あなたの知ってるかも世界シリーズ第3弾「1日使い捨てソフトコンタクトレンズ」

不思議な物語が決して不思議ではなくなる世界・・・

 

というワケで、業界シェアNo.1のワンデーのソフトコンタクトレンズといえばアレ!の某シリーズで新製品を近日発売する。光の強さでレンズの色が変わり、眼に入る光の量を調節するという。SFか!

 

薄曇りの日でも眩しさに目がショボショボしがちな私は、こんなレンズを待っていた。買う。今すぐ買う!・・・と、言いたい所なのだけど、最優先で困っているのは、1日使い捨てレンズが外しにくい問題。この某シリーズも外しにくくて苦手なのだ。

 

ここ5年ほど色々なメーカーのものを試したが、装用感と矯正視力と外しやすさの3点を備えたレンズが見つからない妥協して外しやすく見えづらいレンズを使い続けてきた。私の場合は瑞々しい装用感のシリコーンハイドロゲル素材が軒並み外せなくなる。あやのGOがCMしてる「夜、乾くのはしょうがないですよね。」という言葉に、「今時いるんだ、そんな人」と言われる始末の、生感覚のレンズもスルスル指が滑って外しにくかった。残念。

 

もはや装用感が悪くとも構わないので、とにかく外しやすいレンズを探してきた。新製品という訳ではないけど、ようやく外しやすいレンズを見つけたので紹介。しかもお手頃価格!目玉状態とカーブの個人差があるものの、レンズが外しにくくて困っている人は1度試してみて損なし。

 

「シード ワンデーピュアプラス」32枚/1,763円(近所店価格)。安い!

BC880(ベースカーブ)、DIA14.2(直径)

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[感想] 装着する時に1度で付けられない時がある。目玉にレンズを近づけた時に、スッと吸い付くようにはめられない。1日中乾く事なく快適なつけ心地。異物感は全くない。14時間を過ぎると疲労で辛くなる。1度で簡単に外せる。

 

石の上にも3年、目玉の上にも35年のソフトコンタクトレンズ歴の中で、レンズが外しにくくなったのはここ数年。35年前のレンズは常時目に何か入ってるレベルでまぶたの裏にレンズの存在感があったけど、最近の1日使い捨てのレンズは薄いので黒目にぴったり張り付いてしまう。

 

レンズが外せなくなった時の対処法は、

1) 点眼薬で目玉をしっかり湿らせる。

2) 顔は正面、視線は上へ、中指で軽くアッカンベー。人差し指でレンズを下にずらし、親指と人差し指で外す。これで外れればラッキー。

 

それでも外せない場合は、

3) 水を入れた洗面器に顔をつけてパチパチ瞬き。

4) レンズの左右どちらかの縁を指で軽く押さえて(目玉に指を突っ込む)、視線を反対側にずらす。

3、4を繰り返す。これでペロリと外れれば万々歳。

 

ちなみにここ2年の間にレンズが外せなくなり眼科医に外してもらった事が4回。35年も使ってきて自分は素人かと割と恥ずかしい。病院が閉まっている夜遅くに外せなくなると心中大惨事。一刻でも早くレンズを外したい気持ち悪さは、例えるなら雨でビショ濡れの靴下を家の中で履き続けているような感覚。ホントか。

 

黒目にぴったりと張り付いて2時間以上格闘しても外せなくなった時には、七転八倒の発狂レベルで苦しんだ。ついには禁忌である爪を立てて引き剥がすという暴挙に出てようやく外せてホッとした。これだけはやってはいけない事なんだが、白眼がブヨブヨにふやけてしまい最終手段に手を出してしまった。

 

最近まで使っていたのは「ボシュロム バイオトゥルーワンデー」。外しやすく装用感の良さは最高レベル。30枚/1,980円(近所店価格)。装着した瞬間からレンズを外すまで、裸眼を超える快適なつけ心地。このレンズは矯正視力がー9までしかないのだけが難点。足りないんだよ、ボシュロム!私の場合ー9では0.5くらいしか見えない。色々なレンズを試してきたけど合うレンズがなくて、見えづらいものの5年くらい使っていた。ー9.5以上のレンズが販売されたらバイオトゥルーワンデーに戻したい。