓子はもち米と一緒に鉢へ入れる。もち米まみれ!
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次の僧の一団がやってくる。ツアー客の喜捨するものがなくなる。土産売りが売りに来る。ツアー客が次々と買う。ガイドの撮影が続く。
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全員の撮影が終わると、托鉢途中でもツアー客は帰っていく。
子どもの僧にお菓子を喜捨してる人・・・ではなく、僧からもらっている。
喜捨する人のいないところでは、駆け足で通り過ぎていく。早い!
これを毎日行っているのがすごい。なんていうか、神聖なものとか厳粛なイメージとは全然違って完全に観光ショー。日本に来た外国人が忍者や侍がアルバイトだと知ってガッカリするようなものか。僧は本物だから違うか。
ラオス6 ルアンパバーンの街並編
●街全体が世界遺産のルアンパバーンは、メコン川に沿って北東から南西に伸びる一本道がメイン通り。2〜3泊する短期外国人観光客の、買食宿の9割方がこの通りに集まっちゃってるような小さな街。寺院以外の観光は郊外。そんなルアンパバーンの街並はこんな感じだった30選!
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カフェのテラス席は38度!汗でパンツの座面側の色が変わってる
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3) ゲリラ豪雨に右往左往
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ラオスの主食カオニャオ(蒸したもち米)の天日干し。ソーセージはルアンパバーン名物のサイウア。さつま芋は網で焼いて販売していた
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9) バイク乗りが自由。サンダル、運転スマホ、日除けで片手運転、日除けで雨傘を差す、豪雨で雨傘を差す、両手に大荷物、ウインカー出さない、ヘルメットなし!
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10) 古い建物を除いて建物の高さは床から15mまで。視界がババーンと広い!
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11) 建物の材料はレンガ、ドアと窓は木と決められている
12) エスカレーター、エレベーターはない。ボーシー市場で1ヶ所だけエスカレーターを見たが動いていなかった。
13) 全然バリアフリーじゃない
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14) 朝から夜まで路上で色々売っている
味名が読めない謎ジュース。紫色のジュースを飲んだ所、赤シソジュースに似た酸味のあるすっきり味。すっぱくて美味しい。
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17) 外国人観光客向けのカフェやレストランは、もれなく英語が通じる。入店時にWi-Fiパスワードを教えてくれる。
18) メイン通りには安い飲食店が少ない。ラオス感のないカフェレストランか、ナイトマーケットの露店。
19) 飲食店の店員の人数が多い。他に客がいなくても、料理が運ばれてくるまで時間がかかる。持ち帰りも座って待たされる。能率とか合理的とか気にしない。ラオスの店員4人=日本の店員1人の活動量。日本人働きすぎ!
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22) 郵便局がある。ポストカード2Kキープと切手8Kキープを購入(合計136円)。
23) 日本人観光客が少ない。歩いている人ほぼアメリカ人観光客か!と思うくらい欧米人58%・タイベトナムマレーシアインド20%・中国人10%・韓国人10%・日本人2%くらい。
25) グローバル展開のコンビニ・衣料品・ファストフードのチェーン店が一切ない
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毎日通ったミニマート。値段は街の商店とほぼ同じ。珈琲紅茶もバラ売り。カミソリの刃も1個売り!
26) 大型バスの通行が禁止。
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個人客はトゥクトゥク
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又はレンタルバイク。100Kキープ(1,360円)、120Kキープ(1,632円)
27) 多くのゲストハウスで洗濯代行。1kg当たり10Kキープ(136円)〜12Kキープ(163円)
28) 街の至る所でツアーを募集。個人旅行者も安価で郊外の観光地へ行ける。
ラオス5 ルアンパバーンのホテル編
●ラオスのホテル(4/26日〜5/7日・11泊)
「マイラオホーム ブティック ホテル Mylaohome Hotel」
Ban Hua Xieng Luang Prabang
チェックイン14:00・チェックアウト正午
朝食ビュッフェ別料金35Kキープ(476円)
航空券とのセット割でホテル代は全額OFF!のエクスペディアで予約した。ルアンパバーンはゲストハウスが多く選びたい放題。小さな街なので、メイン通りに近いゲストハウスならどこを選んでも観光に便利。私の希望は「バスタブ有り・室料差額なし」。バスタブ有りは少なくて、マイラオホームに決めた。差額なしで宿泊できる部屋が満室の場合は、追加で1泊500円〜1,500円くらい。
ラオスではゲストハウスとホテルの違いは客室数らしい。それだけ!築2007年のマイラオホームは客室数が50と多いのでホテル。宿泊した印象は綺麗なゲストハウスという感じ。次にルアンパバーンへ行く事があったら、またマイラオホームに泊まりたいと思う。通常価格は1室約3,200円。高い!もれなく満足だったけど、この料金なら選ばない。
ゲストハウス街入口。トゥクトゥクやミニバンタクシーはここで降ろされる。マイラオホームは左側のバイクが停まっている所。
チェックインのためフロントで名前を告げると、キーボードをカタカタやって「1泊か?」と言われる。いやいや、11泊で予約してるんですけど!いきなり不安になったが無事11泊できた。いやもう汗が噴き出した。私の後ろにいた米国人が2泊したいと尋ねて断られる。満室なんだ危なかったと思いきや、多分2割くらいしか宿泊していなかった。
ウェルカム珈琲・クッキー・バナナ。バナナが超完熟。ネッチョネチョで美味しい。滞在中に50本くらい食べた。
お湯が出るかチェックしようとしたら、バスタブに栓がない!大昔に読んだ超有名バックパッカーのエッセイに、「バスタブの栓はないので持参する。」と書いてあったのを思い出した。ホントかよ!
バスタブがあるからこのホテルにしたので何としても入りたい。近くの市場へ買いに行こうと思ったが、取り敢えずフロントでバスタブの栓がないと言ってみた。え?バスタブ? バスタブ入るの? なんで? みたいな怪訝な顔をされたが「用意する。」とのこと。いやいや入るでしょ。そこにバスタブがあるから!
●2泊目
観光してホテルに戻ると、バスタブに栓が置かれていた。良かった!
●5泊目
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ガタついて全力を出さないと開閉できなかったバスルームの扉が直っていた。ガラガラガラー、全部開く!ガラガラガラー、きっちり閉まる!その翌日にはまた扉が動かなくなった。なんでだよ!
●24時間対応のフロント
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早朝の托鉢に出掛ける際は、建物脇の扉が開いているので出入自由。真っ暗闇のフロントで、従業員の1人がテントで寝ていてビックリした。
●7泊目
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1度だけホテルの朝食を食べた。部屋番号を告げて現金で支払う。コーヒー、オレンジジュース、ヨーグルト、パンはお代わり自由。ヨーグルトは粘り気が強く濃厚な味で美味しい。
豚肉入りお粥。35Kキープ(476円)。ゆで卵が2個。板東英二か。
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チャンネル数は50くらい。NHK WORLDが観られた。ラオス語2・英語5・タイ語2・スペイン語かポルトガル語0.5・中国語0.5くらい。土砂降りで時々映らなくなる。
客室の設備で1番の活躍。AC差込口とUSBポートで毎日の充電が超楽々。ケーブルも絡まずスッキリ!
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8泊目。フロントで顔と部屋番号を覚えられて、言う前に鍵を渡してくれるようになった。
9泊目。2本だったハンガーが7本に増えた。
1) 観光・食事に便利な立地。
2) 熱いお湯がジャンジャン出る。
3) シャワーを使うと、便器にバッシャバシャ水がかかる。でもすぐ乾く。
4) シャワーを使うと、トイレットペーパーにバッシャバシャ水がかかる。避難させておかないと惨事!
5) 客室に居てWi-Fiはほぼ快適。
6) フロントの人たちが丁寧。
7) 11泊の滞在でシーツや枕カバーは1度も替えていない。
8) 電気ケトルとインスタント珈琲紅茶あり。
9) バスタブは全く掃除していない。日に日にザラザラしていくので自分で掃除した。
10) 靴は客室ドアの外で脱ぐ方式。多分、チェックアウトするまで部屋の床は掃除していない。
11) 木造なので音や声が聞こえる。
12) 1Fの食堂が夜はバーになる。日によって深夜まで超絶うるさい。
ラオス4 ラオス到着ワット・セーン編
■4/26(木) 7:25朝食→10:30ノイバイ国際空港→12:50ハノイ発→13:55ラオス着→市内まで車で15分→14:30ホテルにチェックイン→16:30「ワット・セーン」観光→17:00夕食→18:30ホテル
旅の2日目は、ハノイからラオスの世界遺産の街ルアンパバーンへ移動。祝・初ラオス!ホテルにチェックイン後は街をぶらぶらして、郊外へ行くツアーの料金を探りつつ、メイン通りにある寺院一ヶ所を軽く観光。
6:30 起床
7:00 いつの間に30分!胃袋を叩き起こして朝食を食べに行く
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フォークリフトか!
ハノイ市内でご飯が食べられるのは、前日の夜とこの朝の2回だけ。夜はフォーを食べたので、朝食は未体験のうなぎ春雨麺の店へ行くか、定番の汁なし牛肉混ぜ麺で安全策を取るか。気持ちは汁なし牛肉混ぜ麺に傾いているけど、量が少なめならハシゴして両方とも食べたい。
↓ホテルから歩5分
7:25〜7:50 朝食「Bun Bo Nam Bo」
●「Bun Bo Nam Bo(ブンボーナンボー)」
67 Hang Dieu,Hanoi
7:30〜22:30
ブンボー(汁なし牛肉混ぜ麺)専門店。
易者か!という箸さばき。ジャランジャランと広げて鳴らして整えて箸立てへ。
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謎の容器。帰るまで他に客がおらず分からない。食べ残しを入れる?
米粉麺の上に牛肉、レタス、モヤシ、青パハイヤ、香草、揚げニンニクが乗っている。かき混ぜて、かき混ぜて、かき混ぜて、かき混ぜて!肉味噌ぶっかけうどんタコライス風みたいな感じ。シャキシャキレタスとカリカリの揚げニンニクの食感が美味しい。これは好き。がしかし、朝食べるには味が濃くて量も多すぎた。ハシゴするぞどころか半分近く食べ残した。取り敢えず朝は無理。ハーフサイズの販売求む。
↓ウナギ春雨麺店は、ブンボーナンボーと同じ通り
●「ニャーハンミエンルオン(Nha Hang Mien Luon)」
87 Hanh Dieu,Hanoi
7:00〜23:00
MIEN TRON(スープなし春雨麺)40Kドン(188円)、MIEN NUOC(スープありウナギ春雨麺)35Kドン(164円)。カリッと揚がっているウナギが見えた。
08:15 ホテル戻り
09:20 チェックアウト。
09:40 空港行きタクシー15US$(1,650円)。走り出して5分。何でもない道の途中でタクシーが停車、運転手が通りの向こう側の商店へ。どうした。何か車のトラブルか!心配していると、運転手が水を買って飲みながら戻ってきた。自由か!
10:30 ノイバイ国際空港着。
11:05 ベトナム航空のカウンターでチェックイン
保安検査員が私の顔を見るなり「クトゥクトゥ」言う。ク、何だって? 英語? ベトナム語? 鳩の鳴き声? ホロッホー!金属探知機のゲートの手前でポカーンと突っ立っていると、検査員のなすがままに手取り足取り靴を脱がされた。クツか。 靴か。日本語か!7人に1人くらい靴を脱がされていた。
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11:40 昼食フォー184Kドン(865円)。帰国日の乗り継ぎ便の待ち時間にも同じ店で食べた。高い。
12:45 ハノイ離陸。機内サービスは水かコーラの二択。1時間なのでブランケットを受け取らなかったが、途中から冷風がガンガン出てきて恐ろしく寒くなる。
13:55 灼熱のラオスに着陸。いきなり暑い!水風呂の後にサウナに入ったような暑さ。まずは両替所へ。30,000円=2,196,000kip(以下キープ)。カウンターでタクシーチケットを買う。ミニバン、タクシー、トゥクトゥクは市内まで一律で50Kキープ(366円)。
14:15 ホテルの住所を見せてタクシーで市内へ。
14:30 ゲストハウス街は道幅が狭いため、通りの入口で降ろされる。
●ラオスのホテル(26日〜7日・11泊) →ラオス5へ。
「マイラオホーム ブティック ホテルMylaohome Hotel」
Ban Hua Xieng Luang Prabang Luang Prabang
チェックイン14:00・チェックアウト正午
朝食ビュッフェ別料金35Kキープ(476円)
16:20 ホテルを出発
16:30〜16:50「ワット・セーン」観光
●「ワット・セーン(Wat Sene)」
8:00〜17:00、休日なし、無料
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正式名称は「ワット・セーンスッカラム(Vat Sensoukharam)」。1714年、キサラート王の治世に建立。サッカリン通りの中でも比較的大規模な寺院。1930年と1957年にはブッダ生誕2500年を記念して改修が施される。テラコッタ色の外壁はもともとタイル様式の黄色ベースを、その後の改修で塗り直したもの。
17:00〜17:50 夕食「Rosella Fusion Restaurant」
ルアンパバーンで一番有名なカフェ風レストラン「タマリンド」は開店30分前。待っていられずに隣の店へ入ってしまう。これが大失敗!
●「Rosella Fusion Restaurant」アジア料理, バラエティ, フュージョン, ベジタリアン料理, ヴィーガン料理, グルテンフリー
営業時間、休日不明
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ラオスでの初食事。量が分からず注文しすぎた。肉も野菜も香草もビミョーな感じ。タマリンドの方が安くて断然美味しい。3品で153Kキープ(2,080円)
夕食がイマイチだったのでチョコ蒸しパンを買う。チョコ蒸しパン10Kキープ(136円)、水1.5L×6本35Kキープ(476円)
18:30 ホテル戻り
ラオス3 旅の1日目ハノイ到着編
■4/25(水) 10:25成田離陸→14:30ベトナム入国→市内まで車で35分→15:25ホテルにチェックイン→16:00白馬最霊祠→16:30水上人形劇のチケット受取→16:50ホアンキエム湖→17:20ハノイ大教会→17:30夕食→18:00水上人形劇→20:00チェー(甘味)→20:15ホテル
旅の1日目は、ラオスへ乗り継ぎまでの約20時間ハノイに滞在。祝・初ハノイ!ハノイといえば"海の桂林"と称される世界遺産ハロン湾。それは褒めているのかどうなのか。ハロン湾の港までは市内から車で片道3時間半かかる。残念ながら翌昼に出国するためハロン湾へ行く時間はない。
予定では10:00成田→13:45ハノイ着。定刻通りにハノイに着き、市内まで渋滞なく順調にいけば、水上人形劇までの2時間ほど旧市街を観光する計画。ハノイを観光できるのはこの時間だけ。成田にいる時から脳内でハノイの街を駆けずり回っていた。早く飛行機出して。タクシーか。
結果、ホテルの部屋に荷物を放り込んで出かけてから2時間観光できた。ホアンキエム湖北部に広がる旧市街は短時間の観光に便利。トランジットで8時間以上あるなら、余裕を見て4時間くらいは観光できるのでお勧め。それより短いなら面倒くさい。
9:42搭乗、10:25離陸、13:56着陸、14:12飛行機から降りて、14:30入国。だいたい予定通り!貨物に預け荷物はなく両替所へ向かう。10,000円を両替=2,104,000VND(以下ドン)。
ホテルの住所を見せてタクシーの手配を頼む。定額制のタクシーは市内まで500Kドン(2,350円)。高っ!両替した札束の4分の1を持って行かれて金持ち気分も20秒で終わり。翌昼に出国するからと断ってもハロン湾クルーズを勧められる。人の話を聞け!空港タクシーはチケット制で400Kドン(1,880円)〜渋滞次第。渋滞しなければチケット制の方が安い。
12:50 タクシー乗車。心配した渋滞はなく35分でホテルに到着。
15:25 ホテル到着。チェックインとWi-Fiのパスワードと朝食時間の説明に20分。翌日の空港へのタクシーを頼む。15US$(1,650円)。
●「アイコン 36 ホテル & レジデンス(Icon 36 Hotel & Residence)」※参考価格2,747円
35-37 Bat Su Street, Hoan Kiem District Hanoi 03-6743-6580
チェックイン14:00・チェックアウト正午
朝食つき、浴槽あり、24時間営業のサークルKが通りを挟んだ向かい側にあるので超便利。
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ベトナムでよく見る間口が細いホテル。エレベーターはない。客室へ案内されると部屋の中にスーツケースが置いてある。誰か使ってますけど!「君のスーツケースか?」と従業員。いまチェックインしたばかりでそんなワケあるか!違うと答えるとスーツケースを廊下へ出した。
15:50 お湯が出るのを確認しホテル出発。水上人形劇のチケットの受取で旅ぷらARTトラベル・ハノイ支店へ向かう。旧市街を時計の文字盤で例えると、ホテルが10時、旅ぷらARTトラベルが2時、水上人形劇場が5時、ホアンキエム湖が6時、ハノイ大教会と夕食の店が7時。翌朝の朝食を食べた店は8時。
↓ホテルから歩10分
16:00〜16:15
「白馬最霊祠(Den Bach Ma)」
8:00〜11:00・14:00〜17:00、月曜定休
李朝の祖である李太祖が、夢の中に現れた白馬が出た地に城壁を築いたところ、水害などを防ぐことができたとの伝説から建立された祠。
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白馬といえば暴れん坊将軍
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ベトナムに来たー!な光景を眺めながら歩いていると、満面の笑みを浮かべた浅黒の日本人男性に話しかけられた。胡散臭っ!外国で日本語で話しかけられたら無反応に限る。ワタシ、ニホンジンジャナイヨ!目を合わさず足早に歩いたが地図を渡そうとしてくるので、シッシッと手で追い払ってその場を離れた。
カンボジアで見た人
↓歩5分。
●東河門(Dong Ha Mon)
1873年にこの門からフランス軍が侵攻。フランスの統治時代破壊された、タンロン城の城壁に築かれた16の城門の中で唯一残る門。
●「旅ぷらARTトラベル ハノイ支店」
https://tabinaka.co.jp/tour/6522
5 Hang Chieu,Q. Hoan Kiem
3926-3594、091-5761905
8:00〜20:00、無休
16:30 先ほど声を掛けてきた男性が満面の笑みで出迎えてくれた。だっ!胡散臭い日本人だと思って無視した人は旅ぷらARTのスタッフだった。シッシッと追い払った自分の態度の悪さを思い出してペコペコと謝り、チケットと一緒に、さっき受け取らなかった地図をもらう。ここから水上人形劇の劇場まで約10分。
※その他の水上人形劇の現地ツアー
●「ベルトラ」
https://www.veltra.com/jp/asia/vietnam/hanoi/a/138075?utm_source=travelko_w&cid=PC
水上人形劇のチケットのみで12.5US$。送迎夕食付き40US$、送迎シクロ昼食付き35US$、サイゴン川ディナークルーズの申込みで水上人形劇が無料45US$、メコン川昼食&サイゴン川夕食付き81US$。
●「エクスペディア」
https://www.expedia.co.jp
日本語ガイドがホテルに迎えに来て徒歩で旧市街散策と夕食、鑑賞後は自分で帰る。5,413円。
●「H.I.S.」
https://activities.his-j.com/TourLeaf/SGN0040.htm
ホテル送迎で食事なし30US$、夕食付き40US$(※1名参加は倍額)
↓2ブロック歩3分
16:35 ガイドブックの飲料ページに、もれなく掲載されているチャー・チャイン発祥の店へ。チャー・チャインって何だ!緑茶にライムとシロップを足した冷たい飲み物で、ハノイの若者たちに大人気だという。
●「31 ダオズイトゥ(31 Dao Duy Tu)」←住所。店名不明
7:00〜22:00、無休
看板がハゲているのか何も書いてないので番地で確認。かなり混雑してる。注文すると中で待つように促される。店内にはお風呂の椅子のような、プラスチックの椅子が多数置いてある。空いている椅子を見つけて座ると、近くにいた店員が「それはテーブルだ。座るのはこっちだ。」という様な事を多分言っていた。全部、椅子かと思った!少し高い青い椅子がテーブルで、赤い椅子が椅子。
薄い紅茶にシロップがガツンと甘く、駄菓子のような懐かしい味。ジャスミンの香りづけとライムの酸味が効いて後味はすっきり。気力を削がれるハノイの暑さにこの甘さがほっとする。15Kドン(70円)。
↓約800m
16:50〜17:05「ホアンキエム湖」
●「ホアンキエム湖」周囲2km、ゆっくり歩いて30〜40分
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竜王から授かった剣を、その使いである亀に奉還した場所であることから、ホアン・キエム(ホアン=還、 キエム=剣)湖と名付けられた小さな湖。
●「亀の塔」
1428年、明との戦いで戦況不利となっていた後黎朝の始祖レ・ロイ王(レ・タイ・ト)は、竜王から授かった宝剣で勝利し、ベトナムを中国支配から解放した。平和が訪れた頃、王の前に再び大亀が現れ、竜王に剣を返すことを啓示される。亀は剣を咥えると、そのまま湖に沈んでいった。剣を返した小島が亀の塔の建つ場所だと言われている。亀のイラストばかりで竜王の影薄し。
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朝日の差す橋の意味をもつ旭棲(せいきょく)橋。渡るのは無料。
●「玉山祠ぎょくさんじ(Den Ngoc Son)」
7:00〜18:00、無休、入場料30Kドン(141円)
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ホアンキエム湖にあるゴックソン島に建つ小さな寺。13世紀末の陳朝時代に創建され、現在見られる白い建物は1865年に再建されたもの。正殿(得月楼)には、文・武・医の三聖人、三国志の武将関羽、13世紀に元軍を撃退した英雄チャン=フン=ダオが祀られている。
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1968年にこの湖で捕獲された、体長2mの大亀の剥製。おトボケ顔で。手が1本あるけど説明なし。
↓すぐ
17:20「ハノイ大教会」
●「ハノイ大教会(セント・ジョセフ教会)」
5:00〜19:30(平日のミサは5:30、18:15)、無休、無料
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1886年に仏教寺院の跡地に建立され、1900年初頭に現在の姿に改築されたネオゴシック様式の教会。外壁は白と黒の石材を使用。ミサの時のみ内部に入れる。ヴェネチアから輸入されたステンドグラスが幻想的らしい。入ってみたかった。
熱くないのか裸足男。HANG TENのロゴのような足跡が健康的。
↓すぐ
17:30〜17:50 夕食「Pho 10」
●「Pho 10(フォーテン)」
10 Ly Quoc Su,Hanoi
6:00〜14:00・17:30〜22:00
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ハノイ大教会から徒歩2分。牛肉フォーの専門店で色々な部位を組み合わせたメニューが豊富。チン(煮込み牛肉)、タイ(軽く湯通しした半生)、タイチン(半生+煮込み)の3種類から選ぶ。フォー45Kドン(211円)、揚げパン3Kドン(14円)。
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タイチン60Kドン(282円)。野菜スープのうどんにしゃぶしゃぶ肉を乗せたようなあっさり風味。爽やかなライムの酸味と香草が美味しい。
↓すぐ
18:20〜19:30「水上人形劇」鑑賞
17:55 この日の様子を見た限りでは、空席があれば公演直前の劇場入口でチケットが買える可能性あり。劇場の人か旅行会社の人か分からないが、30枚くらいチケットを持って売ろうとしている人がいた。
●「水上人形劇」
約1000年に渡って受け継がれたハノイ発祥の伝統芸能。11世紀頃から農民が収穫を祝うために水辺で行っていたものが始まりと言われており、宮廷にも娯楽として広まるほど人気を博す。その後一時衰退したが、1956年にベトナム建国の父であるホー・チ・ミン元国家主席がタンロン水上人形劇場を造り復活。公演は1日に夏4回冬6回。全席指定席で1等席10Kドン(470円)、2等席60Kドン(282円)。カメラの持込みは有料だが、一般人の撮影は黙認されている。
●演目は1編が3〜5分間
1) 伝統的な楽器演奏 2) ナレーションと人形の上奏 3) タンロン祭りの太鼓上奏 4) 龍踊り 5) 牧童の笛 6) 農村の生活風景 7) 蛙釣り 8) 家鴨を浸した狐の追放 9) 魚釣り・漁獲 10)民謡演奏 11) 鳳凰の踊り(生き別れとなった2羽の鳳凰が再会し子どもが生まれるまで) 12) レ・ロイ王の還剣の伝説(ホアンキエム湖) 13) 麒麟の踊り 14) 仙女の踊り(竜の子孫ラック・ロン・クアン王と、仙女の子孫オウ・コーの子どもたち) 15) 四霊獣の龍・鳳凰・麒麟・亀の踊り
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1編1編に区切りがなく次々と話が移っていく。あの演目だと思って見ていたら、次の話だったり、次の次の話になっていたりする。いつの間に!とにかく展開が早い。ベトナム語なので内容はさっぱり分からないけど、演目だけ覚えておけば全然大丈夫。人形たちが縦横無尽に水面を滑り、炎がボーボーと燃え上る。コミカルな動きが面白い。
座席は前から7列目の中央寄り。旅ぷらARTトラベルに申し込んだのが1週間前。座席の傾斜が緩く、写真を撮る人の腕やスマホやカメラでちょっと見づらい。毎月20日に翌月分のチケットの販売が始まるので予約は早めに。
↓歩10分
20:00〜20:10 甘味「Che Bon Mua」
●「Che Bon Mua(チェー・ボンムア)」
4 Hang Can,Q.Hoan Kien
9:00〜23:00・10:00〜22:00、無休
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チェーは豆や果物を砂糖で煮込んだデザート。北部では豆や芋を使った温かいチェーが、南部では氷入りの冷んやりチェーが主流。この店の看板メニューは、Banh Troi Nong(バイン・チョイ・ノン/黒ごまペースト入り白玉団子)20Kドン(94円)。
注文したのはChe Thap Cam(チェー・タップカム/ミックスチェー)20Kドン(94円)。腹痛を用心して氷抜き。白玉あんみつみたいな感じ。仙草ゼリー、アズキ、緑豆、タピオカ、ハスの実入り。つるり・もっちり・サクサク・ザクザクとそれぞれの食感が良くて、さらりと軽いシロップも甘すぎず美味しい。
↓歩3分
20:15 ホテル戻り
ラオス2 ベトナムビザ編
ラオスのルアンパバーンの滞在中に、ベトナム領事館で急遽ビザを申請取得した。なんでそんな面倒くさい事に!
日本からラオスへ行くには直行便がなく、ベトナムのホーチミンかハノイ、タイのバンコクで乗り継いで行くのが一般的。乗り継ぎで数時間待つなら観光したい。ハノイで観光ゴー!というワケで、今回はハノイで1泊してラオスへ行き11泊、帰りもハノイで1泊して帰国するという計画。そこでこの旅の唯一の大事件が! 私の日程ではベトナムのビザが必要だという事を成田空港で知った。数時間後にはベトナムなのに? 航空会社のカウンターでポッカーン!
ベトナムは観光目的の15日以内の滞在ならビザは不要。4年前のカンボジア旅行の際にも、乗り継ぎのホーチミンで往復合わせて4泊したがビザは必要なかった。が、しかーし!
カンボジアやラオスなど近隣国への乗り継ぎで、”行きも帰りもベトナムに入国して観光しよう”と考えている場合。ベトナム出国から30日以内の2度目の入国時にはビザが必要になるのだ。うっそ、いつの間にそうなった!カンボジア旅行の8か月後の2015年に変わっていた。なんでそんな面倒くさい事に、ベトナムー!
出発の4/25(水)成田空港。ベトナム航空のチェックインカウンターで搭乗券の発券を待つ間、到着後のアレやコレやの計画で脳内は熱帯モンスーン。気分はもうベトナムでフォー!ところが、カウンターのスタッフに「ベトナムのビザはお持ちですか?」と聞かれポッカーン!ビザ? え? 取ってないけど? えええ!? ワクワク気分が一瞬で消し飛んだ。急転直下の氷点下。寒い。
冷静を装いながらしどろもどろで聞き返した。「べ、ベトナムはビザは要らないですよね?」いや、必要ない。必要ないってネットで読んだ。ガイドブックにも不要と書いてあった。頼む!「30日以内に再入国する場合はビザが必要なんですよ。」と、優しく教えられる。頭の中が真っ白けになり、再びポッカーン!搭乗予定時刻とゲートの場所の案内も右から左へ素通りし、搭乗券を受け取りよろよろとベンチへ座り込む。いま知ってどうする。いま知ってどうにか出来る? いま知ってどうなる!
1) 入国は1度しかしない。これが1番簡単で時間を取られない。
2) 2度目のベトナム到着時にアライバルビザを申請。
ビザが必要だと分かっていたら、乗り継ぎ時間が1番短いフライトにしたのに、よりによって往復ともに日を跨ぐ。午前日本出国→ハノイ昼着1泊→翌昼ハノイ出国・ラオス着11泊→夕刻ラオス出国→ハノイ夜着1泊・翌朝ハノイ出国→午後日本帰国。
往路は乗り継ぎ便まで丸1日あるため、予定通りハノイで入国して観光する。成田にいるうちに復路のハノイのホテル1泊をキャンセルした。ちなみに往路と同じホテル。復路は夜着で翌朝のフライト。元々、市内まで移動しホテルに泊まっても、夕食と朝食を食べるくらいの時間しかなかった。問題はベンチで夜明かし。ぎっくり腰をやっているのでベンチはきつい。贅沢を言ってる場合か!
ハノイのノイバイ空港情報を検索。乗り継ぎ便まで約12時間。ノイバイ空港は狭く有料ラウンジは夜は閉まってしまう。入国できれば空港施設は超充実。飲食店も選べるしカプセルホテルもマッサージチェアもある。カプセルホテルに宿泊したい。何とか入国できないものか。猛烈に検索すると同じように大慌てしている人のブログが多数あったので読みまくる。アライバルビザについて正確な情報が書かれているものが見当たらなくて悩む。読んでも読んでもよく分からない。
そんなこんなで14:00にハノイに到着。もう着いちゃったよ、ハノイ!アライバルビザ申請カウンターの様子を伺うと40人くらい並んでる。時間が掛かりそう。20時に到着してから申請してとか超めんどくさい。写真撮影を含めてどのくらい待たされるのか分からない。
ビザの件は完全に諦めてラオスを満喫していた頃、街外れをぼんやりと歩いていてベトナム領事館を発見。こんな小さな街に領事館が!ホテルに戻って大急ぎで検索。街の中心地近くに写真屋もある。こんな小さな街に写真店が!証明写真を撮影できると書かれている。ホントかよ!首都でもない小さな街で急遽第3の選択肢が。
3) 現地の大使館か領事館でビザを申請。コレ。コレ!
■ルアンパバーンでのベトナムのビザの申請方法
1) 写真を用意。ベトナム領事館では撮影できない。ツーリストインフォメーションのある交差点を南へ。50mくらい歩くと右手通り沿いに写真店あり。ビザと言うだけで通じる。証明写真4枚25Kキープ(338円)。
2) 同交差点から西へ500mくらい直進した右手にベトナム領事館。申請書と料金を支払いパスポートを預ける。3日後の受け取りで55US$(6,050円)。
1) 写真店
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Kodakの看板が目印
店の奥に案内されて2回撮影。背景の修正に20分くらい待つ。人物を切り抜いて白い紙に貼った合成写真のようなダイナミックな仕上がり。
2) 領事館
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必要なものは、写真1枚、申請書、パスポート。
この時は他に申請者がおらず待ち時間は10分程度。受け取りまで1日、3日、1週間で料金が違う。私の場合は3日後の受け取り。土日祝日休みなので、水曜日の16:50に申請して、受け取りは月曜日の16:00。月曜日の夜便でベトナムへ行くと言うと、朝10時に変更してくれた。引換証を受け取り料金を支払う。パスポートを預ける。
月曜日の10時きっかりに領事館へ行き、ビザを貼られたパスポートを受け取る。
ビザ問題も無事解決。ふぅ〜・・・一安心と思いきや、日付を見て冷や汗がダバダバ吹き出した。5月7日じゃなくて、7月5日になってる。逆、逆!
日付が違うとカウンターの職員に言うと申請書を見せられた。日付欄の日と月を逆に書いてる!ぬおおおおおおおおおお!このドアホが!すみません。ホントすみません。今夜ベトナムへ行くと言うと、もう、アナタしょうがない人ねー!な苦笑顔でパスポートを奥に持って行き待つこと20分。手書きで修正してくれた。あと、観光ガイドもくれた。もう気絶しそう。
そして帰国日。5月7日(月)
ラオスの空港で、ラオスからハノイとハノイから日本の搭乗券を受け取る。19:55ハノイに到着。アライバルビザのカウンターには50人を超える欧米人の行列。日付を修正してもらったビザで待たずに無事入国。夕ご飯を食べて、ラオスで予約しておいた空港内のカプセルホテルにチェックイン。→ラオス28へ
そして翌朝。あとは日本に帰るだけ。が、しかし!
↑保安検査場の手前にある、出国する人が最初に搭乗券を見せるゲート。ここでバーコードがエラーになり、発券し直してこいやと係員に突き返された。な、な、なぜ。もう疲れちゃったよ、パトラッシュ!
ベトナム航空のカウンターへ行き説明したが、このチケットで問題ないと言われ話がエンドレス。これじゃダメだって言われたんだってば、コンチクショー!たまたま後ろに並んでいた人が日本語が少し話せるベトナム人で、代わりに説明してくれて再発券してもらえた。地獄に仏、ベトナム空港でベトナム人!そして無事日本に帰国。次回からベトナム乗り継ぎで観光する時には、往復のどちらか1度だけ入国する旅計画にしようと心にガリガリと刻み込む。
ラオス1 旅の準備編
大型連休に引っ掛けて割安で旅するシリーズ2018ゴールデンウィーク!というワケで半年前。旅の方針は、1)連休のニサンシゴ日前に出発して安い都市 2)航空券と宿で12日間8万円 3)都市の移動回数は少なく 4)料理が辛くない。スリランカに行ってみたい。シギリアロック。アーユルヴェーダ!
割安な航空券を検索して上がってきたのはラオス。スリランカはどうした!スリランカは1万円くらい高いので止めた。ラオスは2008年のニューヨーク・タイムズの行くべき国の第1位に選ばれていた。10年も出遅れてた!何があるのかというより”何もない”のが魅力らしい。俄然ラオス気分が盛り上がったところで、今年のGW引っ掛け旅はアジア最後の秘境、ラオスに行ってきました。パフパフー!
↓以下、旅の準備話がダラダラと続く。本編はラオス3へ
[ざっくりラオス]
私の中のラオスのイメージは米国映画「エア★アメリカ」くらい。まずは首都はどこだ。そこからか!ラオスの首都はヴィエンチャン。初めて聞いたヴィエンチャン。面積は日本の本州と同じくらい。ベトナムとタイに凸凹と入り組みながら挟まれた内陸国で、国土の約80%が山岳地帯。山だらけ!
49もの民族による多種多様な文化が尊重共存していて、国民の80%程度の人が上座部仏教を篤く信仰している(仏教の主要な3つの分類のうちの1つ)。外国人観光客には托鉢風景が大人気。主食はカオニャオと呼ばれるもち米。つい食べ過ぎてしまうほど美味しい。日本との時差は−2時間。日本人観光客に嬉しいビザが不要。
[ガイドブック]
私の海外旅行のいつものパターンでは、
1) 「地球の歩き方」の最新版を購入。自炊して現地ではタブレットで見る。
2) 小型か軽量のガイドブックを1冊購入。旅に持って行く。
3) 図書館にあるガイドブックを借りて、地球の歩き方と被ってない箇所をチェック。
4)「るるぶ」の地図を拡大コピーして旅に持って行く。地球の歩き方の地図は酷すぎ!
が、しかし!am○zonでアレ? と思って、図書館で検索してうっそっ!と思って、大型書店の旅行関連の棚の前で右往左往してホントかよ!と再確認。ラオスのガイドブックは、ほぼ地球の歩き方一択しかない。ハレ旅、ララチッタ、ブルーガイド、個人旅行、タビトモ、歩くシリーズ、わがまま歩き、るるぶ・・・カンボジアはあるのにラオスがない。何故!
[ラオス観光公式ガイド]ラオス情報文化監修(画像左上)
図書館のラオス関連本のコーナーに、地球の歩き方以外で唯一あったガイドブック。が、現地で得る情報で旅ができる旅練れの人以外は、地球の歩き方の購入は必須。
著者は刊行当時ラオスの首都在住の日本人。地球の歩き方とはちょっと違う、日本人好みの地元民イチ推し観光情報を期待してしまうが全然ちがう!ラオス全土の地理と文化をざっくりと知る事ができる入門編といった感じ。
読み始めてすぐ真面目本かとガックリきたけど、それぞれの地域の祭りが面白くて滞在地以外の事も気になってくる。寺院の名称や建立の経緯など、その適当さにホントかよ!とツッコミながら読んだ。ラオスの歴史が簡潔に書かれていて文字が大きいのも読みやすい。地球の歩き方の「ラオスを知る事典」は小さい文字がびっしりで全然読んでいない。ラオスはまた旅したいので最新版が出たら買いたい。
街の地図は主な寺院の位置関係のみが分かる程度。清々しいほど大雑把!観光情報やレストランの紹介は少ない。ホテルの掲載なし。住所・営業時間・休日等の記載がないのも衝撃的。アクセスも”街から舟で行ける”とか。”街からトゥクトゥクで行ける”とか。それだけ!前後詳細をすっ飛ばして紹介してる。
入国カードの書き方・簡単なラオス語・国の基本情報など、巻末に載っていそうなものは一切なし。持ち歩くような内容の本ではないけど紙が重い。国内移動の情報はイメージしやすいものの、隣国から入国する場合については詳しくない。今回滞在したルアンパバーンに関して言えば、地球の歩き方に載っていないマイナー寺院が3ヶ所紹介してある。
[世界遺産]
ラオスの世界遺産は2ヶ所。
1)「ルアンパバーン」街全体が世界遺産。伝統的な建造物、都会的建造物、19世紀から20世紀の植民地建造物の融合。
2)「ワット・プー」ヒンドゥー寺院の廃墟とその周辺を取り巻く遺跡群。
[滞在地]
鉄道は首都ヴィエンチャンとバンコク間しかないため、移動は高くて速い国内線か、超安くて乗り心地が悪くはないと噂のミニバスの二択。あまり移動したくないので、ルアンパバーンだけの1都市滞在にした。
定番の人気都市は、ルアンパバーンとアクティビティが充実しているバンビエン。ラオスは北海道と本州をくっつけたキノコのような形。日本地図的な位置で例えると、ルアンパバーンが旭川、バンビエンが札幌、首都ヴィエンチャンが函館、ワット・プーが島根。あくまでテキトーで。
●一応考えてみた、10日間の滞在で世界遺産2ヶ所とバンビエンをざっくり観光する日程。脳内旅移動しただけで疲労困憊。
1日目午前成田発ホーチミン経由ヴィエンチャン夜着1泊→2日目国内線でパークセーへ移動75分15,000円(バスは10〜13時間で1,400円〜2,500円)、市内観光して1泊→3日目車チャーター50米ドルで片道2時間、チャンパーサックのワット・プーへ日帰りで行ってパークセーに戻って1泊→4日目国内線でルアンパバーンへ移動(27,000円の国内線か、5,000円で20時間以上のバス)→ルアンパバーン2泊(寺院・美しい滝・洞窟)→6日目ミニバス移動7時間1,300円→バンビエン2泊(気球・美しい滝・洞窟)→8日目ミニバス移動4時間5,000円→ヴィエンチャン2泊→10日目ホーチミン経由で帰国。
[航空券]
滞在地を決めたところで、次は航空券。出発日は航空券が安くなるまで遡って4/25(水)、帰国日は8日(火)。ベトナムから帰国する便は、GW期間中から7日(月)早朝までその前後より5万円近く高い。
4/25(水)
成田空港10:00ーハノイ13:45(ハノイで1泊)
26(木)
12:40ー13:45 1時間5分
ハノイ(ノイバイ国際空港)→ラオス(ルアンプラバン国際空港)
5/7(月)
19:10ー20:05 55分
ラオス(ルアンプラバン国際空港)ーハノイ(ノイバイ国際空港)
5/8(火)
8:30ー15:05 4時間35分
ハノイ(ノイバイ国際空港)→羽田空港
全てベトナム航空
今のところ日本からラオスへは直行便がない。乗り継ぎめんどくさ!ラオスは中国・ミャンマー・タイ・カンボジア・ベトナムの5カ国と国境を接していて、ベトナムのホーチミンかハノイ、タイのバンコクを経由するのが一般的。乗り継ぎ時間で待たされるなら、ストップオーバーで3泊くらいして観光ゴー!タイは辛いのが苦手で行きたくない。ベトナム経由で探す。ハノイに行ってみたい。ハノイ希望!
4年前のGW引っ掛け旅でカンボジアへ行った際には、カンボジアもこの時にはまだ直行便がなくて、経由地のホーチミンで行きに1泊と帰りに3泊した。この安く立ち寄れて満喫できた記憶のせいで大変な目に遭う大事件は次のラオス2で。
ざっくり調べた往復航空券の最安値はDenaトラベルの37,500円。お、安っ!と思ってしまうけど、諸々税と手数料で結局60,260円。最初から諸々込み込み表示のエクスペディアで絞り込む。エクスペディアは私のようにあまり移動したくない人には、航空券とセットで予約すると、ホテル代がほぼ無料のスペシャルお得割になる。
割安航空券の復路はハノイに夜着が多い。乗り継ぎ便は深夜か翌朝の二択になる。
1) ルアンパバーン19時発→ハノイ20時着・0時乗り継ぎ→朝6時日本着
2) ルアンパバーン19時発→ハノイ20時着・翌8時半乗り継ぎ→15時日本着
●ホーチミン経由でヴィエンチャンの滞在を含めてざっくりと料金を調べてみた。
ホーチミン泊なし→ヴィエンチャン13泊、約8万円。安い!
ホーチミン1泊→ヴィエンチャン5泊→ルアンパバーン5泊→ハノイ1泊、17万から22万円。
ホーチミン泊なし→ビエンチャン5泊→ルアンパバーン6泊→ハノイ泊なし約11万円。
検索に引っ掛かった「スワンナプーム国際空港」経由、ルアンパバーン13泊、約12万円。スワンナプームってどこだよ!スワンナプーム国際空港はタイ。
ハノイ3泊→ルアンパバーン9泊→ハノイ泊なし、約6万円。※コレにすれば良かった
ハノイ2泊→ルアンパバーン6泊→ハノイ3泊、約18万円。
ハノイ泊なし→ルアンパバーン13泊→ハノイ泊なし、約8万円。
ハノイ1泊→ルアンパバーン11泊→ハノイ1泊、約7万円。コレ。コレがいい。コレに決まり!
●参考までにラオスのツアー料金
1) 国内最王手旅行会社。飛行機エコノミー・高級ホテル泊・添乗員なし・現地ガイド有り・全食事観光つき。2泊4日で18万4千円から23万9千円、GWは27万9千円。高っ!同社のカンボジアのシェムリアップ2泊4日のツアーより7万円くらい高い。
2) リスクの低い秘境国のツアーに強い旅行会社。日本人添乗員同行7日間で24万8千円。
3) お手頃価格の大手旅行会社。空港とホテル間のみ送迎あり・ゲストハウス泊・食事なし・フリー5日間(丸2日と夕方まで)12万円。
4) バスツアーで有名な大手旅行会社。飛行機エコノミー・高級ホテル泊・日本人添乗員同行・現地ガイドつき、全食事観光つき、8日間30万円〜35万円。
[ホテル]
フライトと滞在地が決まったので、最後にホテル。ハノイは往路と復路で各1泊。予算は2泊で5千円。もの凄くホテルがあるので選びたい放題。観光に便利な旧市街で「バスタブあり」を条件に絞り込んで予約。後に帰りの1泊は空港内のカプセルホテルに変更。
ルアンパバーンでは、ゲストハウスとホテルの違いは客室数。街の中心にゲストハウスが多く超お手頃価格。1泊当たりの料金は、松(街中心から1〜3km5つ星リゾート1万円〜4万円)、竹(メイン通りから少し外れるリゾート&スパ系6千円〜1万円)、梅(メイン通りから少し外れる大人数収容の中華・韓国系ホテル5千円〜1万円)、タンポポ(過不足なしゲストハウス。千円〜3千円)、ぺんぺん草(ドミトリー。318円〜朝食込500円)の5段階。タンポポ宿のレビューを片っ端から読んで絞り込む。バスタブありのホテルを予約。
[旅費]
今回の旅で使った総額は140,842円。11万円の予定が14万円に。いつの間に!滞在費ざっくり5万円のうち3.5万円が飲食費。手頃な価格の飲食店が少ない。屋台か、衛生面で躊躇する状況か、観光客向けの店の三択。他には空港から宿までのタクシーが4回で約5,500円。ルアンパバーンの寺院の入場料は無料が多く、12日間で1,500円くらい。ミニバンで観光地へ行くツアーは2回で1,700円。
往復航空券+ラオスのホテル11泊71,205円
航空券フライト時間変更6,440円
ハノイのホテル2泊5,747円
滞在費ざっくり50,000円
水上人形劇1,400円
ベトナムビザ55US$
[日本で予約]
ハノイの「水上人形劇」のチケット。旅行会社の代行予約で購入し、到着日にハノイ支店へ出向きチケットを受け取った。4年前のホーチミンでは現地でチケットを買おうとして観られなかった。到着してすぐ劇場窓口で数日間の空席状況を尋ねたが、調べるそぶりすらなく「ないよ!」とピシャーッと窓口を閉められた。というワケで、今度は日本でチケットを申し込んでおく。ホーチミンの敵をハノイで討つ!
●「旅ぷらARTトラベル ハノイ支店」
https://tabinaka.co.jp/tour/6522
水上人形劇のチケット代金含む予約代行1,200円+手数料200円くらい。安い!
●ルアンパバーンについて
[治安]
心配無用。
[滞在費の目安]
朝食300円〜800円
昼食300円〜2,000円
夕食300円〜4,000円
フレッシュジュース140円〜280円
アイス70円〜200円
珈琲280円〜350円
ラオ珈琲200円(まずい)
水1.5L 80円
寺院140円又は280円
竹橋70円又は140円
[商店]
大型商店はないものの、豪雨の時以外は毎晩ナイトマーケットを開催。路上では朝からフルーツや土産物を販売。メイン通りにミニマートが1軒あり、コンビニくらい満遍なく揃ってる。クレカが使える店はかなり限られる。ATMは多数あり。街中心から徒歩15分ほどの所にある大規模市場では、デザイン・配色・性能・味・サイズ・衛生にこだわらなければ、必要なものはほぼ買えると思う。
[インターネット]
少し遅いが問題なし。観光客向け飲食店では注文時にWi-Fiパスワードの紙切れを渡されたり・レシート・壁にデカデカと書かれていた。ゲストハウスではたまに途切れたくらい。
[必須品]
サングラス・雨傘・帽子・日焼け止め。全てを焼き尽くす強烈な日差しに炭化寸前。地面の照り返しは容赦なし。豪雨もあるが炎天下でも雨傘が大活躍。現地の人や僧侶たちも雨傘を差して歩いてる。晴雨兼用日傘より雨傘で。
[持ち物]
左上から右へ、衣類、スリッパ代わりのビーチサンダル、水筒(450ml)、旅スケとクリアファイル
2段目左から、虫除けリング(使わず)、ウェットシート、ティシュ、ポーチ(※1)、上着、折畳み傘、石鹸パウダー、クエン酸(リンス)、フロス、歯間ブラシ、歯ブラシ
3段目左から、気温計、扇子、メモ用紙、ボールペン2本、速乾タオル大1枚・小2枚、液体物(※2)
(※1)エコバッグ、ゲロゲロ袋5枚、S字フック2個、ヘアゴム、折畳みコップ、マスク14枚、太いゴム紐、アイマスク(使わず)、綿棒13本、ビニール袋1枚、洗顔ネット(石鹸パウダーが泡立たないので必要)、耳栓、胃薬6、龍角散ダイレクト6、酔い止め薬15錠、追加で洗濯ロープ
(※2)身体用日焼け止め100g、ニベア100g、バンテリン20g、洗口液5ml×2本、クレンジング24×2本、点眼液5ml×2本、顔用日焼け止め30g、歯みがき粉70g、ワンデーコンタクト18日分。
石鹸パウダー(洗顔・洗髪・洗身体・洗濯)100g、クエン酸(リンス)50g。ラオスは硬水のため、髪が乾燥春雨のようにバリッバリ。リンスは必須!
[
旅の必需品はラムネ菓子8袋。子どもか!のど飴、クッキー、お煎餅。ノーベル製菓のスッパラムネは程よい固さと酸味で最近のお気に入り。煎餅はもう1袋持って行きたかった。現地でオレオとミックスナッツを購入。
[旅の軽量グッズ]
[
Moon Lence エアーピロー。93g、1,299円。私の好みは空気を2割しか入れないペチャンコ使用で腰が楽々。
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mon-bellクールパーカー。171.5g。5,940円。通気性と90%以上のUVカット効果。腕が細身なので購入前に試着推奨!
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mon-bellマイクロタオル(スポーツ)。メガネ拭きのような薄さでバスタオル代わりに使える優れモノ。55g。2,106円