台湾14 九份・基山街
※2016年GWレートNT$1=3.4円で換算
九份は7日あれば6日雨が降ると言われる雨降りの町。元々は九世帯のみの小さな集落で、お弁当などの出前や日用品を九軒分まとめて調達していたため「九份」と呼ばれるようになったそうだ。九つ分だから九份。そのまんま!
19世紀末にはゴールドラッシュに沸き栄華を迎えるが、金の枯渇と共に人口は減少し1971年の閉山で町は衰退していく。最盛期には600ある座席が観客で埋まり、座りきれない者たちが通路でひしめき合うほどだったという劇場も廃墟と化す。
そんな九份の町を人気観光地に変貌させたのが、1989年に公開されヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した映画『悲情城市』。哀愁の男トニー・レオンが出演している。台湾人監督で初のグランプリとなった本作は大ヒットし、映画のロケ地として登場した九份は注目を浴びるようになる。すると提灯の明かりが照らす情緒ある街並みが人気となり、台北の若者のデートスポットや日本人観光客で賑わうようになる。
■「基山街(ジーシャンジエ)」
ゴールドラッシュに沸いた頃に、鉱夫たちが採掘した金を両替したところ。現在は土産物店と飲食店がびっしり連なるアーケード街。
バス停「九份老街」。ゆるい坂を上っていくと、
09:00 セブンイレブンの横が基山街の入口。
色んな食べ物の匂いがこんがらがって、
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大人気の魚の団子スープ店。一杯NT$30(102円)。
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ピータン!1個NT$15(51円)、7個NT$100(340円)
ドブ臭っ!と思った時には臭豆腐。辺り一帯がドブ臭い。じゃなくて、臭豆腐くさい。
ピーナッツぎっしりのヌガーを薄く削り、丸くて白い何かと一緒にクレープで巻いたベジタリアン食。なんだそりゃ。ひと削りする毎にカンナに詰まったネトネトを取り除くので、いちいち時間が掛かる。その方法しかないのか!
ウエディングケーキサイズにびっくりの油葱粿。米粉を蒸した餅の葱油ソースがけ。量は不明でNT$35(119円)。
九份名物の下駄のキーホルダーとストラップ。
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19:30 狭い通りを突き進むゴミ回収車。ギリギリのギリギリで!
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