洗濯マーク

街も人も赤や緑やチカチカやキラキラで華やいでいるこの頃。デパートでひとり地味〜にお買物をしていた私の首元は、やけにカットソーが食い込んで苦しかった。引っ張り下げても、引っ張り下げても、歩いているうちに首元に上がってくる。あー、前後を逆に着てきちゃったねコレは。めんどうだからこのままでいいや。コートを脱がなきゃ分からないし。コート万歳!!


いやいや、ちょっと待て。朝、これを着る時に“間違いなく”確認した。洗濯マークが左側にある事を!!
大抵のシャツ類は左脇に洗濯マークがついているので、無地のカットソーを着る時には洗濯マークが左側にあるかどうかだけ見ていた。洗濯マークが左脇にチラリと見えれば、着た時に前後を間違う事もなし。どれだけ横着なんだ。ともかく、確かに洗濯マークを確認したんだから、前後は合っているはず。おかしいなぁ。コレって、こういう首元が詰まったデザインだったのか。


・・・縫い目を触ってみたら裏表が逆だった。前後が逆の上に、裏表も間違えていた。我ながら、そこまで間違えるのか!! 裏返しに洗濯して、干して、乾いて、仕舞って、そのまま着ちゃったかなー。あははははー!! 本来ならば首の後ろの内側についているサイズ表記が、行き交う人たちに丸見えになっていた。裏表に着ているのが丸分かり!! 恥ずかしー!! トイレに駆け込んで着直しました。いやいや、出掛ける前に鏡を全く見なかった自分にちょっと驚いた。やっぱりいっぺんは鏡を見ないと。じゃなくて、着る時に前後裏表を確認しよう。来年から。