落ち着け

いつも買っている低温殺菌の牛乳が品切れしていた。ちなみに「会津のべこの乳」336円。ほどよく濃厚でまろやかな甘みがオススメです。立川駅近くでは4店で買えたのが(私調べ)、いつの間にか2店しか扱わなくなってしまい、品切れの時にめんどくさいので宣伝してみた。


先日、この牛乳を買うためだけに立ち寄った店で売り切れで、もう1店の方へ行こうか一瞬迷ったがめんどくさいし、タカナシは230円だがいまひとつなので、買った事はないが隣にあった小豆色に牛のパッケージでお馴染みのジャージー牛乳にした。タカナシよりは美味しかろう。なんで? いや、ジャージーって名前が。などと考えつつ、牛乳1本持ってレジへ行き「609円です。」と言われ、思わず「えっ? 」と素っ頓狂な声を出してしまった。アンタ、バカ? 物産展の瓶入りならまだしも、紙パック牛乳がそんなするわけないじゃん!!


以前、会計欄に表示された数字は疑わない現場に居合わせたただけに(ガムを2個買ったオジさんに5,050円ですと言っていた。言われたオジさんも財布から5千円札を出した)、このバカ女がバーコードを2回スキャンしたに違いないと考え、「これ1本で609円なんですかっ? 」と強気の私。すると、バカ女がもう1度ピッとバーコードをスキャン。「はい。609円です。」うそーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!


謝って取り消してもらい牛乳を戻しに行きながらも、ちょっとちょっと、バーコードのシールが間違ってますよ、と鬼の首を取った勢いでレジへ舞い戻る光景を想像し棚を確認すると、小さな値札に609円と書いてあった。ホントかよ!! ていうか、バカ女は私でした。すみません。いやもう、ジャージー恐るべし!! 翌日、何気なく牛乳の棚を見たら、値札が2倍くらい大きくなっていた。ほらね。ほらねじゃないよ。


で、階段を下りている時、左右の足のバランス的にもう一段ある気がして(なんで?) 踏み込んで腰をグキリ!! 廊下の角を曲がる際に腰骨が壁にブチ当たり骨がビリリ!! と目測まで誤り、屈んだ拍子に洗面所のタオル掛けに額を強打し、目の前に星が煌めいた、気がした。いやマジで。で、くお〜〜〜〜とうずくまりながら、このまま死んだら密室殺人か!! 抵抗したのか腰に痣が? との見出しが脳裏を過ったので、捜査が滞らぬように書いといた。誰も思いませんか、そうですか。あーもう、また脳細胞が死んでバカが進んでしまった。